2020年05月27日

推定強度を計算する際の標準偏差

材料の試験データから推定強度を求める場合、工業製品と建築では計算方法が異なることが分った。

機械屋さんは偏差値を標本分散で計算し、平均値-3σで推定するが、建築の場合は不偏分散で平均値-σ/2で計算している。耐震診断の際のコンクリート強度は試験体を3本以上採取し、後者で計算する。

サンプル数が少ないが試験結果のばらつきが少ないので、僕は後者が適切と考えている。

https://seihin-sekkei.com/calculation-t…/standard-deviation/

標本分散と不偏分散

https://stats.biopapyrus.jp/stats/var.html
posted by TASS設計室 at 07:57| 構造設計

2020年05月09日

倉庫の設計

平屋の倉庫(約3,000m2)の設計で、H-350x175の間柱と間柱の間にブレースを入れたら、柱脚が浮上り、アンカーボルトのせん断耐力が不足する。ベースパックを使ってみたが、それでも不足する。ブレースの断面を下げてゆき、Qu/Qun をギリギリまで下げても、ちょっと足りない。
柱脚を下げて、スラブのコンクリートの支圧でせん断力を処理することにする。
柱は中幅の H-488、H-588 である。

posted by TASS設計室 at 09:35| 構造設計

2020年04月24日

2x4工法の壁を鉄骨造の耐震壁に利用

2x4工法の壁を鉄骨造の耐力壁に利用することを考える。
木造軸組工法との組合せも良いだろう。
木造軸組み工法の柱と梁の一部に鉄骨を使う方法もある。
構造特性係数が 0.3〜0.35 にすることができ、ルート2で計算する場合でも
ブレース構造のβ割増し 1.5 が不要になる。
mono-H工法と併用することも考えられる。
小屋組みと床に 2x4工法 の部材を使うことで軽量化できる。
水平構面は鉄骨との接合を工夫することで、水平ブレースを省くことができる。
され、こんな構造計算指針はできるだろうか。
鉄骨の設計者が、軽量化、コストダウンの手段として使う可能性がある。
posted by TASS設計室 at 20:56| 構造設計

2020年04月15日

SST工法

地盤調査結果次第だが、支持杭では不経済な場合で、建物重量が大きくない場合は SST工法を採用することがある。

http://www.sstkyokai.co.jp/sst/sst_pamph_9_170112.pdf
posted by TASS設計室 at 01:11| 構造設計

2020年03月03日

壁式鉄筋コンクリート造

壁式鉄筋コンクリート造設計施工指針(平成15年2月)
5階建までなら、壁式鉄筋コンクリート造(WRC)で計画することができるので、
木造との混構造にすることもない。
WRCは木造の耐火構造よりも仕上げが簡単だ。
構造体として壁厚200mmの場合、外壁のフカシ20mmとし、コンクリートの厚さは240mmになる。
内部はウレタン吹付、石膏ボードをGL工法で貼るか、LGSで下地を組んで石膏ボードを貼る。
posted by TASS設計室 at 11:45| 構造設計

2020年02月24日

賞味期限切れの構造計算プログラム

DAPのようにサポートが終了した構造計算プログラム、壁麻呂のようにバージョンアップする気にならず、保守契約を中断したものもある。
BUS-6を使っているので、SS-3はバージョンアップしていない。
東京デンコーのプログラムは、使いにくいところがある。エラーメッセージで部材の位置を示す際、X方向何番目、Y方向何番目という表現である。通り名で表現してもらいたい。通り芯を付ける際X方向、Y方向で通し番号にすればよいが、座標を分割すると、通し番号が崩れてしまう。主要な壁のある通りをX1,X2などとするので、その中間はX1a,X1bなどとしている。
2x4工法の計算を行う際に使い物になるプログラムは「2x4壁式3」だけだが、中高層木造建築が衰退すると必要がなくなるプログラムである。このプログラムは、壁麻呂から発展したものなので、壁式構造を統合したら良いと思う。WRCの4階で設計を始め、様子を見ながら2〜4階を2x4工法に変更することもできる。2x4工法の3階で計画したが、それをWRCに変更したいこともある。2x4壁式3は、混構造の計算はできるが、WRCだけの計算ができない。しかも壁麻呂とデータの互換性もない。壁式診断も別のデータになる。
構造システムのBUS-6とDOC-RC/SRC、DOC-Sのように、共通のデータで計算できるものは便利だ。耐震診断として計算を始めたが、新築の場合はどうなるか計算してみたいこともある。そんな時に共通のデータは助かる。
posted by TASS設計室 at 13:54| 構造設計

2020年02月12日

鉄骨系プレファブ建築

鉄骨系プレファブ建築は、究極の鉄骨造である。
その中で興味深いものは、あるメーカーのブレース構造の構造特性係数が 0.35 というものである。
ブレースのディテールが工夫され、変形能力が高く塑性率が大きいという特徴がある。
木造でも、これに似たディテールを見たことがある。仕口の金物が変形することで、塑性率を高めている。

鉄骨造のルート2のβ割増 1.5 が辛いので、ルート3で計算することが当たり前になった。ルート2の計算の影が薄くなってきた。
posted by TASS設計室 at 15:34| 構造設計

2020年02月06日

数百円で購入できる有益なエクセルシート

数百円で購入できる有益なエクセルシート
http://arc-structure.sakura.ne.jp/program.htm
posted by TASS設計室 at 22:10| 構造設計

2020年02月03日

会議室の記事

http://arc-structure.sakura.ne.jp/bbs.htm
今まで疑問に思っていたことが解決した。
技術基準解説書(2015) P.712 付録1-5.2 RC造と木造の混構造
のページをご覧いただきたい。
僕は『濱』という名前で出ている。
posted by TASS設計室 at 20:37| 構造設計

2020年01月18日

自分用にメモ

自分用にメモ
@柱脚部固定
AQL+1.5QE
B付着割裂破壊
C通し筋定着長さ1991年
D押し過ぎて剪断破壊
E壁の曲げが大きくなり偏心率過大
FQun分布
G固定荷重に余裕
HDs=0.55として割り切って判断
Iすだれ状のスリットで4辺スリット効果
posted by TASS設計室 at 22:35| 構造設計

2019年12月24日

円形の開口をもつ耐震壁

円形の開口をもつ耐震壁を外接する正方形に近似しても良いが、少しでも誤差を少なくするため、矩形3つで8角形の開口として、それらを包絡すると、円形に近いものとなる。
この程度のことで耐震壁の耐力が僅かに上がり、Qu/Qun が 0.01 上がった。
開口補強筋は斜め筋も入れるので、円を等しい面積の正方形に置き換えても良いと思うが、8角形に近似してみた。
梁の人通口は円形で計算するが、正方形にしたがる現場がある。そんな時は外接円の大きさで検討するが、矩形にできたら使い勝手がよくなる。600x600を850Φに置き換えて計算するのは、やりすぎのような気がする。
終局時も含め、計算の落としどころはないものだろうか。
posted by TASS設計室 at 09:58| 構造設計

2019年12月13日

まだまだ勉強が足りない

鉄筋コンクリート造は難しい。2010年の建築学会RC規準で計算するが、その中の計算式で選択できるものがある。1991年の規準や、それ以前から使われている式も選択できることが分かった。柱の剪断力が納まらず苦労していたが、何のことはない、昔の式でも良かったのだ。最新の式は何だったのか。
応力計算は弾性解析と弾塑性解析があり、変形が大きいので、弾塑性解析を行った。鉄骨造並みに 1/300 の層間変形(高さ3mで1cmの変形)である。こんなに変形するRC造は今まで設計したことがなかった。
これだけ変形するから、持つのだろう。
注意しなければならないのは、付着割裂破壊であることが痛いほど分かった。まだまだ勉強が足りない。
posted by TASS設計室 at 10:45| 構造設計

2019年12月03日

荷重表と二次部材

単純な作業だが、荷重表作成と二次部材の計算は、構造設計の初期段階で重要だ。
大雑把に全体像を把握することを急ぐが、その前提をしっかりさせておくことである。急がば回れである。
それらのデータは、使いまわしができる。

posted by TASS設計室 at 08:36| 構造設計

2019年10月15日

構造計算データの節点数

構造計算データを入力していたら、データを追加できなくなってしまった。
しばらく試行錯誤し気づいた。
初期設定を10,000節点にしていたが、それが少ないことが分かり、20,000節点にしたところ、データを追加することができた。
久しぶりに 10,000節点を超える建物である。
こんなことを意識せず、コンピュータの能力の許す限り、扱えるプログラムもあるが、最初に設定するほうが、計算時間を短縮できるのかもしれない。
posted by TASS設計室 at 21:09| 構造設計

2019年08月23日

階段の構造設計

折り返しの階段の設計を行う際に、上階の階段に頭が当たるかチェックする。
それに加え、階段は手摺のまわし方が綺麗になるよう、折り返しのところで1段ずらすと良い。
段の部分を意識しがちだが、手摺が綺麗にまわると、段の部分も素直に納まる。
posted by TASS設計室 at 00:10| 構造設計

2019年07月26日

mono-H工法、日の字柱、HPC造

耐震診断を行っていると、現在では設計することのない構造に出会うことがある。
柱のH形鋼の強軸の向きをX方向やY方向に向け、H形鋼だけのラーメンである。強軸側は剛、弱軸側はピンである。バランスよく配置すると、けっこう良い建物ができる。構造コストも安くなり、規模によっては、現在でも通用する構造である。
H形鋼の弱軸方向にカバープレートを付けた日の字柱は、自分では設計したことはないが、耐震診断でお目にかかる。HPC造のマンションは、取り壊されたものが多いと聞くが、まだ残っているものがある。基本はSRC造だが、ブレースの計算に特徴がある。
皆、応用問題的な計算である。
posted by TASS設計室 at 19:23| 構造設計

2019年07月24日

ベースパックがCFTに対応した

使う機会はないと思うが、ベースパックがCFTや溶融亜鉛メッキにも対応した。
posted by TASS設計室 at 02:10| 構造設計

2019年07月16日

有限会社TASS設計室

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有限会社TASS設計室
酒井善明
〒232-0073 横浜市南区永田南2-13-4
TEL 045-731-6926  FAX 045-714-4723
mobile : 080-5906-6926
e-mail : tass@maple.ocn.ne.jp
gmail : tassyokohamasakai@gmail.com
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定休日 : 水曜・土曜・日曜・祝日
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posted by TASS設計室 at 22:09| 構造設計

2019年07月14日

工業化住宅の耐震診断

工業化住宅の耐震診断
特に軽量鉄骨のプレハブ建築の耐震診断の需要が高まってきた。
構造躯体の品質が良いので、リフォームして使うことができる。
鉄骨系プレハブの耐震診断では、q値が 1.0以上であることを確認すれば、Is値は自動的に 0.6を超えることが明らかなので、Is値は判定から除かれていることが特徴だ。建物の耐力は引張りブレースで決定される。
https://www.purekyo.or.jp/bukai/jyutaku/seismic-diagnosis-method.html
posted by TASS設計室 at 10:02| 構造設計

2019年06月28日

鉄骨造が落ち着いてきた

ハイテンションボルトの不足問題は、秋ころまでに解消する見通しが立ち、鉄骨造の計画が復活した。
小規模鉄骨造と中層木造建築を比較すると、5階建て以上は鉄骨造が有利である。
小さすぎる建物も、鉄骨造が有利だが、計画によっては、壁式鉄筋コンクリート造も捨て難い。
posted by TASS設計室 at 16:42| 構造設計