2024年12月29日

出来そうで出来ないのが意匠設計

出来そうで出来ないのが意匠設計である。
ひと言で言えば総合力とでも言うのだろうか。広範な知識と物事に気づくこと、洞察力が必要ではないだろうか。
話しがうまい、と言うと語弊があるが、口が達者でないと仕事にならない。図面を描くだけでは単なる図面屋さんである。
相手が言うことを裏の裏まで見抜き、臨機応変に対応する技量が必要とされる。これは接客業の極意でもある。
※ 戸建て住宅、建売住宅、アパートくらいで止まっている住宅専業の設計事務所に、その規模を超える仕事が入ることもあるようだ。空いているテナントビルの用途変更を行うこともある。建築って様々な業種とつきあうものである。
posted by TASS設計室 at 08:32| 建築士

2024年12月22日

建築士事務所の業務範囲

建築士事務所の業務範囲は建築基準法に基づく建築設計だが、コンサルタントやプロデューサー、デザイナーと称する人たちも存在する。無資格のブローカーである。
設計事務所でも企画設計として、初期段階の仕込みの段階から関与することがある。手間暇かけてつきあうものの確率の低い業務である。茶飲み話で終わることも少なくない。
それらの人たちは設計の実務に疎いので、実施設計がまとまらない。経験不足ということもあるが、興味がないから今まで素通りしてきたのだろう。構造設計はゼネコンが行うと思い込んでいた設計者もいた。その人の経験では、そのような仕事が多かったのだろう。
全体を俯瞰し、どのような人が、どんな仕事をしているか観察してみる。
posted by TASS設計室 at 10:40| 建築士

設計者として信用しない名刺の肩書

設計者として信用しない名刺の肩書は
一級建築士
宅地建物取引士
という2つを並べている人である。
不動産屋の仲間には、一級建築士もってる、すごいですねと言われるかもしれない。
その人の意識は仲介に向いている。設計も仲介の1つだろう。
posted by TASS設計室 at 10:03| 建築士

2024年12月21日

思考が浅い人は意匠設計者に向かない

思考が浅い人は意匠設計者に向かない。
構造設計や設備設計よりも深く広い思考が要求される。構造や設備は技術面だけだから、自分に出来る範囲で仕事をやっているに過ぎない。
スーパーゼネコンで、構造設計から意匠設計に転向して地位が上がった人がいる。見るに見かねてか知らないが、手を出したくなったのだろう。詳しくは知らない。
posted by TASS設計室 at 15:32| 建築士

2024年12月20日

知識の絶対量

仕事関係で知識の絶対量が増えない人は、基礎学力が不足している。だから、すんなりと頭に入らない。不連続部分を埋めると、そこから先は頭に入ってゆくものである。
勉強していて、どこかで引っかかることがある。そのままにせず、その部分やその周辺を学び直すと効果的だ。自分の経験から言っている。
posted by TASS設計室 at 03:03| 建築士

2024年12月12日

設計は気づくこと

視点が違うと、何を見ても反応することがない。
これはないだろうな、もう少し良い案がある、などと比較しながらまとめてゆく。エスキースの段階で構造計算を行うのは、構造断面を確定し、計画にブレがないようにするためである。
構造計算のデータを入力しながら意匠を考える。構造のデータが意匠の下書きのようなものである。エスキースの段階で断面詳細図を作成する。描きながら気づくことがある。だから意匠と構造の同時進行がよい。


posted by TASS設計室 at 11:11| 建築士

2024年12月07日

フリーハンドで構造詳細を含む矩計図のスケッチ

フリーハンドで構造詳細を含む矩計図のスケッチを描くことができますか。
RC/SRC/S/W/2x4の全ての構造形式で、この程度のことができないと、設計者とは言えない。基礎も含む。
木造住宅専業の人の断面図を見て驚いたのは、基礎が描かれていないことである。描けないということは、頭の中にイメージできていないと思われても仕方がない。
posted by TASS設計室 at 18:18| 建築士

2024年12月06日

なぜ意匠設計者は構造設計を避けるのか

なぜ意匠設計者は構造設計を避けるのか。やればできるではないか。
最大の難関は建築士の試験の『構造』で、それが終わったら忘れてしまう。その程度のことは基本中の基本で、サラッとできて当たり前で、そこから実務に有効なことを独学で学ぶのではないか。
専門書を読んで理解できない人は、それ以前の勉強が不足している。用語の定義からあやふやな人も少なくない。だから法規も良く理解できない。
急がばまわれ、数学と物理から始め、構造力学、RC造、S造を学ぶことをお勧めする。そうすることで、木造が理解できる。いきなり木造では難しいところも出てくる。
posted by TASS設計室 at 10:29| 建築士

2024年12月01日

現場主義だが現場に長く留まらない

設計は現場主義だが必要以上に現場に長く留まらない。現場に染まる必要はない。
現場を見て理解することは大切で、どのように作業するかも理解する。木造専業の意匠設計者は間取りを決めることが設計と考えているようで、現場に即したディテールを知らない人が少なくない。
棚を付けたり、壁紙を貼る寸前までが構造設計の仕事であると考えているらしい。
リフォーム業者の設計担当は設計に慣れていない人がいる。客の要望を大工に伝えることが仕事なのだろう。耐震補強に関しても、客の要望事項を調整しきれず、下請け任せになっていることを目にしている。
改修工事は新築とは異なり、工夫が必要なことが多い。
posted by TASS設計室 at 12:05| 建築士

2024年09月13日

Ai分布くらいは理解しよう

層せん断力とAi分布くらいは理解しよう。
建築士の免許を持っていれば分かるはずですね。
客先に説明する際に理解していないと話しができない。相手も分からないので、相手に分かるように話しができるようになろう。
耐震等級3の場合、構造図に耐震等級3と図面に書くことにしている。それ以外は分かりませんから。
posted by TASS設計室 at 11:50| 建築士

2024年06月25日

語彙不足

語彙不足の人を補佐するには、どうしたら良いだろう。紙に書いたものを渡すが、本人が理解しないままその紙を打合せに利用する人は少ない。その段階で消滅する。
構想や計画が単なる茶飲み話になることも少なくない。戸建住宅とか、リフォームなど、自分が理解できることは対応するが、複雑な案件はスルーしている人を見かける。
posted by TASS設計室 at 13:50| 建築士

2024年06月17日

仕事の基本『聞く・話す・読む・書く』

『聞く・話す・読む・書く』は全ての仕事に必要である。
設計でも営業でも、現場でも必要である。メールを転送するような仕事をしている人も少なくない。

posted by TASS設計室 at 18:55| 建築士

2024年06月16日

設計業界の穴場は意匠設計

意匠設計者は最も人数が多いのに意外と思われるかもしれないが、設計業界の穴場は意匠設計である。
客がアプローチする最初の設計者が意匠設計者で、住宅設計以外になると手が出ない人が多くなる。
posted by TASS設計室 at 11:17| 建築士

2024年06月09日

情報不足で経験不足

情報不足で経験不足の建築士は、木造2階建て住宅の域を超えていない。せいぜい3階建て準耐火構造である。
木造で耐火構造が建てられるというので、商業地域の小規模店舗・事務所を設計する人がいるが、とても構造設計を引き受けられる計画になっていない。
横のつながりで情報収集を行うことが必要ではないか。建物が小さすぎて木造が無理なら、鉄骨造や混構造も視野に入れて計画することができるくらいになったらよい。だから4階建てに手が出ない。木造専業の構造設計者は、ルート2までではなく、ルート3の計算ができるようになったらよい。2x4工法のルート3を避け、軸組工法4階建てルート2に誘導する設計者がいると聞いている。



posted by TASS設計室 at 23:51| 建築士

2024年06月08日

木造専業の設計者9割

木造専業の設計者9割という現状で、中高層木造建築は増加するだろうか。答えは「否」である。
3階以下が圧倒的多数で、4階は僅かで5階以上は更に少ない。この状態でチャレンジャーが出てきてニュースになる。それを真に受けて木造の会社が木造ビルを建てたいという。コストを出してみると、鉄骨造のほうが安くて安心となるが、実感として理解できないらしい。2つ設計して比べるくらいの研究開発費を注ぎ込むにも、社内に技術者が不足し、結論を出すことができない。木造ビルは工事費度外視か、木造の会社が自社物件として建てるなら成り立つだろう。
結局、施主は「木造は安い」という先入観があるようだ。大規模木造建築でも、準耐火構造で成り立つなら大きなメリットがある。だから2025年の改正建築基準法の施行で、防火壁を加えて分離する方法が示されている。昔の小中学校の建築に戻ることになる。木造は上に延ばすのではなく、横に延ばすことである。22条地域に木造の出番がある。



posted by TASS設計室 at 18:20| 建築士

スパン表

スパン表は理解されやすい。だから使われ続けられる。エクセルの計算シートが使えない人でもスパン表を引くことはできる。スパン表の需要が衰えない理由はそこにある。
ただし、できるだけ単純化し、分岐や判断を極力無くすことにある。分岐する場合は途中ではなく初期段階あるいは最終段階で行う。覚えることや判断することを要求せず、AとBを照合する程度にする。
posted by TASS設計室 at 17:13| 建築士

何を経験しても、いつも『大変だった』で終わってしまう人

何を経験しても、いつも『大変だった』で終わってしまう人
このような人がいる。電卓のAC(オールクリア)のボタンが備わっている人ではないかと思う。
https://studyhacker.net/experiential-learning-model
posted by TASS設計室 at 16:03| 建築士

2024年05月31日

心焉に在らざれば視れども見えず

心焉に在らざれば視れども見えず
こころここにあらざればみれどもみえず
心が他のことに奪われていれば、人からは見ているように見えても、じつは何も見えていないことをいう。心を集中させなければ、真実を見抜くことは困難であるというたとえ。このあとに「聴けども聞こえず、食らえどもその味を知らず」と続く。
経験しているはずだが、見たことがないという人がいたので、こんな諺が頭に浮かんだ。

posted by TASS設計室 at 22:49| 建築士

2024年05月11日

決断ができない

日本社会には、一度、物事を決めるとそれに固執し、状況が変わっても止められないという特徴がある。

決断ができないということは、組織として責任の所在がはっきりせず、事なかれ主義が横行していることにほかならない。規模の大小や分野にかかわらず、似たような現象が何度も観察されるということは、日本社会に共通する弱点といえる。(本文より抜粋)
https://news.yahoo.co.jp/articles/6496be3a3563805dbe87a04141376523e723d44a
posted by TASS設計室 at 15:39| 建築士

2024年04月25日

遠隔で現場管理

土木も建築も施工管理技士が足りないという。
施工管理技士の兼務を認めたり遠隔で現場管理を行うという記事を見かけたが、現場の状況を把握することはできても、管理には程遠いと思う。職長に権限を与え、報告させたらどうだろう。その報告を施工管理記録にするのである。
現場監督よりも鉄筋屋の職長のほうが仕事が分かっている。心配なのは書類をまとめる能力だが、CADを使って鉄筋の加工図を作成している頼りになる職長もいる。
住宅産業では、現場の写真を撮る人をパートで雇っている会社もあるという。写真を撮るだけだが、訓練することで鉄筋のことが分かるようになると思う。図面をプラモデルの組立説明書のようにすることで、分かりやすく表現することができる。
僕は配筋図を色分けしたことがある。ところが、現場監督がモノクロコピーして職人に渡したものだから、色分けが無意味になったことがある。赤いキツネ緑のタヌキの乗りで、赤い鉄筋緑の鉄筋とした。

土・基礎・杭・鉄筋・コンクリート・鉄骨の現場管理は、構造に関する知識が不可欠である。建築施工管理技士に躯体工事の管理の上乗せ資格を創設することが必要と考えている。一級建築士の上乗せ資格として構造設計一級建築士があるようなものである。
posted by TASS設計室 at 02:43| 建築士