2024年04月25日

施主と設計者のミスマッチ

施主と設計者のミスマッチを感じたことはないだろうか。
施主は何を望んでいるか、懐具合はどのくらいか感じ取り、適切な計画を提案する。常に雑誌に載せるような設計を考えるのではなく、施主の希望を叶える設計を行うのである。
こだわる必要のないところにこだわり、気にすべきところを気にしない設計もある。特に防水に関係のある部位は疎かにしないことである。
posted by TASS設計室 at 14:18| 閑話休題

見積書は技術の証明

設計でも工事でも、見積書は技術の証明である。
何の見積りでも必要な作業をシミュレーションしてコストを出して経費を加える。その中には外注費も含む。作業内容が分からないと見積りができないことは言うまでもない。だから技術屋が必要になる。右から左の仕事をしている人は、金額に興味があるが、中身については理解不足の人がいる。興味がないから何度やっても身につかない。
仲介業者が何社も入ると、それらの会社の経費や手数料が加算される。監修とかコンサルの名目で間に入る会社もあり、施主の代理としてプロジェクトをまとめている。こちらにとっては、プロが間に入るほうが話しがしやすいので好都合である。
posted by TASS設計室 at 07:55| 閑話休題

2024年04月24日

カーテンウォールの取替

カーテンウォールを取り替える際、面積が増加すると増築になってしまう。
増築にならない納まりにするしかない。こんな方法でビルの見栄えが良くなる。固定荷重は帳尻を合せるが、多少増えたところで余裕をひねり出せば済む。

posted by TASS設計室 at 16:11| 閑話休題

確認申請と消防同意

確認申請に先立ち、消防と協議しておくと消防同意の際に順調に進む。
僕が意匠設計や設備設計も行う場合は、小規模な建物なので、最初に1回打合せを行い、その後はメールのやり取りでよい。遠隔地の場合は敷地を見る時に予定を合わせて消防に立ち寄る。
分業化するのもよいが、500uくらいの建物なら、隅から隅まで理解し、中心となる設計者が調整しよう。
posted by TASS設計室 at 14:28| 閑話休題

設計の選択肢に木造を加える

計画段階で予算の上限が見えている場合、無理にRC/WRC/Sとせず、木造を選択肢に加えることを勧める。
3〜4階建ての場合は、混構造を含み比較すると答えがみつかる。建築計画は経済活動の一部だが、狙いがあさっての方では経済滑動である。
今回の法改正で3階建て高さ16m以下の建物は有利になるようなので、告示が出揃うまで様子を見るとよい。事前にリークされた情報を探すことも必要だが、リークされた情報は参考に留め、100%信用してはいけない。

話しは変わるが、バブルの頃、リーク情報に惑わされて建築計画が頓挫し、日本の会社を潰した人がいる。たまたま国際線のビジネスクラスで隣りになり、話しをした人で、家族を横浜の中華街での食事に招待した。ミャンマーでは共通の知人がいて、彼が経営するホテルに泊まった。現在の様子は知らない。
https://yangon-international-hotel-japan.yangonhotels.org/ja/
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E9%87%8E%E5%AF%BA%E7%B4%98%E6%AF%85

posted by TASS設計室 at 08:50| 閑話休題

2024年04月21日

最初の睨み

新築や改修工事の設計は最初の睨み、第一印象でだいたい決まる。
目的を聞いて敷地や既存の建物を見る。大雑把に捉えて大筋を決める。そこで決めてしまうと、天地がひっくり返るほどの大きな変更は少ない。その後は細部を詰めるが、そこで行き詰まると最初に戻って計画を見直すことになる。
事業主側で企画設計だけを行い、実施設計はほ全て外注という設計事務所もある。事業主側に設計者がいると、目的がはっきりしてよいが、こちらとしては全容が見えないので、基本的なことは追求しない。
これから設計する3階建て以下、高さ16m以下の建物で、着工が2025年4月以降になるものは、法改正に関連した告示が出揃ってから設計をまとめる。新年度に告示が出るというアナウンスは聞いたが、具体的には分からない。
posted by TASS設計室 at 20:14| 閑話休題

2024年04月20日

適判で情報収集

申請に行ったついでに、適判や審査機関で雑談すると世間の様子が分かる。耐震の専門委員会、検査の立会いの時も興味深い情報を得ることができる。
新年度になったので、法改正に関連した告示が出てくるだろう。
posted by TASS設計室 at 09:22| 閑話休題

密集地の共同住宅

密集地の共同住宅は採光が厳しいので、法改正後の基準を適用したらよいのではないか。
3階建て高さ16m以下の計画は様子をみることにして、夏以降に動き出すくらいがちょうどよい。構造や防火・耐火に関しても楽になるようだ。
posted by TASS設計室 at 08:49| 閑話休題

2024年04月19日

容積を目いっぱい使うという呪縛

容積を目いっぱい使うという呪縛から離れると自由に設計できる。
無理に容積を限界まで使うことと、ほどほどのところで妥当な計画にするか、両者を比較するとよい。
posted by TASS設計室 at 11:04| 閑話休題

2024年04月18日

最も需要のある4階建て

最も需要のあるのは4階建てで、構造形式の選択肢は最も多い。
@RC造
AS造
BWRC造
C木造軸組工法
D2x4工法
E混構造(WRC + 2x4工法)
混構造は上記以外の組合せがあるが、上記が最もコストパフォーマンスがよい。
住宅系はBCEがよい。2x4工法でタイロッドを使わずに済むことが多く、上部の2x4工法は地べたに建つ3階建てのつもりで施工することができる。
WRC + 木造軸組工法 の混構造は設計の経験がない。概算の段階で選択されないのだろう。
posted by TASS設計室 at 14:04| 閑話休題

無駄に話しの長い人

営業マンに見かけるが、無駄に話しが長く、要点が分からない人がいる。準備してきたことは話すが、本題からズレると話しが続かない。
うちに来る技術営業の人たちは、JSCAの会員をまわっている人なので、要領の良い説明ができる。しかし、決定権があるのは設計全体を仕切っている意匠設計者なので、営業するなら意匠設計事務所をまわるほうが効果があると僕は話した。
posted by TASS設計室 at 13:50| 閑話休題

意匠設計がまとまらない原因

意匠設計がまとまらない原因のひとつは、構造計画の不完全さがある。
計画の初期段階で構造設計者のひと睨みが不足していることが原因である。この段階で適切な計画ができる意匠設計者は少なく、特に木造専業の設計者が設計する非木造の設計には疑問を抱くものがある。だから混構造の設計が進まない。
当たり前な計画なら前例を参考にすればよいが、そんな建物ばかりではない。耐震改修や増築の構造設計には難易度の高いものがある。建築確認が不要でも、12条5項による説明が必要な場合もある。既存遡及の範囲を明確にして、事前にストーリーを決めると仕事が進みやすい。

posted by TASS設計室 at 08:13| 閑話休題

2024年04月15日

計画の初期段階で最終形をイメージする

計画の初期段階で最終形をイメージすることが設計者である。
それが難しい人は、複数で行動する。大組織で群れていた人たちの仕事のやり方を見ていると、時間をかけ過ぎていると思う。
同じ大組織でも、シャープな人もいる。



posted by TASS設計室 at 11:41| 閑話休題

2024年04月13日

改修工事・敷地内別棟増築など

法規に弱いと設計できない。絵は描けるが、設計になっていない。
構想の段階で法規上の押さえをしっかりやっておかないと、確認申請の提出条件に満たないため実現不可能になる。既存遡及もあるが、その前に検査済証が得られていないと改修工事の確認申請を提出することができない。
ガイドライン調査が必要になると、けっこうな費用がかかる。それでもやる場合がある。
元の建物が古いと、増築計画はやめるほうがよい。耐震補強に絡めてリノベーションが可能な範囲とする。
意匠設計者は法規に強くなり、役所や消防と協議が出来るようになろう。確認申請は代願事務所に任せ、消防は設備設計事務所に任せているのでは、全体を見渡すことができないでしょう。
posted by TASS設計室 at 20:13| 閑話休題

太陽が昇っているうちに、次の太陽を仕込む

太陽が昇っているうちに、次の太陽を仕込む
1986年頃、コンピュータ関係の雑誌のコラムに書いてあったことが印象に残っている。同じようなことをやっているようでも、仕事の内容は常に変化している。
posted by TASS設計室 at 18:51| 閑話休題

構造を意識させずに構造検討

壁量計算、4分割法、N値計算は、告示1540号は、力学を意識しなくても構造検討が可能な検討方法である。
耐力壁線上の開口を1/4以下にすることは、間接的に偏心を制限することになる。
構造計算プログラムが普及しているのだから、許容応力度計算を行ったらよい。プレカット屋が行うことが適している。プレカットを発注すると、オマケに構造計算が付いてくる。
審査機関に提出し、質疑応答は誰が行うかが問題である。
プレカット屋が「kizukuri」で作成した木造4階建ての構造計算書がまわってきたが、結局「木三郎」で計算し直した。

posted by TASS設計室 at 01:01| 閑話休題

2024年04月12日

海の埋め立て

埋立地の建築が話題に出た。
建築設計者は埋立地が出来てから建物を設計するが、埋め立ての方法は知らない。
https://www.kajima.co.jp/news/digest/jul_2013/feature/question4/index-j.html
posted by TASS設計室 at 15:24| 閑話休題

2024年04月08日

分業化の弊害

建築設計や施工に関し、分業化が進み過ぎている。
posted by TASS設計室 at 02:39| 閑話休題

2024年04月07日

少ない情報で本質を見抜く

設計は少ない情報で本質を見抜くことにある。
言われたことだけで設計したのでは、単なる代筆にすぎない。出来上がった図面を見て意見を言う前に、どうあるべきかを論ずることが必要である。これは、施主も気づいていないことがある。
posted by TASS設計室 at 15:44| 閑話休題

現場を歩けば方針が決まる

新築でも改修工事でも、現場を歩けば設計方針が決まる。
特に改修工事は現場を見ることから始まる。見えないところは設計年代から判断する。RC造は年代別に建築学会のRC規準を参考にする。木造は耐力壁を確認するが、金物はロクに付いていないことがある。
posted by TASS設計室 at 09:40| 閑話休題