2018年05月18日

打合せ記録が書ける人

打合せ記録が書ける人は少ないものだ。言葉が分からず、適切な表現ができない人もいる。
そんな時は、話し合っている時の図面や計算書にメモを書き込むことである。何について議論しているかが分かる。
ボイスレコーダーを使っても良いが、再生するには、打合せと同じ時間が必要になる。
2時間程度の話しは、メモを取っておけば、記憶に残るだろう。

posted by TASS設計室 at 21:30| 建築士

2018年04月04日

覚える勉強は定着しない

覚える勉強は頭に定着しないので、実感として理解するとよい。
その際は画像やイメージとして記憶に残すことであり、言葉で記憶するものではない。
イメージが記憶にあれば、それを言葉にすることは容易である。
元予備校講師として、そんなことを実感している。
posted by TASS設計室 at 08:11| 建築士

2018年03月30日

木造構造設計建築士

木造構造設計建築士という資格があっても良いのではないだろうか。
木造建築士・二級建築士・一級建築士が受験できる資格で、軸組工法と枠組壁工法を選択できるようにする。選択した場合は限定免許になる。作図や計算の試験も行う。
基礎の設計は必須とし、べた基礎・布基礎・独立基礎を範囲に含める。
資格を創設すると勉強するようになるのではないかと思う。
事務所にFAXが来ていたが、伝統工法の新発売の資格だった。
posted by TASS設計室 at 14:14| 建築士

2017年10月03日

横のつながりを持とう

設計者は横のつながりを持とう。
特に住宅産業に従事している人は、横のつながりが希薄だ。互いに受注競争していうからだろう。ゼネコンは仲良くJVだけどね。
木造軸組工法・2x4工法・スチールハウス・軽量鉄骨など、互いに類似点はあるが、皆さん縦割りだ。
それで混構造に興味があるのは不思議だ。
混構造を設計するなら、RC造とS造を設計することだ。決して木造建築の延長線上に混構造があるのではない。
だから、木造の人たちは混構造というと、自分の手から離れて外注することしか考えない。しかも、基本設計からできていない。公表されている参考例が少ないことも理由のひとつかもしれないが、応用力を身につけたら良い。そのためには、構造詳細図をたくさん描いてみることだと思う。
意匠設計者もディテールをたくさん作成してみると理解が深まる。
posted by TASS設計室 at 10:21| 建築士

2017年02月11日

木造の業界は、非木造の技術者を採用しよう

木造の業界は、非木造の技術者を採用しよう。
建築構造の基本は RC造・S造 である。
「木造は特殊で、他の工法とは異なる」と言う人がいる。さらに「2x4工法は特殊で、軸組工法とは異なる」と言い出す人もいる。そんなことを言い出すのは、よほど基礎学力のない人ではないかと思う。
木という材料の特性を理解することは重要だが、それ以前に、共通する多くの知見が存在する。それらを学んだ上で木造(軸組工法、2x4工法)の構造設計を行うことだろう。
posted by TASS設計室 at 22:50| 建築士

2016年10月30日

「構造設計者不足」

「構造設計者不足」
元の記事は日経とのことだが、このような記事があった。
2008年の記事だが、団塊の世代の定年に伴い、現在は更に悪化している。団塊の世代の人たちは、退社後も定年の延長や嘱託、あるいは独立して仕事を続けている人は多数だ。
82歳の現役構造設計者もいる。建築構造技術者協会の懇親会で毎回お目にかかる。
引用したブログを要約すると
一級建築士は登録ベースでは35万人くらい。
構造系は1万5千人くらい。
そのうち、ある程度の規模の構造設計経験のある
建築士は半数程度でしょうから7000人。
耐震診断の実績のある構造設計者は、
さらに半数くらいだと思いますので3500人。
記事にある4000人という数字は正しそうですね。
この3500人、あるいは4000人というのは、構造計算適合性判定を必要とする設計、あるいは、特殊な設計にも対応する設計者だ。
ここで言う耐震診断は、普通の木造の耐震診断は含まない。
耐震診断断のほうが、設計の自由度が高く、評定委員会で議論するので、工学的に面白みがある。
寺社仏閣など、伝統工法を設計する構造設計者は関西方面に多い。
posted by TASS設計室 at 19:45| 建築士

2016年02月21日

詳細設計は、構造設計事務所にお任せください

意匠設計者のかたがたは、営業や企画設計で忙しいようなので、詳細設計は構造設計事務所にお任せください。躯体と仕上の関係が分かっているのは、構造設計者あるいは施工図を作成する人たちでしょう。
鉄骨造の場合は、仕口や接合部を意識して設計するので、感覚的に理解している人が詳細設計を行うほうが良いのではないだろうか。
意匠設計者は、現場から送られてくる施工図をチェックすることがあるので、そこで躯体と仕上との関係を理解すると良いだろう。施工図でチェックする、なんて言っておきながら、その前提となる詳細図を作成できない意匠設計者もいる。

posted by TASS設計室 at 23:30| 建築士

2016年02月20日

RC造・S造・混構造の設計

RC造・S造・混構造を設計する場合は、柱と梁を意識しよう。
計画図で階段まわりを見ると一目瞭然、この意匠設計者は何を考えているのか、と思うことも少なくない。
そんな時は、点線で梁を入れてみると分かる。
とりあえず意匠図では、躯体の梁幅を 300 とし、仕上げを考慮する。
鉄骨造の場合、梁幅 200 でも、耐火被覆が必要なので、ある程度の余裕をみる。
ALCメーカーや石膏ボードのメーカーの資料をダウンロードし、詳細を頭に入れてから意匠図を作成すると良いだろう。不安なら、構造設計を依頼する時に、構造設計者にチェックしてもらうことである。
小規模な建物の場合、構造計算ルートはルート1を採用することが多いが、耐震壁のないRC造の場合は、いきなりルート3になる。鉄骨造は、ルート3で計算するほうが経済的である。
混構造の場合は、ルート1で計算することが多いので、1階の構造計画に工夫が必要な場合もあり、計画段階から構造設計者に相談することをお勧めする。

posted by TASS設計室 at 18:59| 建築士

2016年02月12日

排煙に有効な窓の高さ

天井高さが 3m を超える場合、排煙に有効な窓の高さは、2.1m 以上かつ天井高さの2分の1 以上の高さでなければならない。
このことを審査機関に聞きに行く予定の人がいて、審査機関の担当者の時間が合わず、うちの事務所に来た。
天井高さは、平均の天井高さとする。
この人は、経験がないわけではないが、自信がないようだ。見てあげて『よし』と言ってあげると仕事が先に進む。
大勢の中で仕事をしていた人なので、個人プレイが苦手なのだろう。大手の会社には、申請課や代願事務所がいるので、中途半端な設計でもフォローしてくれる。
posted by TASS設計室 at 20:22| 建築士

2016年02月02日

一瞥(いちべつ)して理解する

建築設計に限らないが、物事を判断する場合、一瞥して理解することが必要である。
仕事は、そんなことの繰り返しではないだろうか。
頭は甘やかすと退化することを肝に銘じることである。
posted by TASS設計室 at 10:08| 建築士

2016年01月26日

現場に染まるな

建築工事や土木工事の設計者は、現場を熟知する必要があるが、現場に染まってはいけない。
この言葉を理解できる人は設計者になることができる。
スタート時点では優秀な人でも、設計から離脱する人がいる。それとは逆に、現場では使い物にならなくて、設計しかできない人もいるが、そのような人に有能な設計者を見たことがない。設計が勤まる人は現場で勤まるものである。
建築というものは雑学の集大成であり、広範な知識を必要とするものである。初心者は貪欲に知識を吸収することが必要であり、それらの知識を点とすると、点と点が結びつき線になり、やがて面になるものである。
それは研究者についても言えることであり、固定概念の強い人は柔軟性に乏しく、技術の発展を阻害することもある。業界は研究者を担いでいるので、都合のよい研究者を採用し、都合の悪い研究者を採用しないが、異業種や異分野の技術者や研究者を招き入れ、議論することも必要ではないだろうか。
posted by TASS設計室 at 20:01| 建築士

構造力学は必ず勉強すること

構造力学は必ず勉強することが必要である。
力学が分からず、図面を見ても、何になるのだろう。
味が分からない料理人が、見た目の美しい料理をつくるようなものだ。
posted by TASS設計室 at 12:59| 建築士

上官の職務を学べ、そして自分の職務を部下に教えろ

『上官の職務を学べ、そして自分の職務を部下に教えろ』戦争映画のひとコマである。
会社でも同様だ。
この他に、スナイパーやゲリラ的な行動、007的な行動もある。僕は単独行動が好きなのだ。
posted by TASS設計室 at 10:16| 建築士

構造計算の講習会

実務に役立つ構造計算の講習会の計画がある。審査機関から指摘されることに対応することができるようになることが目的である。
何を計算しているかを理解することも必要で、荷重と外力、応力を理解することから始めると効果的である。
初心者向けの構造設計や構造計算に関する書物が発行されているが、そのような本は一切不要であり、構造設計規準や構造計算指針を読むことが最も良い勉強になる。

枠組壁工法建築物構造計算指針(2007年)を例にとると、読まなくても良いところや、横目で眺めて通り過ぎても良い部分もあるので、隅から隅まで読む必要はない。読まなくても良いところとは、記述内容と実務的な設計方法が異なる部分である。例えば、壁を細かくメッシュに切って解析している計算例は、実務では使うことがないので、読み飛ばしてしまう。
床の水平構面の計算例でも、研究結果を、そのまま載せた部分で、数字を追いかけて納得できないところは、無理に追及せず、普通の計算方法を採用することで実務的には間に合う。

木造軸組工法、2x4工法、スチールハウスの応力計算では、床の押え効果や腰壁の効果を採用することがあるが、リアルに解析すると、結果が異なる場合がある。もっと素直に、在るものを在るがままに計算しても良いのではないかと考えている。
床荷重の伝達は、一方向版で計算するか、亀甲に分けて計算するかの二通りで良い。
応力計算では、応力計算の結果と断面検定に連続性が必要である。2x4工法の場合、応力図ではマグサの部分を梁として短期荷重時の応力を求めているが、断面検定では両端ピンの単純梁として計算している。
スチールハウスの場合、短期荷重時の応力図は、数値で示しているがモーメント図を描く習慣がない。
壁式鉄筋コンクリート造の構造計算と比べると、違和感をもつところがある。
posted by TASS設計室 at 01:25| 建築士

2016年01月23日

土木と建築の違い

土木学科は人気がないが、土木学科で建築構造を学ぶことができたら、人気が出てくるのではないか。
アメリカでは、建築は意匠や空間デザインを担当し、ビルの構造計算はcivil engineer(日本で言う土木の技術者)が担当するそうだ。
因みに、私が所属している日本建築構造技術者協会の英語名は Japan Structural Consultants Association である。
posted by TASS設計室 at 19:28| 建築士

仕事より人事に興味をもつ

技術者は人事よりも仕事そのものを楽しんでいるが、会社勤めの人は仕事より人事に興味をもつ人がいる。
転職しなければ、そんな生き方もあるかもしれないが、転職すると悲劇が訪れることがある。
『何ができますか』と問われて、『部長をやっていました』では話しにならない。
特にプレファブメーカーの人たちだが、社内規定など、会社特有のルールで仕事をしてきた人も同様で、専用のシステムでしか設計できない人もいる。
それに気づいたときは、すでに遅い、ということもある。
一言で言うと、『プロとは、他流試合ができる人』である。

会社を辞めるという人の話しを聞いて、僕は『転職するのですか、独立するのですか』と聞いたところ、『就職する』という返事であった。
国立大学卒で、博士課程を修了し、博士(工学)を持っている意匠設計者である。
今は、営業の仕事をしているらしい。
posted by TASS設計室 at 16:19| 建築士

2016年01月21日

構造設計をやっている意匠設計者

構造は専門でないと言いつつ、構造設計をやっている意匠設計者がいるが、その人は構造設計者である。
変な逃げ道を作らず、しっかり構造設計をやれば良い。
木造の人たちは、特定の構造に特化した人が殆んどであり、
・木造軸組工法
・2x4工法
・スチールハウス
のうち、いずれか1つの構造設計を行っている人が多くみられる。
それに加え、木製ドーム専業の人も加わってきた。
これからの構造はハイブリッド化が進むので、他の構造を理解することも必要だろう。
posted by TASS設計室 at 23:46| 建築士

2016年01月16日

事前協議や下調べの際のエスコート

事前協議や下調べの際、設計者をエスコートすることがある。
その際、結論に至る道筋を用意した上で打合せに臨むことがポイントである。メモを用意して、関係者に配布することがあるが、無駄になっても良いので、コピーは十分な人数分を用意する。
打合せに行くと、何人も出てくることもあるので、それぞれにコピーが行き渡るようにする。それでも結論が出ず、連絡待ちということもある。

金曜日に依頼されて、月曜日に確認申請を提出するという建物もあり、それが済んだら、ドームの構造計算書をまとめる。実務での構造設計は、研究とは異なるので、建築基準法や告示などに則って設計するが、微妙な判断もあり、その考え方を審査機関と共有する。
ストーリーができたので、当分の間は全国に申請することができる。midas(マイダス)を導入してから、構造の検証が効率化された。
建築基準法によらない構造設計も行っており、試験結果や文献から引用した計算式を使って解析している。参考資料をもらったが、良く分からない計算式もあり、納得できるまでエクセルで試行錯誤している。
こんなことを、やりはじめると、時間が過ぎるのが早い。
posted by TASS設計室 at 22:44| 建築士

2016年01月15日

耳が悪い、目が悪い

耳が悪い、目が悪いという人がいる。
耳が悪ければ、補聴器をつけることだが、そんな人に会うときは、メガホンを持って行くことにする。
見にくそうに書類を見ている人がいるが、眼鏡の度を合わせれば良いだけである。
それらの人は、仕事に背を向けているのである。
耳が悪い、目が悪い・・・・・・頭が悪い。
posted by TASS設計室 at 14:13| 建築士

2016年01月10日

街の鉄骨工場を衰退させてしまったのは、意匠設計者の責任

街の鉄骨工場を衰退させてしまった責任の一端は意匠設計者にある。
意匠設計者の技量が高く、鉄骨系プレファブメーカーに対抗できる程度の腕前なら、小規模鉄骨造が生き残ったと思う。
こんな状況になったら、構造設計事務所が鉄骨造の意匠設計に乗り出すしかない。
意匠設計者のプランニングの力が試されるので、木造2階建て住宅しか設計してこなかった人は、構造計画を理解する努力が必要である。
posted by TASS設計室 at 17:00| 建築士