2015年07月02日

デフォルト

ギリシャのデフォルトがニュースになっているが、当方も、たまに被害にあう。
法律事務所から封書が届き、諦めざるを得ないことがある。
いつ、そんなことが起きるか分からない。

今月は白金の八芳園で行われる朝会に招待され、何人かの人に会うことになった。
二度目の参加である。一度目は、1社および1人の個人営業の人に私が発注した。
そのうちの1社の代表の実家は、うちの近所にあり、家族のことも良く知っている人である。
次回は建設関係の業種が参加するとのことで、呼ばれた次第である。

私の知り合いで、歯科医との人脈が豊富で、歯科医院の建設や経営改善を得意とする建設会社の社長に声を掛けることにして、主催者の了解を得た。ダメな会社を立ち直らせることを得意とする経営コンサルタントがいるが、それ以上悪くならないだろうから、有能なコンサルタントにとって、改善計画は難しくないに違いない。
福祉系の建物や、2x4工法を主体とした大規模木造建築、都内や周辺の狭小地の建築に関するマーケットにも注目している。

posted by TASS設計室 at 11:46| 閑話休題

2015年06月29日

発展する人、食いつぶす人

客先は リピーター が重要である。
しかし、ほとんど リピーター がなく、新規の顧客ばかりを探している人や会社がある。
一時(いっとき)は儲かるかもしれないが、後が続かない。
何が違うか、本人は気づいているのだろうか。一言で言うと、食いつぶしているのである。
だから リピーター がないのだ。
発展する人は仕事上のパートナーが増え、互いに協力関係になる。紹介したり、紹介されたりしながら発展するものである。

何でも秘密にする人は、大した情報を持たない人であり、情報交換と言いながら、ただ聞いているだけである。挙句の果てに、何か仕事はないものかと言う始末で、情報を発信する人に、情報が集まることを理解していないようだ。
情報とは、「情け」に「報いる」ことである。

森鴎外が「戦争論」を翻訳する時に作った言葉で、原語はドイツ語。
戦いを指揮する者は、最前線の兵士が何を経験し、何を見聞きし、何を欲しているのかまでを知る必要があり、またそれに応えてやらなければならない。
そうでないと、兵士は期待されているだけの働きはできない、という意味合いを込めて「情に報いる」と言い、情報収集の必要性を強調した。
「情報」は、英語でもドイツ語でも information である。

posted by TASS設計室 at 00:08| 閑話休題

会期延長、強行採決、解散総選挙

会期延長、強行採決、解散総選挙
これから、こんなことが起こるのだろうな。それも良いではないか。
http://blogs.yahoo.co.jp/mvbzx0147/34025343.html
http://critic20.exblog.jp/24261499/

posted by TASS設計室 at 13:07| 閑話休題

2015年06月17日

やまとなでしこ【大和撫子】

やまとなでしこ【大和撫子】
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/nadesiko/
http://dramaview.blog112.fc2.com/blog-category-108.html

15年前の松嶋菜々子主演のテレビドラマだが、先週、その存在を知り、YouTube で観た。
観たと言っても、第1話の最初、第10話の最後、第11話を観ただけである。
出演者の不祥事で、再放送されることはないと聞いている。
今頃なぜ『やまとなでしこ』か、と言うことは、話さないことにする。

posted by TASS設計室 at 21:55| 閑話休題

2015年06月15日

中途半端でも良いではないか

『思いは招く』という講演の中で、中途半端について言われている。
https://www.youtube.com/watch?v=gBumdOWWMhY

中途半端ということは、途中までやっているのであり、やらないより良いではないか。
私も全く同感である。私の部屋の書棚には、中途半端がたくさんある。
背伸びして買った本、大学教授から送られる本があるが、まだ全部に目を通していない。

記憶されている人もいるかもしれないが、私が講習会で講義した時、『お腹に入る弁当は買うけど、頭に入る本は買わないの?』と嫌みを言ったことがある。

posted by TASS設計室 at 11:53| 閑話休題

The Summing Up

サマセット・モームの The Summing Up は有名な本で、英語で読まれた人も多いと思うが、要約して表現することに慣れると、仕事上のプラスになる。もちろん日本での表現の話しである。
私は良く『手短に話してください』と言うが、意外と難しいようで、面倒になり、私が要約して話し『こういうことですね』と言ってしまうこともある。
自分の頭で考えたことは要約して表現することができると思うが、伝聞や伝達、右から左の仕事をしている人には荷が重かったようだ。
そんな状態では、仕事にならないのではないだろうか。

The Summing Up は Kindle版を購入し、スマートフォンで読むことができる。
サマセット・モームは、高校の時の英語の先生がテキストにたびたび引用していたので、印象に残っている。


posted by TASS設計室 at 09:35| 閑話休題

2015年06月13日

法外に高い見積り金額

私が補強設計を行い、設計監理を行っている建物で、現在工事中の建物だが、耐震改修工事の見積りで、私が紹介したA社が法外に高い見積りを提出した。
SRC造11階建てのマンションのピロティ部分の補強工事である。
A社:1500万
B社:1000万
C社:1100万
というものだが、会社の規模はA社が最も小さい。
これは非常識な金額である。
見積り条件は、現地で3社に説明し、その場で質疑に応じている。
後日、届いた質疑にも対応し、修正した図面も配布済みである。
大して難しくない工事で、こんなに見積り金額が違うことに疑問がある。

会社の規模が小さいからと言って、工事費が安くならないという良い例である。
今後は、この会社に見積りを依頼することを控えることにする。
質疑応答における文章の書き方や質問内容はB社が最も良くできおり、A社からの質問は全く無かった。
1000万程度の工事で、その1.5倍の 1500万という見積金額が出てくる例を示した。
設計者は入札結果に考察を加え、決定する際にアドバイスを行う立場にあるが、業者の技術力や施工体制を良く見極めた上で、入札に参加してもらう業者を選別することが必要である。
工事はB社が落札し、工事工程に余裕をもって完了することが確実になった。
現場監督の技量が高く、適切な工事計画と、その場その場での的確な判断のたまものであることは確かである。

posted by TASS設計室 at 00:32| 閑話休題

2015年06月09日

皮算用の繰り返し

先日の会合の二次会で、ビルの建て替えの計画があるという話しを聞いた。
どうせ与太話しだと思い、『決まったら協力させていただきます』と答え、それ以上の話しは聞かなかった。
仲介業の人たちは、利益優先なのか、計画の全体像を把握する前にお金の話しをしてしまう。そして.....
・委任状をもらいたがる
・専任を要求する
こんなことをやっているから、計画がまとまる前に、話しが消滅してしまうのである。
『千三つ』とは良く言ったもので、確率 0.3% の世界である。
この計画が正式に進むことになったら、仲介者には銀座の並木通りのクラブでシャンパンタワーをプレゼントする。前回の二次会では、安いスパークリングワインを使ったが、今度はリーズナブルな価格のモエにする。
この仲介者はシャンパンには目が無いそうだ。
私は酒の席で人物を観察するが、複数の女性の目と感覚も参考にする。こちらのほうが的確に評価していると思われる。

クライアントが望む方向性を察知し、適切な提案とアドバイスができなくては、計画が先に進まない。
顔を見れば分かるが、欲が顔に現れたのでは、相手が離れて行く。欲で仕事をするものではない。
人は良いが中身が無い、というのも問題である。そのような人は、誰かの後ろ盾を得て仕事をするほうが良いだろう。
営業の初期段階は、話しやすい人が有利だが、中盤以降は技術力と洞察力が要求される。

posted by TASS設計室 at 08:57| 閑話休題

2015年06月08日

文字による簡潔な表現

営業職はメールよりも携帯電話を好むようだ。電話で連絡していると、仕事をやっているふりができるからかもしれない。また、こちらからメールで連絡した場合にも、私の携帯電話にかけてくることもある。
私のiPhoneのバッテリーが切れたときには、事務所に電話をかけてくることが分かった。
とにかく、電話をかけまくっているようだ。

それらの人々を観察していると、文字を書くことが少ないことが分かる。文字を書かせると構えてしまう人も少なくない。マークシートの弊害であり、質問する場合は、択一問題にすると相手の反応が良くなる。社内では、簡潔に文字で表現することをトレーニングすると、メールによる効率的な連絡ができるようになる。

互いに複数の用事を行っていることが多いので、どうしても時間差が生じてしまう。車で移動している時は、電話に出ることが可能だが、電車に乗っている時は、電話に出にくいこともある。
そこで、メールによる連絡が効果を発揮する。電話で話しをする場合は、ショートメッセージやメッセンジャーを使い、時間があいているかどうか確認してから電話すると良いだろう。
相手の状況を素早く察知し、適切に対応できるようになってほしいものである。

また、当方がメールで連絡する場合は、返事を要求せず、一方的に連絡することもある。とにかく読んでもらえば良い。現在進行中の業務に関連する情報を、自分が気づいたときに送ることもある。メモを残して、後で連絡することでも良いが、時には忘れてしまうこともある。メールなら、とりあえず送っておき、時間のあるときに読んでもらえば良い。
文字にするメリットは、頭に中を整理することができることである。

posted by TASS設計室 at 04:02| 閑話休題

2015年06月06日

宅地造成の排水処理

宅地造成では、敷地内の排水処理が義務付けられる。水は上から下に流れるのだから、下側に位置する人が水抜きの水を受け入れれば良いのだが、それを拒否されることがある。
擁壁の設計で水圧を考慮すると不経済な設計になるので、何とか工夫して水抜きを設け、排水方法を考えたほうが良いことは明らかである。
また、地表面載荷を 20kN/u として擁壁の設計を行うことが常である。以前は 10kN/u が多く採用されていたが、予定建物の荷重を適切に考慮すると、最低でも 20kN/u は必要である。


posted by TASS設計室 at 00:20| 閑話休題

2015年06月03日

何も考えていない人

何も考えていない人と、常に進歩している人の違いは、日々の努力である。
・コンピュータプログラムの会社の営業担当が、プログラムを運用し、使い方を説明することができるようになる。
・杭の会社の営業担当が、杭の計算を行うことができるようになる。
・コンクリート調査を行っている人の中にも、偏差値を求めて推定強度を出すことができ、低強度コンクリートに対して考察を記述できる人もいる。
・耐震診断の現地調査を専門に行う人は、耐震診断のルールに則り、経年指標を求めることができる。
・現場でコンクリート施工図を描いている人の中に、構造計算を行うことができる人もいる。
このように、日々の仕事からステップアップする人がいるものである。
最初は営業職として入社したが、次第に技術を身につける人も少なくない。
建築関係の協力会社の人たちは、常に努力しており、そのような人には安心して仕事をお願いすることができる。当然だが、話題も豊富で、技術的な話しをすることができる。

その反面、何も考えていない人は、仕事を離れた場での会話においても、話しの内容に深みがない。全てにおいて、深く考えていないのではないかと思われる。
そのような人たちは思考回路が脆弱なため、仕事の上では判断することから逃げ、指示される立場をとることが多いことも特徴である。

posted by TASS設計室 at 20:22| 閑話休題

2015年06月02日

不自然な計画は頓挫する

建築計画において、不自然な計画は頓挫する。
意匠設計者の技量によることだが、施主の希望をそのまま図面にしたと思われる図面を拝見することがある。
その段階の図面で、施工会社は見積書を作らされているのである。お気の毒である。
それで耐震等級2とか耐震等級3とか言っている。
次の段階で実施設計に入るわけだが、大きく変更し、当たり前な計画に落ち着くと考えている。
あるいは計画そのものが空中分解する。

posted by TASS設計室 at 04:54| 閑話休題

2015年05月24日

多くの情報の並行処理

建築の設計に限らないが、仕事では多くの情報の並行処理が必要である。
頭を甘やかすと、処理能力が下がる。
自分で考えたものは頭に残るものである。
計画の要点を聞いたときの反応で相手の技量が分かる。自分で考えていない人かどうか、良く分かるものである。
何で右から左の仕事しかしないのか。そんなことでは、仕事の面白みが分からないだろう。

28日(木曜)は、コンピュータのプログラム開発に関する打合せを控えており、頭の片隅で作戦を考えながら、日常業務を行っている。
現用の構造計算プログラムの特徴や弱点を理解した上で、新たなプログラム開発に参加する。
その際、構造計算指針の内容に言及することは避けられず、指針の発行元に問合せを行うことも考えている。

昔、N88-BASIC でプログラミングしていたが、Windows を使うようになってから、ほとんどプログラミングしていないので、自分ではプログラミングせず、開発者に提案することが私の仕事となる。

posted by TASS設計室 at 19:34| 閑話休題

センサーの違い

ある人と『人』について話した。
人格、品格、知性、心に注目すると、『人』の違いはセンサーの違いであるという結論になった。
センサーの性能と数ではないだろうか。
『鈍感』という言葉があるが、センサーの感度が鈍い(にぶい)ということである。

仕事をする上では情報も重視されるが、与えられた情報だけではなく、感じ取る情報のほうが重要である。
情報を伝達する場合、書類を渡すだけではなく、手短に要点を伝える能力も必要とされる。
右から左に書類を転送して仕事が終わったと言っている半端人間も少なくない。
担当者なら、一瞥して内容を把握するくらいのことは出来なくてはならない。

posted by TASS設計室 at 12:05| 閑話休題

2015年05月22日

サラリーマンは自己表現ができない

中高年の転職に見る「サラリーマンは自己表現ができない」の悲劇
という記事である。
http://www.landerblue.co.jp/blog/?p=19784

『目立つのは良くない』『組織には従え』『上には逆らえない』的な言葉に侵されている。
良く言えば『素直』、悪く言うと『自分で考えない』ということである。

リテラシーが低い中高年が転職で苦労しているらしい。
リテラシー(英: literacy)とは、特に和製英語(Japanese English)において、「何らかの表現されたものを適切に理解・解釈・分析・記述し、改めて表現する」という意味に使われている言葉であり、現代的には、日本語の「識字率」と同じ意味で使われている。 ちなみに、古典的には「書き言葉を正しく読んだり書いたりできる能力」と言う意味で用いられた時代もあった。

お気づきのかたもいると思うが、会議や打合せの席上で、私は人の話しを無視して意見を言うことがある。
何も考えていない人が、責任逃れ的なことを言っても、私は全く意に介さない。

posted by TASS設計室 at 12:30| 閑話休題

2015年04月26日

Give and Take

 建築設計の業務は範囲が広く、自社ではできないものを他社に紹介したり、他社から紹介されることもある。設計業務を引き受けると、確認申請や適合性判定にも関連があり、民間の確認申請審査機関や適合性判定機関、評定機関を紹介することがある。
 互いにスケジュールを調整することで、日程的に多少の無理を聞いてもらうこともあれば、相手の要望に応じることもある。私は構造の審査を行うので、審査機関での深夜残業も覚悟している。

仕事において「与えること」が多い人への福音「Give and Take」という記事がある。
http://lifehacking.jp/2013/09/give-and-take/

この記事を要約すると。
Taker と Giver のどちらの方が結局のところ「得」なの? Giver はいつも馬鹿を見るのか?

Giver は組織の下半分にも多く見られる一方で、最も高いところにも多く見られる。逆に、Taker の素質をもっている人は、案外中間層に最も多くなるという結果である。
● Taker なんか素質ではない。

これはいったいどういうことなのか?
パイを広げ、可能性を広げる Giver の特性

それだけではない。 Giver が成功するとき、彼は限定されているかにみえるパイをおしひろげ、周囲の人にも大きなメリットを作り出す傾向がある。

こうした Giver の特性は、惜しみなく与え続けることで他人から受け取りやすくなっている「シェアの精神」、あるいは自分の利益よりも全体の利益をみることのできる客観性など、多岐にわる。

● 結局、たらいの水なんですよ。
(● は酒井が注記)

posted by TASS設計室 at 21:51| 閑話休題

2015年04月21日

分譲マンションの耐震改修は進まない

 分譲マンションの耐震改修は進まない。
構造耐力より景観を優先し、費用を負担したくないのである。
住戸の占有部分に鉄骨ブレースを入れることが最も簡単で、費用負担が少ないが、特定の住戸にブレースを設置するため、該当する住民の合意が得られない。
 そこで、バルコニーの外側に外付けブレースを設ける設計としたが、それでも自分の住戸のバルコニーの外側にブレースが設置されることにも拒否する住民がいる。費用負担を望まない住民も少なくない。
結果として何もやらないことになる。

posted by TASS設計室 at 19:16| 閑話休題

2015年04月08日

営業担当者は観察眼を養う

 営業担当者は観察眼を養うことが必要である。
営業トークと称して、自分が用意したことを一方的に話すことはできるが、相手を観察していない。
相手の質問に答えることができないから、一方的に話しをするのである。それでは営業担当者は務まらない。
1対1、あるいは初対面の人を相手にすると、あることないこと好き勝手に話すが、周りに事情を知る人がいると急におとなしくなってしまう。

 落ち着いて話すことのできる店に2回、飲みに連れて行き、ある人に観察してもらったところ、注意深くつきあったほうが良いという結論になり、私の意見と一致した。
そんなことは5分話せば分かるものだが、見る人が見れば容易に理解できることである。
良いものを悪いと判断し、悪いものを良いと判断することは、仏教用語では「顛倒(てんどう)の妄見(もうけん)」と言うが、まさにそんなことを行っている人なのである。

posted by TASS設計室 at 22:23| 閑話休題

返事がない人には聞くだけ無駄

 計画が途中で立ち消えになりそうな場合や、持て余してしまう人に対してアドバイスすることがあるが、情報を小出しにしてくる人に対しては、的確なアドバイスを行うことが難しい。
見抜かれていることを本人は気づいていないのだが、恰好をつけたいようである。

 自分より立場の低い人に対しては強気な発言をするが、その逆の場合はおとなしくなってしまう。
そんな人に読んでもらいたい本がある。
『粋な人、無粋な人』(伊藤由美著)

posted by TASS設計室 at 07:58| 閑話休題