2024年04月17日

構造設計者の特典

構造設計者には特典がある。
様々な意匠設計者から寄せられる意匠図を見ているだけで、デザインのセンスが養われ、法規やディテールに強くなる。料理人が食べ歩くようなものである。設計も料理と同様に、美味いものもあれば、不味いものもある。
変わった計画、変な計画も持ち込まれる。応用問題である。
非常勤で審査機関や適判にいた時も、変わったものに出合う。鉄骨造なので引き受けたら耐力壁に合板を貼ってあるぞ、なんていう会話も飛び交っていた。スチールハウスの審査が適判にまわってくることは珍しい。
そもそもスチールハウスは2x4工法だ。
木造の4号建築を「美味しんぼ」の海原雄山風に言うなら、構造音痴が設計する建物とでも言うのだろうか。
posted by TASS設計室 at 22:40| 建築士

2024年04月13日

構造設計専攻建築士

構造設計専攻建築士に会ったことがない。
木造専業の構造設計者も構造設計一級建築士を取っているので、構造設計専攻建築士は影が薄い存在である。
僕は「APECエンジニア (構造)」を申請しようとしたことがあるが、CPDの単位が足りず断念した。それっきり海外工事は縁がないので必要ない。逆にAPEC各国の構造技術者が、日本の建物の構造設計ができるようになるということか。
構造設計専攻建築士は建築士免許を必要とする建築の構造設計及びその工事監理等に係わる業務。「1級建築士」を対象とする。
「構造計算適合性判定員」・「構造設計一級建築士」・「JSCA建築構造士」・「APECエンジニア (構造)」は、 申請に基づき認定される。
posted by TASS設計室 at 20:48| 建築士

2024年04月07日

分業化の弊害

分業化しすぎると総合力がなくなる。日常的に自分の守備範囲に線を引いている人がいる。
全体を俯瞰した上で自分の守備範囲の作業を行うことでしょう。
posted by TASS設計室 at 18:37| 建築士

現場で指示できるか

改修工事の現場では全体を見渡し、方針を決めることができることが必要である。
即座に現状を把握することが先である。
仕事に必要なスキルを次に示す。
@物事を理解するスピードが速い
A説明が分かりやすい
B応用力がある
C発想が豊か
D情報を集めて自分の意見を導き出している
Eコミュニケーション能力が高い
F客観的な視点を持っている
G自主的に行動する(参考書を理解できる)
posted by TASS設計室 at 08:55| 建築士

2024年04月06日

苦手科目

苦手科目を聞いてみると、構造・法規は毎度のことだが、施工と答える人がいる。
現場を見ていないことが原因だが、木造住宅の現場や仕上げ工事の現場を見ても勉強にならない。ビルの現場、しかも土工事と躯体工事の段階を見る必要がある。
そこら中に現場があるので、手ごろな現場を見ておくと感覚的に理解できると思う。



posted by TASS設計室 at 23:44| 建築士

2024年04月05日

設計者に必要なスキル

設計者に必要なスキル
@簡潔な説明
A具体例を挙げる
B物事を客観的に捉える
C優先順位を意識する
D知らない、分からないと言える
E次の一手を考える
F多角的な見方
G自分の得意不得意を理解している
H少ない情報で瞬時に要点を理解する
I洞察力

posted by TASS設計室 at 08:33| 建築士

2024年04月04日

設計者はコンサルタント

設計者はコンサルタントである。研究者でもある。
建築を造形や芸術と考えている人は、それをひけらかすことは悪くないが、実務の裏付けが必要である。
美術から攻めればミケランジェロもよいが、科学とすればニュートンでしょう。
そんなことよりも、事業計画の一端を担うのだから、機能面やコストを考慮した設計の実務ができなくては、事業主と話しができない。意匠だけではもの足りない。当然、関連する法規も理解することが必要である。
建築は様々な業種とつき合うので、雑学的な知識も必要になる。


posted by TASS設計室 at 18:55| 建築士

2024年04月01日

3階建ては二級建築士

3階建てまでは二級建築士の仕事になる。
告示の改正待ちだが、二級建築士の構造設計者が増加する。
構造計算ルートや適判にまわる規模の見直しもあるのではないか。
posted by TASS設計室 at 21:12| 建築士

2024年03月21日

設計者は全てを掌握する

設計者はプロジェクトの頂点に立ち、全てを掌握し、コントロールする立場にある。
作業には分業があるが、理解も分業では調整しきれないだろう。
営業は御用聞きではなく、技術営業でなくてはならない。
posted by TASS設計室 at 13:22| 建築士

2024年03月14日

構造計算書を読むことができる

設計監理を行う人、現場で施工増を作成する人は構造計算書を読むことができるほうがよい。
審査機関の構造審査係りの補助員程度の技量があるとよい。基準や規準をひと通り理解し、それらを近くに置き、いつでも参照できるようにする。
ゼネコンの現場監督の机の上に建築学会の規準が置いてあると安心できる。構造設計課から現場に来た人、ジョブローテーションで現場勤務の人など、躯体工事の段階は構造屋が活躍する。
posted by TASS設計室 at 10:18| 建築士

2024年03月12日

建築構造計算を学ぶ順序

建築構造計算を学ぶ順序
@RC造
AS造
BSRC造
ここから先は成り行き次第
C〜Eはオマケ
C軽量鉄骨造
DWRC造
E補強コンクリートブロック造
壁式構造が出てきた
ここで木造が加わる
F木造軸組工法
G2x4工法(スチールハウスも同じ)
保有水平耐力計算はどこに入れようか。
@かAの後ろかな。あるいはBの後ろ。
FとGから始めた人は次に@とAを学ぶ。
Bを理解してハイブリッド構造に進む。
最も時間を費やすのは@、その次はAですね。そこが基本中の基本。
それ以前の数学と物理、構造力学を忘れていた。

posted by TASS設計室 at 10:37| 建築士

2024年03月01日

確認サービスの構造設計一級建築士定期講習

確認サービスの構造設計一級建築士定期講習の最後の1時間の講義は、一級建築士の定期講習にも含めてもらいたいくらいの、一般的な良い内容である。客と最も接する機会の多い意匠設計者が概要を理解するとよいと思う。
この講義の内容を参考にし、使いまわしだが、耐震診断の報告書の記述を修正する。
旧耐震と新耐震を比較する際、層重量と層せん断力を比べると、計算する前に弱点が分かる。
posted by TASS設計室 at 20:02| 建築士

2024年02月23日

数学や物理の問題のような表現

幾何学的なことを文字で表現したいなら、数学や物理の問題のような表現にすることである。一意的に判断できる。要領よく図を描くほうが伝わる。

posted by TASS設計室 at 21:42| 建築士

2024年02月21日

次に新しい資格をつくるなら

アスベストの資格が出てきたので、次に新しい資格をつくるなら、構造に関する資格だろう。
木造専業の設計者には構造設計一級建築士が少ないから、ルート2やルート3で設計することを避ける。
2025年の法改正で、木造のルート1の範囲が広くなるが、鉄骨造も緩和しないと鉄骨造は木造より不利になってしまう。
ルート2限定の構造設計一級建築士ができても良さそうだ。保有水平耐力計算を理解しなくても、偏心率と剛性率の意味が分かり、許容応力度計算ができれば、ルート2の計算ができる。
ルート2は31mまで設計できるので、限定免許は高さ20mまでに制限するという方法もある。鉄骨造の構造計算ルートが変わるか、興味深い。
冷間成形角形鋼管の取扱いが変わらないだろうか。保有水平耐力計算を行うと除外できる項目があり、ただ計算を行っているだけで、結果は変わらない。ホットコラムが一般的になればよいが、なかなか変わりそうもない。
posted by TASS設計室 at 18:07| 建築士

新発売の資格

令和5年10月1日着工の工事から、建築物の解体等の作業を行うときは、「建築物石綿含有建材調査者」、又は令和5年9月30日までに日本アスベスト調査診断協会に登録された者による事前調査を行う必要があります。
https://www.ishiwata.mhlw.go.jp/investigator/?fbclid=IwAR02a86gw7XT6iLxkSO3I-VpX3Sc0jr-dA5I4FsZOqZBTsX5V9BTYcSrh0Y
神奈川県建築安全協会
https://kkak.jp/pages/443/
新しい資格を作っては天下り先にカネを落す。
posted by TASS設計室 at 16:05| 建築士

2024年02月17日

定期講習

今年は一級建築士と構造設計一級建築士の定期講習がある。
オンラインで受けることもできるが、近くの会場に行く。痴呆になっていないか試すようなものだ。
これで名義貸しを防ぐことができる。
posted by TASS設計室 at 21:46| 建築士

2024年02月15日

手書きに慣れていない

文字も図も、手書きに慣れていない人が増えた。
三角スケールを左手に持ち、大雑把に寸法を当たりながらフリーハンドでスケッチを描いたものだ。鉛筆で軽く描いて、サインペンで仕上げることもある。鉛筆は黒のポリカラーを使う。
意匠設計者の中には、このようなスケッチが上手い人がいる。黄色い巻きトレーシングペーパーに描く人もいる。CADで下図を作成し、その上にトレーシングペーパーを載せ、フリーハンドの雰囲気を出すことがある。恰好をつけるにも手間がかかる。



posted by TASS設計室 at 13:34| 建築士

建築構造士の更新手続き

建築構造士の更新手続きの書類を書いた。
講習会の点数の合計が90点で、100点に満たないため、実務経歴と主だった設計の概要を書き、点数の足しにした。前回の更新の時も、こんなことをやった。
有っても無くても良い資格だが、もう少し建築構造士のメリットがあってもよいと思う。例えば、東京都の緊急輸送道路沿道建築物の耐震診断の時のように、評定を簡略化できるというのはどうだろう。
posted by TASS設計室 at 03:23| 建築士

2024年02月14日

スケール感

住宅設計のプロが必ず身につける 建築のスケール感 という本があることを知った。
スケール感や立体感覚は設計者がもつべき基本的なことである。その手前に立体幾何があり、数値化する際の助けになる。パースよりもアイソメのほうが立体を表現しやすい。建築の学び始めに図法幾何を学ぶが、意外とこれが苦手な人がいた。
データ入力では、伏図・軸組図・アイソメを同時に示すソフトウェアーが増えてきた。

posted by TASS設計室 at 21:28| 建築士

2024年02月11日

建築設計の実務で必要なスキル

建築設計の実務で、意匠設計者に必要なスキルは、
@法規
A詳細設計(ディテール)
B構造計画
C設備計画
デザインだけではない。これらを踏まえ、総合的にデザインする。
建物は住宅だけではない。工場や倉庫、事務所、店舗など、様々な機能を理解して設計する。構造設計・設備設計と調整することが多くなる。
だから意匠設計者は『代表となる設計者』なのである。

posted by TASS設計室 at 21:05| 建築士