2020年02月24日

賞味期限切れの構造計算プログラム

DAPのようにサポートが終了した構造計算プログラム、壁麻呂のようにバージョンアップする気にならず、保守契約を中断したものもある。
BUS-6を使っているので、SS-3はバージョンアップしていない。
東京デンコーのプログラムは、使いにくいところがある。エラーメッセージで部材の位置を示す際、X方向何番目、Y方向何番目という表現である。通り名で表現してもらいたい。通り芯を付ける際X方向、Y方向で通し番号にすればよいが、座標を分割すると、通し番号が崩れてしまう。主要な壁のある通りをX1,X2などとするので、その中間はX1a,X1bなどとしている。
2x4工法の計算を行う際に使い物になるプログラムは「2x4壁式3」だけだが、中高層木造建築が衰退すると必要がなくなるプログラムである。このプログラムは、壁麻呂から発展したものなので、壁式構造を統合したら良いと思う。WRCの4階で設計を始め、様子を見ながら2〜4階を2x4工法に変更することもできる。2x4工法の3階で計画したが、それをWRCに変更したいこともある。2x4壁式3は、混構造の計算はできるが、WRCだけの計算ができない。しかも壁麻呂とデータの互換性もない。壁式診断も別のデータになる。
構造システムのBUS-6とDOC-RC/SRC、DOC-Sのように、共通のデータで計算できるものは便利だ。耐震診断として計算を始めたが、新築の場合はどうなるか計算してみたいこともある。そんな時に共通のデータは助かる。
posted by TASS設計室 at 13:54| 構造設計

2020年02月21日

小規模鉄骨造

鉄骨工場の稼働率が、下請け工場を含み150%の会社がある。これ以上入らない状態とのことである。これは、一時、廃業する工場が増えたことが原因で、今は稼働率が高いが、来年以降の状況は分からない。

街の鉄骨工場を活かす仕事を増やすことが必要で、そのためには、木造住宅設計を設計している個人の設計事務所が鉄骨造の設計が出来るようになることと考えている。
小規模なビルの需要は結構ある。
ほとんど木造専業の設計事務所は、鉄骨造の設計に慣れていない。しかし、設計事務所なので、客は頼みに来てしまう。

彼らは構造体を理解していないから意匠設計ができない。僕のところに鉄骨造の構造設計の依頼があり意匠図が送られてくるが、鉄骨造と言っているだけで全く納まっていないものもある。それを指摘すると、詳細図を作成してほしいと言われる。
ディテールを知らないから設計できないのである。

解決策は鉄骨工場と構造設計事務所が彼らをサポートする体制を整えることであり、彼らが得意なプレカット工場に丸投げする要領で、鉄骨も丸投げさせることである。
制限なく自由に鉄骨造を設計するには、構造設計一級建築士の資格が必要になり、我々構造設計者の出番が来る。
それを嫌って、木造専業の意匠設計者は、鉄骨造を設計しようとしないのかもしれない。
posted by TASS設計室 at 02:11| 閑話休題

2020年02月20日

混構造4階はやめたほうが良い

小規模な混構造4階建ての相談をいただくが、規模が小さすぎることと、基本計画が不適切で成り立たないことがある。コストだけのことを考えて混構造を選択したと思うが、小規模な建物は鉄骨造が適している。もちろんラーメン構造である。
壁式鉄筋コンクリート造が成り立てば、4階建てでもルート1で設計できる。
鉄骨造4階建てはルート3になるが、混構造と比べると簡単である。
意匠設計者を見ていると、鉄骨造の設計が苦手な人が多いことが分かる。ディテールを知らないからだろう。
posted by TASS設計室 at 07:55| 2x4工法

2020年02月14日

架構の靭性

2x4工法で「架構の靭性」の検討を行うことがあるが、石膏ボードの倍率を0.8倍に低減して計算すれば済む。
本来なら剛性に基づいて水平力を配分し、壁の耐力をチェックするが、倍率で計算する人のほうが多い。
posted by TASS設計室 at 06:45| 2x4工法