2025年01月13日

3年で20%以上も注文住宅の市場が小さくなった

3年で20%以上も注文住宅の市場が小さくなった。
設計に手間をかけすぎる原因の1つに、設計者の総合力不足がある。小規模な建物の設計は1人でまとめよう。
posted by TASS設計室 at 12:41| 木造住宅

2025年01月12日

4月1日まで実働2か月

旧法で着工する場合、建築確認を下すまであと2か月になった。どうでもよい省エネ計算を省くことができる。
設計がまとまったところで法規と構造に絡む微調整があるが、今月中に変更処理を済ませれば十分な余裕がある。
4号建築は設計していないので、駆け込みの案件は無い。
posted by TASS設計室 at 09:43| 木造住宅

2025年01月09日

引抜力の作用点に基礎梁の無い建物

木造2階建ての構造計算で、基礎梁が連続していない建物がある。
鉄筋コンクリート造の基礎梁が必要なところに基礎梁が無いわけだが、フラットスラブ構造と上下反転したものとみなし、柱と柱を結ぶスラブを偏平な梁とみなす方便もある。しかし、梁としての仕様規定を満たす必要がある。
梁には上下に主筋があり、pw=0.2%のあばら筋も必要である。RC規準の計算外の規定を満たす必要もある。
木造の設計者の図面を見ていると、あばら筋の間隔がRC規準に適合していないものがある。あばら筋の間隔は梁成の2分の1以下とすることが必要で、梁成300mmの梁は、あばら筋の間隔を150mm以下にしなければならない。
posted by TASS設計室 at 16:17| 木造住宅

2025年01月06日

営業設計

いかにも客の言う通り且つ設計者に都合の良い図面を作成したと思われる計画がある。設計者は提案しているのだろうか。木造で耐火構造を避けるなら、普通に2階建てにすればよい。法改正後の基準で設計すると、3階建てでも楽になるかもしれない。これから申請する場合は、着工を急がないほうがよいこともある。
間取りを決めることに汲々とし、断面的な思考に及ばない人もいる。だから、頭が当たりそうな階段を設計してくる。断面図を書きましょうよ。
準耐火構造でも設計可能な建物を、木造の耐火構造で設計したものもある。どうせ耐火構造にするなら、4階建てを狙ってみたらどうだろう。軸組工法の4階建ては、添え柱を追加するが、柱を120x120で設計することができる。
ルート2のβ割増を避けるため、耐力壁は構造用合板にする。4階建ては2x4工法より軸組工法のほうが設計しやすい。

posted by TASS設計室 at 08:06| 木造住宅

2024年12月30日

営業マンが設計している

住宅産業の場合、計画の初期段階は営業マンが設計している。
そのような世界で仕事をしてきた人が独立すると、間取りを決めたら実施設計は外注と決め込んでいる。設計が好きではなく、仕事をまわすことに意識が向いている。もちろん構造設計や設備設計は眼中になく、内容が分からず安ければよいと考えている。どうせ右から左の仕事である。
理解度が低すぎるので、今までどのような仕事をしてきたか聞いたことがある。コンビニの内装の仕事を主に行ってきたという設計者もいた。一級建築士はインテリアコーディネーターの上位資格か、あるいは宅地建物取引士の飾りのような人もいる。審査機関との協議が出来ないのは、言葉を知らないからと思われる。守備範囲が狭すぎる建築士がいる。
横書きの名刺で、
一級建築士
二級建築士
と書かれた名刺をもらったことがある。「珍しいですね、三級建築士ですか」と言ってしまった。彼は木造も設計できると言いたかったのだと思う。
posted by TASS設計室 at 11:40| 木造住宅

2024年12月28日

耐震診断結果の評点の比較

最も裾野が広い分野である木造2階建ての耐震診断の評点を比較している。
HOUSE-DOC(一般診断・精密診断)とホームズ君(一般診断)を比較しているところだが、評点が3割くらい異なるので気になる。
ホームズ君で評点が1.0を超ているが、HOUSE-DOCでは1.0を下まわる。どちらも日本建築防災協会の評価を受けたものである。僕はHOUSE-DOCしか持っていないので、ホームズ君の計算は他社の計算である。納得できるまで数字を追いかける。

posted by TASS設計室 at 16:45| 木造住宅

2024年12月27日

ホームズ君とHOUSE-DOCの比較

ホームズ君を購入するつもりはないが、木造住宅の耐震診断プログラム、ホームズ君とHOUSE-DOCを比較している。構造計算書としては後者を好むが、ホームズ君はユーザーが多いらしい。
ホームズ君のユーザーによると、ホームズ君は補強量が少ないらしい。
具体的に何が違うか、同じ条件で比較する。
手計算(エクセル)で計算すると、実感して理解できる。両者の計算結果をエクセルに入力し、両者の違いを比較すると説明資料として整う。
一般診断で補強設計を行う人がいるが、補強の計算は精密診断が妥当と考えている。
posted by TASS設計室 at 19:19| 木造住宅

2024年12月21日

リフォーム工事の過半の判定チェックリスト

エクセルで簡単にできるので、リフォーム工事の「過半」の判定チェックリストを作成し、関係者に配布した。
木造の耐震診断プログラムに、この機能を追加してもよいと思う。
窓の大きさを正確に入力するほうがよいが、窓の上下は外壁下地をそのままにして、仕上げだけ新しくすれば「過半」の判定に影響ない。
外壁の「過半」の計算で、窓を除く外壁の面積を分母にする計算もあり得る。窓は外壁ではない。
屋根は軒の出を含めて面積を集計する。
ギリギリ「過半」にならないよう計画することができる。確認申請は出したくないでしょ。
エクセルで穴埋め問題にしても使えない人がいた。誤った使い方をする人もいるので、何でもやってあげるほうがよい。数値を入力する前に、平面図と立面図をモノクロコピーし、色鉛筆で該当部分を色分けすると分かりやすい。ぜひ、やってみることを勧める。
【注意】新たに階段を付けると、それだけで確認申請が必要になる。面積の増加なしの増築になる。これは、ビルでも同じで、商業ビルのテナント工事で起こることである。上下階を1つの店が使う場合、内部に階段を増設することがある。
posted by TASS設計室 at 11:19| 木造住宅

2024年12月17日

木造2階建ては許容応力度計算

木造2階建ては無理に仕様規定で設計せず、許容応力度計算を行うほうがよいのではないか。
力の流れが分からず、不安定構造を見逃す人が一定数居ることは分かっている。そのような人に対応する構造計算プログラムができないだろうか。設計者の意を汲んで自動的にデータを修正することができたらよい。
軸組や見上げで考えることに慣れると、不安定構造は直感的に理解できるようになる。上からの荷重を受けられないことに気づくことである。

posted by TASS設計室 at 21:08| 木造住宅

2024年12月13日

力の流れ

リフォームする際は力の流れを考えよう。
壁の位置を変えたり、柱を取る時は、今まで受けていた力がどこに伝わっていたか考え、梁で受けるなど、方法を考えよう。こんな単純なことが、なぜ分からないかが分からない。不安定構造になっても平気でいられることが不思議である。意匠設計者より大工のほうが良く理解している。大工さんに聞いて設計してください。

posted by TASS設計室 at 20:46| 木造住宅

2024年12月06日

不安定構造に反応しない木造住宅の設計者

架構を意識していないことが原因だが、不安定構造に反応しない木造住宅の設計者がいる。
話しをしていて、力の流れに意識が向いていないことが分かる。どの荷重をどこで受け、どこに伝えているかということを、順を追って考えれば分かりそうなものである。



posted by TASS設計室 at 08:30| 木造住宅

2024年12月03日

スジカイの金物

金物メーカーは考えていると思うが、軸組工法のスジカイ端部の金物と引き抜き金物を兼用できないだろうか。
両者の干渉を気にせずに施工できる。
posted by TASS設計室 at 11:16| 木造住宅

2024年11月26日

中古住宅に対する締め付け

新築の落ち込みで中古住宅に目が向いているが、中古住宅に対する締め付けが始まるのではないか。
その対象はいわゆるフルリフォームというもので、耐震適合証明付きで販売するものである。適合証明は付くものの、怪しげなものも少なくない。2025年4月に着工するものから確認申請が必要になるが、その準備は設計者・審査機関共に整っていない。木造の構造の審査係を募集しているところもある。
確認申請を回避したフルリフォームも考えられる。
4月1日に着工するものとして、確認申請が必要なフルリフォームの確認申請を出してみると様子が分かる。
階段の増設や位置の変更には注意が必要だ。
posted by TASS設計室 at 21:23| 木造住宅

2024年10月18日

4号特例見直しで混乱が予測されるらしい

4号特例見直しで混乱が予測されるらしい。
リフォームの場合は『過半』に着目して、うまく交わすこともできる。
簡易な計算を行い、構造図を作成するだけでしょ。
https://www.s-housing.jp/archives/365636?fbclid=IwY2xjawF_MVxleHRuA2FlbQIxMQABHZY7Ces72FmtYzXk6dIiU8IaQWtDGTTABKuN-duD9wCTsm_ZMMIYeaNFrw_aem_bGsv2cenz6_X2drtlA-98A
posted by TASS設計室 at 21:21| 木造住宅

2024年08月05日

木造住宅のリフォーム業界

堂々巡りしない思考法を提案する必要がある。複数の条件を考慮して決める場合、優先順位を決めるが、誰が担当しても方針が決まるようにする。
法規の解釈を示したが、それでだけでは理解できないという。成り行きで施工し、法規に適用することは後付けになるのが木造住宅のリフォーム業界である。それでも2兆円のマーケットである。回転ずしの市場規模は7500億円だから、その3倍である。住宅産業全体では14 兆の市場規模である。
彼らは確認申請が必要になると言って、右往左往している。そもそも検査済証が交付されていない建物が多い。検査済証が交付されていない建物のフルリフォームは、まともに考えたらハードルが高い。
posted by TASS設計室 at 15:03| 木造住宅

2024年08月02日

リフォームは知恵を使う

リフォーム工事は知恵を使う。ふたを開けてみないと分からないところがあり、臨機応変且つスピーディーに対応する必要がある。
現場を見て分かる人が設計することが必要だが、意匠設計者は構造を理解せず、現場監督は工程管理しか行わない。職人任せになっている現場が多い。
posted by TASS設計室 at 11:02| 木造住宅

2024年08月01日

耐震等級3を希望する人が急増

木造2階建ての設計で、耐震等級3を希望する人が急増している。能登半島の地震の被害の状況が明らかになったことが理由と思われる。
木造2階建ては、構造設計者が関与せずに建てられている建物が大半で、壁量計算すら怪しい建物も少なくない。窓を大きく、1階のリビングルームを大きくし、大きな吹抜けのある建物など、意匠優先で、確認申請の審査は図書省略。
いつまで地震の被害を覚えているか知らないが、次第に忘れられ、デザインだけに凝った建物が建てられる。阪神淡路の震災でも、新耐震基準でも無理な設計の建物に被害が出ている。
鉄骨系プレファブの被害が出なかったのは、計画に制約があり、おかしな設計に歯止めがかかっていたからである。施主のおかしな要望を整理し、うまくまとめることができる設計者でありたい。無理なものは無理と言い、好ましい設計に誘導することも設計者の仕事である。

posted by TASS設計室 at 00:20| 木造住宅

2024年07月31日

耐震等級3は最初に決める

耐震等級3に興味を持つ人が増えたようで、後から耐震等級3にしたいという人がいることを耳にする。
地震力を1.5倍にして構造計算を行うので、最初に決めないと対応が難しい。どの程度の余裕があるか、逆算することはできる。
後からオプションで追加するようなものではない。耐震等級3というラベルが付いていれば安心というものではない。それよりも下階壁抜けやピロティまわりの強度に余裕をもち、偏心率に注目することをお勧めする。
posted by TASS設計室 at 10:20| 木造住宅

2024年07月30日

耐震等級3が標準仕様

木造2階建て住宅は耐震等級3を標準とし、更に偏心率は0.15以下とする。
当社の標準は『耐震等級3が標準仕様』と宣伝する会社が出てくる。更に『ねじれ』を少なくするため、偏心率を0.15以下を当社基準とすると言うと、受けが良いと思う。
木造軸組工法なら、壁の剛性で計算することで、よほどのことでない限り偏心率を0.15以下にすることが出来る。
posted by TASS設計室 at 21:34| 木造住宅