2024年01月13日

クロソイド曲線

木造の屋根を曲面にするとき、途中で曲率を変えるときれいに納まることがある。3点弧で描いてみて、途中から円の半径を変える。クロソイド曲線にするとよいかもしれない。そういえば、道路の平面形状にクロソイド曲線が使われる。自走式の駐車場で、カーブと高さを決めることに悩んだことがある。
屋根の仕上ラインと仕上厚さを決め、合板の寸法910x1820を考慮して構造体を多角形にする。
posted by TASS設計室 at 23:19| 木造住宅

木造の耐火構造

木造の耐火構造の構造図に、耐火構造とするための石膏ボードまで記載しなければならない状況である。
意匠図と構造図を見比べ、段階を追って施工すればよいのだが、それが難しくなってきた。プラモデルの組立説明書のように、作業の手順に従った図面の描き方が必要になり、もはや標準図は通用しない。


posted by TASS設計室 at 08:48| 木造住宅

2024年01月09日

木造軸組工法を勧める

告示1540号を理解しなくても、好きなようにプランニングできる木造塾組工法を勧める。
4分割法、偏心率0.3以下を考えなくても、多くの場合は成り立つ。引抜金物は壁倍率だけに着目して決めると、オーバースペックになるが簡単に求められる。
posted by TASS設計室 at 10:51| 木造住宅

偏心の影響

能登半島の地震の最大加速度は2828galだそうだ。阪神淡路の時が818galだから、その3倍以上の力が作用している。
1000galで倒壊しないことを目標にしているので、その3倍近い水平力で、新耐震基準の木造住宅の半分は倒壊しなかった。偏心が少ない建物は、持ちこたえたと思う。
posted by TASS設計室 at 10:36| 木造住宅

2024年01月08日

新耐震基準の建物が倒壊

能登半島の地震で倒壊した建物の半数は、新耐震基準の建物らしい。
阪神淡路の時と比較し、地震の加速度との関係を調べてみたい。耐震等級3で設計された建物の被害はどのくらいだろう。新耐震とは言っても4号建築のレベルだから、許容応力度計算と比べると、2025年の法改正が妥当なことを示す結果になるような気がする。許容応力度計算の結果と比較すると、固定荷重の拾い方も大雑把で、4号建築の壁量が少ないことは、以前から分かっていた。


posted by TASS設計室 at 01:28| 木造住宅

告示1540号の判断は無理

告示1540号の判断は無理なので、好き勝手にプランニングできる軸組工法に変えたものがある。
水回りは造作壁にし、支持壁にもしない。マンションの内装的な施工方法である。できるだけ大きな空間をスケルトンにして、好き勝手に間取りの設計ができるようにする。
外周部の窓の位置さえ決まればよいと思っている。
posted by TASS設計室 at 00:39| 木造住宅

2023年12月26日

木造でも高さ16m以下であれば防耐火要求無し

木造でも高さ16m以下であれば防耐火要求無し
2025年4月施行予定とのことだが、確認申請や適合性判定に関しては、確認が下りるのが施行日以降ならよいのだろうか。それまでに事前申請でまとめておくことが可能か、審査機関の対応を調べておきたい。
今回は基準が甘くなるので、駆け込みせず、着工を遅らせることが考えられる。途中で計画変更の手続きを行い、スペックを落とすこともあり得る。
https://www.ncn-se.co.jp/large/wooden_structure/%E6%9C%A8%E9%80%A0%E3%81%A6%E3%82%99%E3%82%82%E9%AB%98%E3%81%9516m%E4%BB%A5%E4%B8%8B%E3%81%A6%E3%82%99%E3%81%82%E3%82%8C%E3%81%AF%E3%82%99%E9%98%B2%E8%80%90%E7%81%AB%E8%A6%81%E6%B1%82%E7%84%A1
posted by TASS設計室 at 11:55| 木造住宅

2023年12月25日

どうするリフォーム

どうするリフォーム
床面積の増加のないリフォームでも確認申請が必要になると、既存遡及で大変なことになる。
ほとんど新築と変わらないではないですか。まさに「新築そっくり」だ。
https://www.chukokodate.com/column/detail/?p=111#%EF%BC%93
posted by TASS設計室 at 08:50| 木造住宅

2023年12月13日

完成したとたんに既存不適格建築

これから設計すると、工事は来年になるが、完成した直後に既存不適格建築物になる。
違法ではないが、どうせ設計するなら、新法で設計しよう。壁量計算なんかやめて、許容応力度計算を行うと、そのような心配がない。
posted by TASS設計室 at 19:01| 木造住宅

2023年12月12日

壁量計算すら自分でやらない

壁量計算すら自分でやらない意匠設計者が増加した。N値計算や4分割法もチンプンカンプンだ。
2x4工法の場合は、プランチェックと称して、外部にチェックを依頼する。計画段階の告示1540号のチェックも行わない(行えない)意匠設計者がいる。何のために簡易な検討方法があるか分かっていない。
こんなことなら、全数許容応力度計算を行うほうがよくありませんか。
posted by TASS設計室 at 17:54| 木造住宅

2023年12月09日

新しい壁量等の基準(案)に対応した表計算ツール(案)

新しい壁量等の基準(案)に対応した表計算ツール(案)というものをダウンロードして使ってみた。
https://www.howtec.or.jp/publics/index/411/
柱が負担することができる床面積が求まるが、許容応力度計算を行ってしまうほうが手っ取り早いと思う。
誰でも使える簡易なものがよいと思うが、必要最小限の知識は必要である。
木造の構造計算プログラムは、最初は構造設計者が使い始めたが、現在は木造の計算ができる意匠設計者が木造の構造計算を行っている。
プログラムの利用者が増えていない構造計算プログアムの開発者に、もっと使いやすくしたほうが良いと言ったところ、勉強してもらうしかないという言われた。確かにその通りだが、木造のプログラムのユーザーは RC/SRC/S の構造設計者とは違うので、参考書を兼ねたハンドブック的なマニュアルを準備し、それ1冊の知識で間に合うようにしたほうがよいと考えている。
posted by TASS設計室 at 21:12| 木造住宅

2023年12月08日

壁量計算とN値計算

壁量計算・4分割法とN値計算で設計が可能な建物は、木造建築年間50万戸の95%である。審査が厳しくなり、意匠設計者が自分で検討せず、外注に出すことが考えられ、その数は一気に増加する。許容応力度計算の20倍のマーケットを掘り起こすことができる。
壁量計算やN値計算はエクセルで計算できるが、木造の耐震診断プログラム程度の使いやすさで、それらの計算ができるソフトウェアーが出現すると思う。耐震診断プログラムにN値計算を加えたようなもので、開発会社は直ぐにでもできる。
伏図を出力することを考えると、許容応力度計算プログラムにN値計算が付いたものなら、そのまま使うことができるが、入力項目が多すぎるので、入力項目を減らしたものにすると使いやすくなる。
来年は、このようなプログラムが多数出てくることを予測する。
ポイントは「簡単」「CAD入力」「図化出力」、伏図と軸組図の提出は免れ「仕様表」を提出することになるので「仕様表」も出力すると必要なものが全て出揃う。
中には4分割法が成り立たない計画や、建物の端部に吹抜のあるものも考えられるので、面白くなりそうだ。



posted by TASS設計室 at 22:24| 木造住宅

木造軸組工法・2x4工法・スチールハウス

木造軸組工法・2x4工法・スチールハウスは同一のカテゴリーに統一してもよいのではないか。
2x4工法の一次設計の応力は反曲点高比0.5で計算するというところが他の工法と異なるところである。短期荷重時の応力はWRC造と同様の計算を行っているが、開口上部のマグサは両端pinで計算している。
反曲点高比1.0とすると応力と断面算定が一致する。ということは、現在は一致していない。
審査機関が、そのところまで突っ込んで指摘すると、指針の発行元である日本ツーバイフォー建築協会に問合わせが集中する。床荷重の押さえ効果で曲げモーメントを処理することができるという回答が予測される。
鋼管杭の杭頭をフーチングに200mm呑み込ませて杭頭モーメントを伝達することもあるので、同様に考えられないこともないが、2x4工法の場合は数値化されていない。
保有水平耐力計算における構造特性係数は壁の塑性率で決めればよく、他の要素は考慮されない。地上部は壁と壁を結ぶ梁(マグサ)端にヒンジができるが、最下階は梁または基礎梁と壁の勝ち負けを比較し保有耐力を決める。

posted by TASS設計室 at 18:03| 木造住宅

2023年12月01日

木造マンションは中高層建築の主流にならない

木造マンションは中高層建築の主流にならない。
大規模木造建築が話題になるが、主流ではないから話題性があるにすぎない。ハイブリッド建築として木造を併用することは大いにあり得る。
https://www.etree.jp/content/woodreport/sustainable-0312/
posted by TASS設計室 at 11:44| 木造住宅

2023年11月30日

壁量計算は意匠設計者が行うもの

壁量計算とN値計算は意匠設計者が行えるように考えられている。
基礎は宙に浮いている状態で、鉄筋が入っていれば良いという程度である。
伏図と軸組図はプレカット図が用いられているので、プレカット特有の表現で、材料拾いのための図面であり、構造図として見ると過不足がある。
スパン表を利用して部材が決められているが、基礎はどのように決めているか分からない。
2x4工法の場合は簡易計算プログラムが使われ、構造図専門の外注先に依頼することが多い。
これらの全てを意匠設計者が行うことが木造住宅の設計本来の姿である。
posted by TASS設計室 at 16:42| 木造住宅

2023年11月26日

階段の断面図が描けない

打合せで階段を何段で上るか、という話しになった。
階高を段数で割れば蹴上げの寸法になるが、19段で上りきる階段だが、上り切ったところを段数に入れないで18段と表現している。踏板が18枚あるという意味なら、それでよい。
踏面の寸法も910を4等分するというので、227.5になるが、蹴込の30を足している。法規上の階段の踏面の寸法と、踏板の寸法が入り混じって混乱している。時間をかけて断面図を作成するよう意匠設計者に指示した。
ここで言えることは、用語の定義、寸法の決め方が明確でないことである。平面図を見たら、高さをイメージしろと僕は言った。
普段は階段がある、という程度の図面を作成し、施工は大工任せなのだろう。打合せの際の言葉による表現力が稚拙で、根掘り葉掘り聞かないと分からないこともある。文字による表現、言葉による表現ができるようになろう。黙って授業を聞いて、マークシートの試験では、この程度だろう。
posted by TASS設計室 at 14:11| 木造住宅

2023年11月25日

吹抜について考える

吹抜の空間は、幅と高さの比を考える。
何でも高さを高くすればよいというものではない。廊下のように幅が狭く高さが高くなる場合は、天井面を下げるなど、バランスを考慮する必要がある。構造設計上、天井は単なる荷重でしかないので、どこにあっても差し支えないので、排煙に影響がなければ後で好きなように決めればよい。
posted by TASS設計室 at 21:24| 木造住宅

伏図・軸組図等に代わる仕様表

伏図・軸組図等に代わる仕様表
https://www.mlit.go.jp/common/001706820.pdf
結局、伏図は提出しない。
木造住宅の設計者は伏図を作成することができない人が多い。1995年頃までは、自分で伏図を作成している意匠設計者がいた。



posted by TASS設計室 at 15:48| 木造住宅

2023年11月19日

木造の耐震補強

角地に昔から建っている木造2階建ての店舗だが、道路に面する壁の耐震壁が少ない建物がある。1つの面は910mm、もう1つの面は全く耐震壁がない。
平面形状がほぼ正方形で、3.64m x 3.64m である。現在は立飲みの焼鳥屋である。
前を通る度に思うのだが。H形鋼の片ブレースを、出隅のR階を頂点とし、脚部を道路に面する1階の壁の隣地側として設けたらよいと思う。2層に渡るブレースである。角から見るとハの字に見えるブレースである。
出隅の柱が1本しかないので、併せ柱にして軸耐力を上げたら安心だ。
潰れるまでは建っているのだからよいと思うが、2階の客席には行かないほうがよいだろう。1階なら直ぐに逃げることができる。
築50年以上の古い木造建築でも、補強すれば安全に使えるようになる。
木造と鉄骨の組合せは、新築の時は審査機関から小難しいことを言われるが、耐震補強は工学的判断で設計できる。




posted by TASS設計室 at 12:18| 木造住宅

2023年11月16日

地盤調査会社は地盤改良の営業か

地盤調査会社は地盤改良の営業か。
一部にでも自沈層があると地盤改良を勧め、沈下の検討も行わない。
日本建築センターの指針で、小規模建築の地盤の検討方法が示されており、エクセルで計算することができ、簡易な液状化の検討もできる。
ボーリング調査を行っていれば、別の方法で地耐力や液状化の計算を行うことができる。FL値、PL値で液状化を判断する。計画段階で、このくらいまで検討する。


posted by TASS設計室 at 19:59| 木造住宅