2019年07月15日

中高層木造建築

中高層木造建築を計画するなら、鉄骨と組み合わせたハイブリッド構造にすべきだ。
2x4工法は耐力壁として使うには良い。床はスチールハウスの部材を使うほうが変形に対して有利である。
スチールハウスは、耐力壁の枠組に木材を使うと、塑性率が大きくなり、保有水平耐力計算に有利だ。
軸組工法・2x4工法・スチールハウスを統合することから始めるべきと考えている。
各業界の横のつながりが弱く、技術者の交流がないから、こんなことは無理だろうな。
posted by TASS設計室 at 01:21| 木造の構造計算

2019年07月01日

単なる予測

耐震壁付き鉄筋コンクリート造や壁式鉄筋コンクリート造は、高さ20mまでルート1で計算することができる。
鉄骨造は、3階建て、軒高9m、最高高さ13mまでは、スパンが6m以下の場合に限りルート1−1で計算することができる。
木造(軸組工法・2x4工法)は、3階建て、軒高9m、最高高さ13mまではルート1で計算できるが、壁式鉄筋コンクリート造のルート1のようなものなので、RCやWRC並みに基準を緩めても良いのではないかと思う。
一気に20mというのは問題なので、以前のWRC規準のように、16m、4階建てという上限を設けるほうが良い。
つまり、皆さんお使いの木造の構造計算プログラムで、構造設計一級建築士の資格を必要とせずに、4階建ての構造設計ができるようになる。
単なる予測だけど。
posted by TASS設計室 at 13:41| 木造の構造計算

2019年06月04日

中高層木造建築は、ハイブリッド構造が主流になる

中高層木造建築は、鉄骨とのハイブリッド構造が主流になる。
2x4工法やスチールハウスは、建て方の精度を上げることが難しく、現状のままでは6〜7層が限界になる気がする。準耐火構造で建てることができる規模が、コストパフォーマンスが良い。
posted by TASS設計室 at 00:07| 木造の構造計算

2019年06月02日

壁倍率はやめよう

壁倍率という考え方はやめようではないか。床倍率も同様にやめよう。
剛性と耐力で計算するほうが分かりやすい。
1P(1ピッチ=910mm)あたりの耐力というのも煩わしい。
posted by TASS設計室 at 13:43| 木造の構造計算

2019年05月26日

WRC造4階、2x4工法4階

RC造の場合は、耐震壁付きラーメンという制約があるが、RC造・WRC造は建物の高さ20mまで「ルート1」で計算ができる。
同じような構造計画でも、WRC造4階は「ルート1」、2x4工法4階は「ルート3」の計算になる。

木造建築を普及させたいなら、4階建てまでなら「ルート1」で設計できるようにすべきだろう。
審査機関で、「ルート2」の審査ができるところもあるように、何等かの試験を経て資格を与えるのである。
構造に関して、「一級建築士以上」「構造設計一級建築士未満」という資格があってもよさそうだ。
自動車の運転免許で、オートマチック限定免許のようなものも考えられる。二種免許にオートマチック限定免許を追加すると考えても良い。
どうせ構造計算プログラムを使うのだから、何等かの評価を得たプログラムを使うことを条件に、木造4階まで、設計の資格に関するハードルを下げるのである。


posted by TASS設計室 at 10:59| 木造の構造計算

2019年05月21日

木造に類似した構造計算

・木造軸組工法
・2x4工法
・スチールハウス
・CLT構造
・軽量鉄骨造
これらの構造計算には共通点が多い。
壁の耐力や構造特性係数に違いはあるが、2x4工法とスチールハウスは同じ工法として良いと考える。
そうすることによって、スチールハウス2階建てを4号建築として、構造計算を省くことができる。
これができたら画期的なことだと思う。
軽量鉄骨造も、仕様規定とスパン表で設計しても良いと考える。


posted by TASS設計室 at 15:36| 木造の構造計算

2019年05月20日

木質系ハイブリッド構造

木質系ハイブリッド構造の研究が必要だ。
鉄骨骨組みで、木造の耐震壁を用いることを考える。床はデッキプレートの代わりに木質系の床を用いるが、面内せん断力の伝達は、デッキプレートの時の要領で設計すれば良い。水平ブレースを用いると、計算は簡単だが、仕上げが煩雑になる。
接合部の設計がポイントになる。
posted by TASS設計室 at 09:52| 木造の構造計算

2019年05月18日

スチールハウスと2x4工法

僕はスチールハウスと2x4工法は同じ構造と考えているが、スチールハウスは鉄骨造で2x4工法は木造である。
一方、壁式鉄筋コンクリート造はRC造に準じたルート判別を行う。
4階建ての壁式鉄筋コンクリート造の構造計算ルートはルート1で、4階建てのスチールハウスや2x4工法の建物はルート3になる。
スチールハウスは、2x4工法のスタッドを薄板軽量形鋼に置き換えたものであり、耐力壁に合板を用いることは、2x4工法と同じである。にもかかわらずスチールハウスは鉄骨造のルート1で、標準せん断力係数は 0.3 になる。スチールハウスはルート1-2を使用することはできない。
posted by TASS設計室 at 09:44| 木造の構造計算

ルート3の設計に代わる設計

壁式鉄筋コンクリート造の4階建てはルート1で設計できるが、2x4工法の4階建てはルート3になる。
1階をRCまたはWRCとし、その上の3層を2x4工法にしてもルート3になる。
その際、1階のRCまたはWRCは、偏心率を0.15以内とし、上階に対して「ねじれ」による影響を無視し得る程度の偏心率としなければならない。それは、上下を分離して計算せず、全てをまとめて立体解析すれば、ねじれの影響を考慮した計算にすることができる。
しかし、偏心率による必要保有水平耐力の割り増しを避けるためにも、偏心率は0.15以下にしたい。

2x4工法も、壁式鉄筋コンクリート造のように、4階建てまでルート1で設計できないものだろうか。反曲点高比を1.0とした許容応力度計算でも十分ではないかと考えている。

例えば、壁式鉄筋コンクリート造4階建ての2〜4階を2x4工法に置き換えたとすると、上階の荷重は軽くなり、1階の壁式鉄筋コンクリート造は無条件で成り立つと思うが、保有水平耐力を満足しないことがある。
2〜4階は、地べたに建っている3階建てを、地震時の水平力をAi分布を考慮して求める程度で良いのではないかと考えている。
下階の計算は、耐震診断における下階壁抜け柱の検討方法に倣った検討でも良いのではないかと思う。一次設計を行った上で、下階壁抜けの計算の要領で、終局耐力のチェックを行うのである。
posted by TASS設計室 at 00:57| 木造の構造計算

2019年04月25日

「2x4壁式」「HOUSE-ST1」を使う理由

「2x4壁式」「HOUSE-ST1」を使う理由は、平面的斜め軸の計算ができることが第一である。
区画毎に基礎の計算ができ、基礎梁の計算も一貫して行うことができる。
軸組工法の「KIZUKURI」は Ver.7 になったようだ。
posted by TASS設計室 at 15:25| 木造の構造計算

スジカイ用のプレート

昨日、ブレスターZ600 というスジカイ端部の金物のカタログを受け取った。
鉄骨造の設計では、スジカイ端部は、母材が破断するまで壊さないことが原則だが、この金物はスジカイ端部の金物を降伏させてしまう。
面白そうだが、考えている。
https://www.youtube.com/watch?v=ZnGfsD0blHU

posted by TASS設計室 at 10:07| 木造の構造計算

2019年04月11日

固定荷重の拾い方

現在は、壁や床の固定荷重は、壁や床の荷重に均して計算しているが、木造建築でも、大きな断面の柱や梁を使う場合は、梁の荷重を個別に拾い出したほうが良いと考える。
梁の上に線荷重を加えることで、梁の固定荷重の増加分を考慮することができるが、プログラム上で自動的に拾い出せたら良い。RC造やS造の計算では、断面に応じた固定荷重を拾うことは当然のことである。
2x4工法では、壁端部のタテ枠の本数が増えたり、太いタイロッドを付けることもあるので、それなりに固定荷重を考慮することも考える。細かく拾い出すのは大変なので、荷重を平均化して床や壁に均しで加えるほうが楽である。こんなことがあることを頭の片隅に置いて、均し荷重で計算する。
posted by TASS設計室 at 19:44| 木造の構造計算

2019年02月26日

ハイブリッド構造

中高層木造建築は、ゼネコンの仕事になる。木造の大手はハウスメーカーしかなく、総合的な技術力はゼネコンに及ばない。だから、ハイブリッド構造が進歩しないのである。
木造の中高層化には鉄骨との組合せが不可欠であり、木造専業の設計者には、鉄骨造を学んでもらいたい。考え方としては、鉄筋コンクリート造の耐震診断から学ぶべきことがある。
posted by TASS設計室 at 13:33| 木造の構造計算

2019年02月07日

木造の中高層建築

木造の中高層建築は普及しない。
鉄骨とのハイブリッド構造とすることを考えるほうが良い。
軽量鉄骨やスチールハウスも同様で、重量鉄骨を組合わせることで自由度の高い設計が可能になる。
posted by TASS設計室 at 00:34| 木造の構造計算

2019年01月20日

木造は KIZUKURI から進歩していない

木造は 1993年の KIZUKURI から進歩していない。
2x4工法やスチールハウスも同様である。
大規模木造や中高層木造建築は、ゼネコンの設計部や技術研究所が研究している。
住友林業が計画している70階建ての設計は、日建設計が行っている。
しかし、鉄骨造の2倍の建設費用をかけて、木造で70階建てを建てる必要があるだろうか。
その前に、木造の業界は、31mを完成させようではないか。
posted by TASS設計室 at 21:04| 木造の構造計算

2018年12月31日

耐力壁の周囲の柱梁

高強度の耐力壁を用いた場合、耐力壁の周囲の柱梁および接合部の耐力を計算すると、かなりヤバいことになっていることがある。耐力壁の上部の梁が分断され、通っていない時に不具合が出る。
軸組工法でも2x4工法でも同じことである。
posted by TASS設計室 at 09:57| 木造の構造計算

2018年09月12日

構造計算プログラムの裏技

2x4壁式を使っているが、何度データを入れ直しても床の配置が直らず、「閉鎖領域になっていない」というメッセージが出て計算が中断してしまう。
ファイル → 床位置リセット
で配置が修正されることが分かった。
その他、データチェックで、重要度の高いエラーが出ても、無視して計算すると、エラーが直っていることがある。「何とかとハサミは使いよう」だが、機能が豊富な2x4工法の構造計算プログラムは、これしかない。
もう一息だ、東京デンコーさん。
posted by TASS設計室 at 09:59| 木造の構造計算

2018年09月10日

構造計画は無理しないこと

構造計画は無理しないことである。
うちは、2階にLDKがあり、吹き抜けの左右で建物が分かれているが、軒天や天井面、廊下で水平構面を形成している。
水平構面の耐力が不足する場合は、天井面にも合板を貼るなど、水平構面の耐力を上げることを考える。
地下室を設ける場合、天井面を木造にしたがる人がいるが、壁式鉄筋コンクリート造とするので、地下室の天井面はRCのスラブにすべきだろう。3層の建物になるからである。


posted by TASS設計室 at 01:55| 木造の構造計算

2018年07月20日

木造の耐火構造

木造の耐火構造は,どの程度普及するだろう。
耐火構造というと、RC/SRC/S造が一般的で、信頼性もある。
建物をリフォームする際に、スケルトンにして内外装を取り替える場合にも、RC/SRC/S造は対応しやすい。
木造建築は、準耐火構造なら大いにメリットがある。
posted by TASS設計室 at 19:10| 木造の構造計算

2018年07月02日

木造は青からグレーに

木造の構造計算の指針は、「青本」から「新グレー本」になった。
ところが、それを運用している人は「イエロー」や「レッド」もいる。
次は白紙に戻るのだろうか。
「緑本」は、次に出てくる本も「緑」だろうか。
スチールハウスは「シルバー本」と言われている。

posted by TASS設計室 at 11:04| 木造の構造計算