2019年06月05日

RC耐震診断基準の改定で 1.5Fc

RC耐震診断基準の改定で、今まで 1.25Fc であったものが 1.5Fc まで可能になった。
コンクリート強度が出ていれば、1.5Fc まで採用可能になる。これは大きい。
SD指標の関しても改訂された。
今年度の耐震診断は、2017年の基準と事務所協会のマニュアルに従うことにする。

posted by TASS設計室 at 15:10| 構造設計

2019年06月04日

中高層木造建築は、ハイブリッド構造が主流になる

中高層木造建築は、鉄骨とのハイブリッド構造が主流になる。
2x4工法やスチールハウスは、建て方の精度を上げることが難しく、現状のままでは6〜7層が限界になる気がする。準耐火構造で建てることができる規模が、コストパフォーマンスが良い。
posted by TASS設計室 at 00:07| 木造の構造計算

2019年06月02日

壁倍率はやめよう

壁倍率という考え方はやめようではないか。床倍率も同様にやめよう。
剛性と耐力で計算するほうが分かりやすい。
1P(1ピッチ=910mm)あたりの耐力というのも煩わしい。
posted by TASS設計室 at 13:43| 木造の構造計算

小規模建築の構法

小規模建築の構法で、規模を拡大することを考えているものがある。
2x4工法は2時間耐火が実現し、6階建てが現実味を帯びてきた。
軽量鉄骨造でも、スパンの拡大を考えている。
@木造軸組工法
A木造枠組壁工法(2x4工法)
Bスチールハウス
C軽量鉄骨造
DCLT構造
などが、規模拡大の可能性がある。
2x4工法とCLT構造は開発メーカーが類似しているが、@〜Dの団体は相互に協力関係がない。
鉄筋コンクリート造では、ラーメンと壁式に加え、壁式ラーメンも存在する。
鉄骨造は、鉄筋コンクリートの耐震壁を加えることも可能で、RCとSを平面的に混用することも行われている。
そのような中で、木造は平面的異種構造に消極的である。
RC造やS造の設計者が木造に参入することが必要だが、木造の設計者は、ハウスメーカー系の設計者が多く、RC造やS造の設計に慣れていない。鉄骨系プレファブの会社は、認定工法を採用することが多く、適用範囲から逸脱した設計を行わない。
せっかく、@〜Dという確立した技術があるのだから、それらを組合わせることを考えたら如何なものだろうか。
posted by TASS設計室 at 13:14| 閑話休題

2019年06月01日

スチールハウスは鉄骨造か

時々、問題提起するが、スチールハウスは鉄骨造か。
スチールハウスは枠組壁工法である。
それを鉄骨造に当てはめ、標準せん断力係数 0.3 としてルート1-1 の計算を行っている。
耐力壁は構造用合板の面材をビス止めする。枠材や床根太は薄板形鋼である。
2x4工法では、床や小屋組にスチールハウスの部材を使うことが出来る。
これは大変有効なことで、スチール部材は変形増大係数を考慮せず、そのままの「たわみ」で良いというメリットがある。スチール部材は木材のようなクリープによる たわみ が無いからである。

スチールハウスは、枠組壁工法として定義づけ、使用部材が薄板形鋼とした設計規準にすれば良いのである。
荷重や応力は、まさに2x4工法そのものである。
それを鉄骨造のカテゴリーにしていることに違和感がある。
2x4工法とスチールハウスは、統合すべきと考えているが、縦割りの業界団体だから、そんなことは無理だろうな。
posted by TASS設計室 at 11:06| 2x4工法

2019年05月31日

木造の制振構造

木造の制振構造は、効果があるのだろうか。
面材の耐力壁もあり、そんなところにダンパーを入れて、どの程度の効果があるのだろうか。
2x4工法に制振ブレースを用いると、2〜3%の効果があるらしいが、効果というからには20〜30%は期待したい。
しかし、このノウハウは、木造建築だけではなく、軽量鉄骨造やスチールハウス、植物工場の栽培棚、倉庫のラックなどにも応用可能と思う。

鉄骨プレファブの中には、鉄骨枠の中にブレースを入れるが、あえてコーナーを外して柱や梁に枠を接続する。
これは、ブレースを破断させずに塑性変形させるには効果的だ。β割増し1.5で、ブレース端部をガチガチに固定するだけが設計ではない。このディテールは、以前から気になっており、余計な部材を使わないので、コスト的にも優れていると考えている。

posted by TASS設計室 at 18:48| 閑話休題