2018年04月16日

Dsが大きい建物は、保有水平耐力計算に適さない

Ds(構造特性係数)が大きい建物は、保有水平耐力計算に適さない。
強度が高いのだから、ルート1あるいはルート2で計算するほうが理にかなっている。
実験結果を用いたら、Ds=0.7 になってしまうこともある。
軽い建物なら、1Gで許容応力度設計を行ってしまえば良い。平屋の防災倉庫で、そんな設計を行ったことがある。
保有耐力計算が立派なものとは思わない。
posted by TASS設計室 at 18:24| 構造設計

実務では縁がない設計

4/20(金曜)JSCA神奈川の全員集会で、下記の講演が行われる。
基調講演:東京工業大学 竹内徹 教授による
「エネルギー吸収部材を用いた構造デザインの可能性
心棒構造のデザインと応答制御」

難しい設計で、実務では縁がないと思うが、参加する。
久しぶりに会う人がいる。

posted by TASS設計室 at 14:42| 日記

平面異形に対応

平面形状が三角形や台形の敷地で、平面異形に対応する構造形式は、何が良いだろう。
・鉄骨造
・壁式鉄筋コンクリート造
・2x4工法
・木造軸組工法
変形した敷地に対応した小規模な建物は、上記の構造で設計した。
この中で特に小規模な建物の場合は、鉄骨造が設計しやすい。
posted by TASS設計室 at 00:29| 構造設計

2018年04月15日

混構造の計算

今までは混構造の計算で、木造の固定荷重をスラブ上の荷重として平均化して計算していたが、その方法は通らなくなった。大勢には影響ないが、上部構造の偏心が考慮できないことと、短期の軸力が適切に考慮されないからである。
この計算に対応するためには、下部構造の構造計算プログラムは、下記のものを使うことになる。
・BUS-6
・SS-3(SS-7を持っていないのでSS-3)
・HOUSE-WL(WALL-1を持っていないのでルート1に限る)
他にも使えるものがあるが、耐力壁端部の地震時の軸力を入力できることが条件である。正加力・負加力に対応することが必要なので、壁麻呂や2x4壁式では、計算できないことはないが、荷重データを入力する際に工夫が必要である。
壁式構造のルート3の計算では、Co=0.55 として、許容応力度計算で済ませてしまう方法もある。終局時の応力を、短期許容応力度以内にするのだから安全側の計算となる。

posted by TASS設計室 at 22:33| 木造の構造計算

大規模木造のメリット

大規模木造のメリットは何だろう。
比重はコンクリートの3分の1だが、単位体積あたりのコストは20倍である。
プレファブやPCa(プレキャストコンクリート)の技術の延長線上にあり、RC造やS造を混用することは避けられない。
posted by TASS設計室 at 11:51| 日記

スチールハウスはビス止め鉄骨造

スチールハウスを鉄骨造と言うなら、ビス止め鉄骨造である。
工法としては、枠組壁工法である。
スチールハウスを普及することを目的とした組織がつくられ、構造計算プログラムも開発された。
2x4工法とスチールハウスは類似点や共通部分が多く、スチールハウスは2x4工法を意識しているが、互いに技術的な交流がない。
木造軸組工法は軽量鉄骨造と似ており、両者を組合わせることも考えられる。昔は、店舗の設計などで、大断面の集成材の代わりに、軽量鉄骨や軽量鉄骨で作ったトラスを、木造軸組工法の建物に使った。

2x4工法では、ミッドプライウォールを使うことができるようになったが、ミッドプライウォールは、木造軸組工法や軽量鉄骨造にも使えると考える。ミッドプライウォールは、フレームの中に入れる使い方のほうが、使いやすい。
posted by TASS設計室 at 02:00| 構造設計

フロリダの歩道橋の落下事故

『朱鷺メッセ』を思い出しました。
https://viva-drone.com/fiu-bridge-collapse-drone-video/
主塔とケーブルは施工されていない。
http://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00142/00087/?n_cid=nbpnxt_fbed
posted by TASS設計室 at 00:53| 閑話休題

2018年04月13日

KINKO’Sのシュアバインド製本

KINKO’Sのシュアバインド製本は、費用が安くて早い。
混んでなければ、10分ほど待てば出来上がることがある。
シュアバインド製本は、厚さ5cmが限界とのことなので、両面コピーするとか、薄手の用紙を使うなどして厚さを調整して準備する。

posted by TASS設計室 at 09:05| 閑話休題

混合構造

混合構造について過去の事例を調べている。
上下方向の混構造や平面的に異なる構造を組合わせることもある。
過去に、こんな設計を行った。
・1階SRC造(一部の柱はCFT)、2〜10階S造
・2x4工法に鉄骨フレーム併用
・木造とRC造をエキスパンション無しで接続
・S造2棟を連結し、耐震強度を上げる
ポイントは剛性の評価と接合部の設計である。
平面的にL形の建物は、45度方向からの地震力には強い場合がある。
木造の構造計算も、立体解析を行い、地震の方向を自由に変えて計算できるようになったら良い。
鉄骨造の構造計算プログラムを木造に転用することもできそうだ。
今後、木造の高層化が進むと、立体解析や軸方向の変形を考慮した計算を行わなくてはならない。
posted by TASS設計室 at 08:54| 構造設計

直交壁の効果を考慮する

壁式鉄筋コンクリート造の壁の耐力は、直交壁の効果を考慮して求める。
壁端部の両側に直交壁があると、直交壁がない場合の3倍のせん断耐力となる。片側の場合は2倍とする。
2.5Aw+0.7Aw’ も参考になる。
また、壁の耐力が曲げで決まるかせん断で決まるか判断し、両者のうちの小さいほうの値を壁の耐力とする。
これにより、長さ60cmの壁が、どれほどの効果があるか分かる。耐力壁に隣接する開口部の高さを考慮すべきだ。
posted by TASS設計室 at 07:55| 2x4工法