2025年03月15日

線1本で分かる人

線1本で分かる人もいれば、リアルに形状を示さなければ分からない人がいる。
1/200あるいは1/100の縮尺で基本設計を行うが、そこで現寸をイメージできるかである。
例えば、鉄骨の軸組図で、梁の接合部に縦に線を入れるが、そこにはスプライスプレートとボルトがある。
上フランジは下からボルトを差し込むので、上にナットとボルトの軸部が出っ張る。鉄骨には耐火被覆もある。
瞬時にこの程度のことを意識して図面を見るものであり、現場を見て驚かないようになってもらいたい。
仕上の表面のことだけを意識するのではなく、その後ろにあるものも意識しよう。
posted by TASS設計室 at 10:50| 建築士

2025年03月13日

立体がイメージできない人

立体がイメージできない人は少なからず存在する。
相手の頭の中まで分からないが、図面で示すよりも模型が必要になる。
常に立体が描けていることが、建築に携わる技術屋ではないだろうか。
断面図を作成することに苦痛を感ずる人は練習量が不足している。
posted by TASS設計室 at 03:44| 建築士

2025年03月10日

建築構造設計の仕事は人手不足が慢性的

建築構造設計の仕事は人手不足が慢性的に発生している。これは、意匠設計が人気で構造設計を志す人が少ないことが理由と考えられると書いてあった。
【人手不足の理由】
・意匠設計が人気で、構造設計を志す人が少ない。建築士全体の5%から10%は構造設計ではないか。
昔、交差点で玉突き追突されたことがある。後ろの車は構造設計者だった。追突の原因の車は、その構造設計者の後ろの車だった。
構造設計にチャレンジしたいと思っている意匠設計者がいる。意匠と構造の両方を設計することを考えたらどうだろう。
・構造設計の面白さが伝わっていない。
計画する際は構造の知識が必要で、計算することでスキルが身につく。
・構造設計一級建築士の資格が超難関であるため、取得者が少ない。
木造専業の構造設計者も合格している。JSCA建築構造士や判定員の資格のほうが難易度が高い。資格が創設された最初、7回連続して判定員の考査に落ちた人を2人知っている。
法改正でルート1あるいはルート2で設計可能な規模が拡大した。
構造設計の基本はRC造とS造である。その次に木造でしょう。
技術基準解説書と各種構造の構造計算規準にひと通り目を通すことから始めるとよい。
posted by TASS設計室 at 08:03| 建築士

2025年03月09日

決めることに慣れていない

決めることに慣れていない人には「信」「確信」「confidence」が不足している。
半信半疑を卒業する必要がある。大勢で寄り集まって仕事をしている人は、出過ぎてはいけないと思いすぎるから、自分で決めないことが習慣になってしまっている人もいる。それと責任回避、こっちのほうが強いかな。

posted by TASS設計室 at 22:41| 建築士

簡潔明瞭

話しも文章も簡潔明瞭に表現する。前置きや枝葉の話しを加える必要はない。
本題に入るまでに時間がかかる人がいる。素っ気ないと思われることを心配しているようだ。
相手が必要としていることが何かを見抜く洞察力も必要である。
posted by TASS設計室 at 15:41| 建築士

2025年03月07日

数学の補習授業

建築士の受験予備校で、数学の補習授業を行ったら、合格率が上がったという統計がある。
物理のことは聞かなかったが、同様に物理の補習授業も効果があるだろう。
posted by TASS設計室 at 09:48| 建築士

不等号が苦手な人

大小関係、不等号が苦手な人がいる。
計算する際は数値の変化を考慮し、安全側に余裕をもって計算することがある。ぴったりの寸法なら理解できるが、不等号になると思考が及ばない人がいる。
どちらが安全側になるか判断しなければならないので、考えることが1つ増えることを嫌っているのかもしれない。
posted by TASS設計室 at 09:43| 建築士

数学が得意なら建築構造

意匠や造形から建築設計に入る人が圧倒的多数だが、数学が得意なら建築構造設計を仕事のメニューに加えよう。
建築構造で、特に木造の設計者の話しを聞くと、基本問題はできるものの応用問題に手が出ない人がいる。掘り下げて考える習慣をつけると、どんな複雑なことでも、単純なものの組み合わせにすることができる。
その際の基本は用語の定義である。そこがしっかりした人とは話しやすい。
posted by TASS設計室 at 00:12| 建築士

2025年02月27日

好奇心

技術屋に必要なことは好奇心である。
分からないことがたくさんあるからね。
posted by TASS設計室 at 19:03| 建築士

2025年02月21日

木造を学びたければRC造とS造を学べ

木造を学びたければRC造とS造を学ぶことである。
建築構造の基礎的なことはRC造とS造に集約されている。それに加え構造力学である。構造力学を学ぶ準備が数学と物理である。
いきなり木造では、何から学んだらよいのだろう。経験が無いので分からない。
木造の設計者が苦手としていることの1つに基礎の設計がある。基礎は鉄筋コンクリート造なのです。
posted by TASS設計室 at 06:48| 建築士

2025年02月14日

ルート2の設計は構造一級の資格が不要になる

ルート2の設計は構造一級の資格が不要になるらしい。
これで木造4階建てが加速する。今までの3階建ての要領で4〜6階建ての設計が可能になる。今までのルート3の計算は何だったのか。
耐震壁付きRCラーメンは、高さ20mまでルート1、高さ31mまでルート2で計算できる。
スーパーホットコラムを使えば、S造は高さ31mまでルート2で計算できる。

posted by TASS設計室 at 11:02| 建築士

2025年02月11日

設計する際は骨組を意識する

特に木造と鉄骨造の設計は、骨組を意識しないと設計できない。
木造軸組工法は柱に影響がなければよいが、2x4工法の場合は全ての壁が構造体であるため、タテ枠の組み方を意識しないと開口部まわりが納まらない。
展開図を作成する際は、壁の下地が見えないと仕上げが決まらない。納まり標準図を頭の片隅に置き、適宜スケッチを作成する。
転職の際の入社試験で、ディテールを描かせる試験を行う会社がある。構造力学の試験を行う会社もある。
構造計算プログラムの開発会社では、応募者全員を落とした年があると聞いたことがある。数学科・物理学科の選択科目で建築構造力学があったらよい。
posted by TASS設計室 at 09:30| 建築士

2025年01月29日

抽象的思考が苦手

抽象的思考とは「抽象的に考えること」
「抽象的」とは、「事物の共通点に着目し、一般的な概念でとらえること」である。そして、その考え方を「抽象的思考」といい、ざっくりと大きなまとまりで考えるという。

小学校高学年は抽象的思考が発達する時期だが、いつまでも低学年の人は多いものだ。
高学年は、この抽象的思考力が発達する時期にあたる。「割合」のように、抽象的思考を使って物事を理解する力がつくことで、複雑で難解な学習内容もどんどん理解を深めていけるようになる。

構造計算では検定比という単語がある。比だから割合を考えるのだが、差に着目する人がいる。差を見ることも必要だが、どのくらい不足しているか、どのくらい余裕があるか、という比率を見ることが検定比である。
posted by TASS設計室 at 08:25| 建築士

2025年01月22日

営業マンの習性

営業マンの習性には、次のようなものがあるそうだ。
@前向きに考える
A情熱がある
B独創性がある
C共感力が高い
D責任感を持っている
E準備をきちんとする
F流行りに強い
G疑わない
H記憶力が優れている
I気遣いができる
本当にそうだろうか。
Fはブランド物や偽ブランドに強そうだ。
Gは「疑わない」のではなく、洞察力が不足して「疑えない」のではないか。
建築に関する営業は、技術営業であるべきだ。商品は「技術」である。
posted by TASS設計室 at 10:52| 建築士

2025年01月18日

言語化が苦手な人

言語化は、思考を言葉にして相手に伝える行為だが、難しいと感じる人がいる。それは、思考せずに直感で感じたことだけを言葉にしているからであり、聞く立場に立って話していないからである。論理的に整理できていないことが原因である。それがメールの文章にも表れる。
「言いたいことが言葉にできない」「話してるうちに、何が言いたいか分からなくなる」等々、聞いているともどかしさを感ずることがある。
posted by TASS設計室 at 08:48| 建築士

2025年01月14日

次なる緩和は、ルート2の設計は構造設計一級建築士の要件を外すこと

次なる緩和は、木造のルート2の設計は構造設計一級建築士の要件を外すことである。
木造専業の構造設計者に構造設計一級建築士が少ないからである。一級建築士以上、構造設計一級建築士未満の資格を創設するという手はないだろうか。日本建築防災協会の耐震診断・耐震改修の資格のように、業務内容に特化した資格を加えるのである。そこまで準備すると、木造4階建てが増加する。
住木センターや2x4建築協会が、上乗せ資格を作り、告示でそれを認めるというストーリーである。どうせ法律は業界団体の意向で作られるのだから、好きなようにすればよい。
自動車の運転免許でいうと、オートマチック限定免許のようなもので、認定プログラムを使えば計算できるというようなことが頭に浮かんだ。
posted by TASS設計室 at 10:54| 建築士

2025年01月13日

設計者の条件

設計者の条件
@説明が簡潔で分かりやすい
Aすぐに具体例を挙げられる
B物事を客観的に捉えられる
C優先順位を常に意識している
D知らない、分からないと言える
E人より2歩、3歩先を見ている
F1つではなく、いろいろな見方ができる
G自分の得意不得意を理解している
H少ない情報で瞬時に要点を理解する
I洞察力
posted by TASS設計室 at 10:57| 建築士

2025年01月08日

土木設計の資格

土木設計の仕事に携わるために、必須の資格はない。資格者が多いのは土木施工管理技士である。
強いて言えば技術士(建設部門)である。しかし、土木施工管理技士と技術士は、難易度の差が非常に大きい。
建築施工管理技士と構造設計一級建築士・構造計算適合性判定員以上の差ではないだろうか。
開発や宅地造成などの小規模な土木工作物の設計は測量事務所が行っており、構造設計の資格は要求されない。行政によっては登録制を採用しているところもある。大規模なものは土木のコンサルの仕事である。
ここに構造設計一級建築士の資格を持ち込むことは適切とは言えないが、技術士の資格者のいる土木コンサルタント会社に依頼すると、小規模なものであっても設計料は1桁違うものになる。
宅地造成関連の工作物の構造設計は、行政が出している標準図を利用したり、市販されている構造計算プログラムを用いて計算している人が多いようだ。地盤調査に関しては、調査会社に丸投げで、設計者が土質について考察を加えたものは見たことがない。建築で言うと、スウェーデン式サウンディングの結果で、少しでも自沈層があると地盤改良を勧めるような調査会社である。もう一歩踏み込んで考察を加えると無駄な工事を省くことができる。

posted by TASS設計室 at 11:00| 建築士

2025年01月05日

建築ってデザインだけですか

建築ってデザインだけですか。
裏付けになる法規・構造・設備・施工も考えよう。それらの話ができるようになるには、必要最小限の知識が必要だ。計画段階で都市計画課や消防に行って下調べを行ったり、それらを踏まえて民間審査機関と事前打合せを行うことは、意匠設計者の仕事である。1人で回ってくるものだが、何人も連れだって行く癖がついている人も少なくない。
構造設計は躯体工事の段階で設備と施工との調整を行うが、意匠設計者は天井伏図の照明や空調設備の配置に口を出す程度で、踏み込んだ調整作業を行う人は少ない。意匠設計者はもっと躯体と設備を見て調整することである。
意匠設計者は全体を俯瞰し、司令塔としての機能を果たす必要がある。意匠設計=デザインと思い込み、その他の業務に興味を示さない人は若年層や不動産系の設計者に多いと感ずる。興味の方向が違うようである。
posted by TASS設計室 at 08:02| 建築士

2024年12月31日

意匠設計は学び方が難しい

構造設計や設備設計は学ぶべきことがまとまっている。構造設計の基礎は、数学・物理・構造力学・鉄筋コンクリート造・鉄骨造である。そこには木造専業の構造設計者が苦手とするところが含まれ、木造は特殊であると言われることもある。確かに材料は種を蒔けば育つ特殊な材料で、それを接着剤で貼り合わせている。鉄やコンクリートと異なるものである。
意匠設計は学ばなくてもできるように見えるが、全体を見渡す広い見識が必要である。中心となる設計者なので全てを掌握する。これは学び方が結構難しく、出来そうで出来ない。法規に関しては、設備設計者が詳しい。
我々の仕事は、料理人や職人の修行方法と似ている。似ていると言うよりも、そのものである。
教えてもらっているだけの人は、ファミレスやチェーン店のようにシステム化した業界と類似点がある。
posted by TASS設計室 at 17:25| 建築士