2018年05月10日

CLTのひび割れ

今日、ある会社で、CLTのひび割れを見た。
3プライのCLTだったが、板割れを見て、鉄骨の板割れを連想した。
ダイアフラムに使うSN400Cに相当する品質の高いCLTや合板は考えられないだろうか。
posted by TASS設計室 at 21:08| 木造の構造計算

2018年05月03日

今日から連休後半

今日から連休後半、休み休み仕事する。
建築業界以外から、建築物以外の構造設計の需要がある。
そのような業務に対応できるのは、建築構造技術者が適している。
土木にも構造設計者がいるが、建築のほうがバリエーションが広いので、応用範囲が広い。

posted by TASS設計室 at 10:49| 日記

2018年04月30日

住宅産業は認定構法がお好き

住宅産業は認定構法が好きだ。
告示や法令の改正に影響力のある業界団体が、ハウスメーカーの集まりであるため、互いに牽制し合っている。
計算で求めることができることでも、確認申請機関では審査できず、適合性判定や評定の手続きを必要とするものがある。
施行令や告示で決められたことを審査するのであるから、告示に手を加えることで、設計の自由度が増す。
いつまでも壁量計算や壁倍率という計算方法が幅を利かせているようでは技術は進歩しない。
許容応力度計算くらいは出来るようになろう。基礎の設計も、スパン表に頼らずに設計しよう。


posted by TASS設計室 at 09:57| 木造の構造計算

2018年04月29日

連休中の仕事は、ほとんど全ての構造が関係している

連休中の仕事は、ほとんど全ての構造形式が関係している。
・RC造
・WRC造
・S造
・軽量鉄骨造
・木造軸組工法
・2x4工法
木造軸組工法以外は保有耐力計算を行っている。
「建築技術」の特集記事を読み、改めて平均せん断応力度法と壁式構造の保有耐力計算を見直している。
この考え方は、そのまま2x4工法やスチールハウスに応用できる。

posted by TASS設計室 at 13:24| 閑話休題

2018年04月28日

月間建築技術の壁式鉄筋コンクリート造の特集記事

月間建築技術の壁式鉄筋コンクリート造の特集記事は、断片的な知識をつなぎ合わせるには最適な記事である。ここに書かれている知見は、壁式鉄筋コンクリート造に限らず、2x4工法やスチールハウスにも応用できる。
もっとも、2x4工法の応力計算は、壁式鉄筋コンクリート造の計算そのものである。ところが、2x4工法のマグサの端部の応力に対する断面検定は行われていない。上からの押さえ効果があるから、マグサ端部のモーメントは処理できるそうだが、それは壁式鉄筋コンクリート造でも同じだ。
スチールハウスの構造計算は2x4工法と同様の方法だが、壁の反曲点高比は 1.0 としている。スチールハウスは、標準せん断力係数を 0.3 としているので、2x4工法の3倍の水平力になる。
スチールハウスは鉄を使うから鉄骨造で、鉄骨造のルート1は標準せん断力係数が0.3だから0.3を採用するそうだ。2x4工法と大して変わらないのに、こんなにも違う。
大きな違いとしては、耐力壁の靭性ではないかと考えている。薄板にビス止めは、強度の高いビスを使えば、せん断強度は上がるが、地震で繰り返し力が加えられると、穴が広がって耐力が下がることは想像に難くない。スチールハウスは、保有水平耐力計算には適さない。耐力壁の靭性を高め、Ds=0.3以下で計算出来ないものだろうか。塑性率の高い壁を考えると良い。

posted by TASS設計室 at 18:59| 閑話休題

2018年04月27日

RC造の耐震補強は、ハイブリッド構造

RC造の耐震補強は、ハイブリッド構造である。
外付けフレームで補強設計を行った際、外付けの柱の軸方向変形が無視できないことを知り、角形鋼管の中にコンクリートを詰め、CFT構造とした。この考え方は、木造の中高層建築にも使えると思う。
RCの柱梁の間に鉄骨ブレースを入れることもハイブリッド構造だが、最初は、この方式には異論が出ていたそうだ。耐震診断は1968年に日米共同研究から始まったそうで、当時の研究者の講義を受けたことがある。
木造の高層化に伴い、中低層の構造にも、ハイブリッド構造が増加するに違いない。RC造と木造、S造と木造の接合部の設計、両者の剛性の違いの評価が設計のポイントになる。
posted by TASS設計室 at 18:26| 構造設計

混構造の計算

混構造の計算における下部構造の計算は、木造の脚部の応力を、下部構造に伝達する計算を行う。
今までは、荷重を平均化して計算していたが、それでは短期の軸力に対応できないので、細かく計算するようになる。RC梁に定着するアンカーボルトのコーン破壊についても検討するが、梁せいが小さいと、苦しい計算になる。そんな時は、木造の耐力壁の倍率を下げるか、耐力壁の位置を見直す。


posted by TASS設計室 at 15:34| 木造の構造計算

2018年04月26日

軸方向変形

中高層の建物では、柱の軸方向変形を考慮するが、2x4工法の場合は壁の軸方向変形は計算のやりようがない。立体解析するしかない。
高層のRC造は、施工途中のクリープを考慮するそうだが、2x4工法の場合も同様と思う。高さ方向の収縮が少なくなるような部材を使うことになるが、床の枠組の部分に集成材を使うことになり、コストが上がる。
posted by TASS設計室 at 17:19| 2x4工法

木造の設計者は委縮している

木造の設計者は委縮している。可能性を潰している。
昔の木造は、自由な設計が行われていた。
幼稚園の耐震診断で、曲面の外壁の桁にC形鋼、鉛直ブレースに16φの丸鋼が使われていた。大手設計事務所の代表が若い時に設計した建物であった。構造設計者は誰か分からないが、良い設計だ。
posted by TASS設計室 at 15:37| 木造の構造計算

外壁のALCが耐力壁

鉄骨造の建物で、外壁のALCを固定している場合、震度5程度の地震までは、外壁のALCが耐力壁になるようだ。
通常はロッキングかスウェイで設計するが、昔の建物は、完全に固定している。接合部が破壊するまでは、耐力壁として効果がある。
そういえば、H型鋼を使ったラーメンの弱軸方向に、構造用合板の耐力壁を設けたことがある。究極の経済設計だった。
posted by TASS設計室 at 09:44| 構造設計