2015年12月20日

思考技術

思考技術をコンサルティングの主力にしているコンサルタントがいる。
この分野には、ななりの数の書籍が出ていることが分かった。
その目的とするところは、言われたことができる程度の人を育てることではなく、考えるべきことを考えることができる人を育てることだろう。
今月の25日に、そんな話しをする機会があり、その晩か翌日に、ある人の意見を聞く予定である。

現在、設計規準が存在しない構造体の設計も行っているので、midas iGen を使う機会が増加した。
強引に構造計算指針に適合させてしまうこともできそうなので、こちらは midas を使わずに簡単に済ませることを考える。
面で構成する建物を、立体の FEM で解析することもできるが、接合部の設計や境界条件を見極めることがポイントになる。
こんなことを理解せず、好き勝手に意匠図を描いている意匠設計者もいるようだ。
posted by TASS設計室 at 20:44| 閑話休題

木材の利用拡大を望むなら

CLTが一般のニュースに現れた。
http://clta.jp/clt/
木材の利用拡大を望むなら、耐火や防火に関する法規を改定することが必要である。
スプリンクラーを設けることで、耐火時間を短くすることも必要だろう。

大規模建築物を木造で計画する場合、床パネルや外装にCLTを用いることや、RC造やS造の建物に、CLTを用いることが考えられる。
アスロックやALC の代わりにCLTを使うことを考えるのである。
これらの設計や施工は、ハウスメーカーではなく、技術力のあるゼネコンが手掛けることが多くなると予測している。躯体工事の協力会社として、多様な仕事を経験した会社が注目されるだろう。
posted by TASS設計室 at 18:02| 閑話休題

2015年12月18日

コンサルタントの資質

会合で何人かの経営コンサルタントにお目にかかったが、前向きのコンサルタントと後ろ向きのコンサルタントがいる。借金することや、補助金をもらうことが得意なコンサルタントもいれば、社員教育や技術者の育成に熱心なコンサルタントもいる。前者とは話しが合わないので、後者と話す機会が増えている。

構造設計を通して、様々な会社とお付き合いさせていただくが、技術者の教育に関して、悩みを抱えている会社が多いことが分かる。特に小企業では、自分で勉強する人が少なく、仕事のできる人は3〜4年で独立してしまう。

構造設計は特殊だから、自分はできなくても良いと思っている人も少なくないが、施工会社で施工管理を行う場合は、構造に関する知識や判断力を身につけることが必要だ。また、意匠設計者には、高さに関する情報に慣れてもらうことが不可欠である。建物は立体であり、平面を見る場合でも、常に高さの情報を頭に描くことを訓練すると良いだろう。
一般には意匠設計者が設計監理を行うが、技量が伴わないことも少なくない。

posted by TASS設計室 at 11:05| 閑話休題

2015年12月14日

銭湯の絵は、なぜ富士山か

銭湯の絵は、なぜ富士山か。日本経済新聞の記事に説明がある。
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO83345640Y5A210C1000000/
銭湯に初めて富士山が描かれたのは大正元年(1912年)のこと。東京都千代田区猿楽町にあった銭湯「キカイ湯」(風呂釜に汽船ボイラーを使用したのが名の由来)の経営者が施設を増築する際、「子どもたちに喜んで湯船に入ってほしい」と願い、浴室の壁にペンキ絵を描くことを発案。依頼した静岡県出身の洋画家、川越広四郎が生まれ故郷の富士山を描いたのがきっかけになったという。

描いてはいけないものが3つあるそうだ。
猿 : 客が去る
紅葉 : 赤字になる
夕日 : 家業が沈む
来年は猿年だが、去る年にならないようにしたい。
posted by TASS設計室 at 22:56| 閑話休題

2015年12月08日

東京都建築安全条例の避難階の解釈

東京都建築安全条例の避難階の解釈について意見が分かれたようだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20151207-00000552-fnn-bus_all

その原因は、駐車場にあった。
通常、マンションでは、建物1階など、直接外につながっている階を「避難階」といい、避難階以外のフロアには、緊急時に外へ出るための避難階段を設けるよう、東京都建築安全条例で定められている。
このマンションでは、駐車場を避難階としていた。
しかし、駐車場から外に出るためには、段差およそ2.5メートルのスロープを上がらなければいけないため、建築審査会は、駐車場を避難階ではないと判断。
そのため、このマンションが、違法建築とされた。
posted by TASS設計室 at 00:17| 閑話休題

2015年12月04日

日本列島改造論にリニアモーター方式

田中角栄の日本列島改造論に第二東海道新幹線はリニアモーター方式と記されている。(P.121)
これは一つの例にすぎないが、今読んでも力強さが感じられる。
前向きの公共事業には大いに賛成である。


posted by TASS設計室 at 20:29| 閑話休題

2015年11月29日

評価や判断の基準の違い

評価や判断の基準の違うと思われることがある。
50点の人は80点の人を評価することができず、45点の人と仲が良い。
50点の人が2人で53点、4人で56点、8人で59点、16人で62点にしかならない。
何人集まっても、音圧レベルの合成に等しい程度にしかならないものである。
そんなことだから進歩しないのだが、そんなものだろう。
その原因の1つは会社における働き方による。与えられたことができる程度、本に書いてあることを学んでいる程度の人には難しいところがある。それらを超越しようではないか。

posted by TASS設計室 at 21:30| 閑話休題

2015年11月27日

月末の金曜の深夜は『朝まで生テレビ』

月末の金曜の深夜は『朝まで生テレビ』 1:25〜4:25
https://www.youtube.com/watch?v=6-63uwbzwhI
今週の金曜は、夜の予定を変更したので、『朝まで生テレビ』を観ることにした。
11/28(土曜)は、保守系の人が集まるパーティーに招待されているので、話題になると思う。
11/30(月曜)は、上記と共通する人も来るが、目黒雅叙園で講演と忘年会がある。建築関係、経営コンサルタント、俳優などが集い、毎度のことだが銀座で二次会がある。

『朝まで』で思うのだが、建築構造設計でも同様に『朝まで』会議を行っても良いのではないか。
場所は虎ノ門、テーマは『木造建築』であり、どうする『4号建築の特例』『2x4工法の中層建築』『平面的異種構造』『構造計算プログラム』なんていうのも面白そうだ。
深夜0時頃集合し、電車が動き出す朝の5時頃までという企画である。
posted by TASS設計室 at 22:18| 閑話休題

2015年11月08日

地震に周期性なし

地震に周期性なし
大地震の周期で、過去に69年周期説というものがあった。しかし、年々経っても地震が来ない。
『地震に周期性なし』と言われるようになった。
確かに、そうだろう。
来るときは来る。

posted by TASS設計室 at 21:52| 閑話休題

2015年11月07日

1件1葉

設計や施工に関するメモを作成する時、はがき大の厚紙を使い、1件について1枚の用紙にまとめている。
今は一色だが、用紙の色を変えると分かりやすい。
特に期日は決めていないが、2か月から半年かけてまとめるものがあり、気づいたことをメモする。
昔、作業所内の設計室で設計のまとめを行っていた時、皆で情報を共有する際に行っていたことである。
アナログの時代のことなので、今となっては古いことだが、手書きのメモも有効である。
一目で分かることが特徴であり、何でもPCで作業するものではない。
posted by TASS設計室 at 23:11| 閑話休題

睡眠時間は2回に分けて8〜9時間

睡眠時間は2回に分けて8〜9時間とると仕事の効率が上がる。
学生時代に深夜放送を聴き流しながら勉強していた要領である。
当時は、夕方帰宅してから昼寝ではなく夕寝をしていたが、現在も似たようなものである。

週に1度、非常勤の勤務で午前9時から午後5時までの仕事があるので、1日だけ普通の時間帯に戻る。
水曜と土曜は休みにしているが、午後7時頃から深夜まで仕事をするので、6〜7時間は仕事ができる。
*10時間の睡眠をとり、日曜の朝10時に目が覚めた。
posted by TASS設計室 at 22:07| 閑話休題

2015年11月01日

手作業は考えるヒントが生まれる

『下町ロケット』を観ていたら、『手作業は考えるヒントが生まれる』と言っていた。
我々の仕事で言えば、『手計算は考えるヒントが生まれる』ということもある。
図面も同様に、手書きのスケッチを描くことも重要なことである。
何でもPCで作業するのではなく、時には紙と鉛筆で仕事をすることも良いと思う。
最近の私の仕事は、設計規準がないに等しい構造形式のものもあり、電卓片手に計算することも少なくない。
PCを使っても、結局はモデル化して計算するのだから、計算の前提条件を決めなければ計算できないのである。
posted by TASS設計室 at 23:10| 閑話休題

反射的に『できません』と言う人

建築関係の仕事ではないが、社長が従業員に仕事を頼んだところ、反射的に『できません』という言葉が返ってきたそうだ。
難しいことを頼んだわけではなく、指示した内容を聞いたら誰にでもできるこであった。
小中学校の頃、授業で先生に指されて、即座に『わかりません』という生徒のことを思い出した。

もう一人、最近クビにした人がいる。顧客情報を流出させた人である。その情報を私がつかみ、上記の社長に伝えたが、私以外の情報も複数あったとのことである。裏づけをとった上で、即時、クビにした。
人員の不足分は派遣でしのぎ、同時に募集広告を出して人を集め、良い人が集まってきた。急きょ私が社長に呼ばれたので、それとなく、その人に会って話しをした。
雑談の中から、人柄や知的レベルが分かるものである。


posted by TASS設計室 at 12:26| 閑話休題

TPP農業分野で変わる仕事

TPP農業分野で変わる仕事
農産物や肉の関税の撤廃に向けて、農業や畜産業に対する補助金が強化され、牛舎などの畜舎やレタスなどを栽培する植物工場の建設が増加する傾向にある。
後者は、廃校になった学校の体育館が利用される。
建物としては 1500u程度の平屋である。
牛舎は告示474号による緩和規定があるが、植物工場には緩和規定がない。
緩和規定のある建物としては、イベントなどに用いられる仮設建築物や太陽光発電の架台などが挙げられる。
アルミニウム合金造も積極的に使われるが、ヤング係数が鋼材の3分の1であるため、変形量が大きいことが難点である。層間変形角 1/120 という規定をクリアすることに苦労する。外装材が幕構造なら、層間変形角を1/60〜1/80まで低減しても良いと考えている。
小規模な保育園の需要もあり、新耐震以前の古いビルを利用する場合は、耐震診断を行った上で利用されるが、要求されるIs値が 0.7 であるため、かなりハードルが高く、補強を断念したことがある。
新耐震以降の建物の場合も、学校と同様に用途係数を1.2が要求されたこともある。
posted by TASS設計室 at 11:44| 閑話休題

2015年10月29日

意匠設計者には手が出ない設計

意匠設計者には手が出ない設計がある。
構造計画を行った上で、意匠設計を行うことになるが、詳細に計算しなければ基本計画すら出来ない場合もある。きわどい設計を行う場合は、先に構造計算を行うことが必要である。
そこまで含めて基本計画という。

posted by TASS設計室 at 15:31| 閑話休題

2015年10月20日

建築面積不参入

わずかに建蔽率を超えてしまった建物がある。
外部階段の面積の取り方で、建築面積に加えていた部分だが、地盤からの高さが1m以下の部分は建築面積に参入しなくても良いので除外し、辛うじて建蔽率をクリアした。
面積の取り方だけで解決した。
posted by TASS設計室 at 00:00| 閑話休題

2015年10月01日

表現力

設計に限らないが、物事を伝達するには表現力が必要である。
毎日表現力が豊富な人と話していると、表現力に乏しい人に出会うと気になってしまう。
言葉と言うものは、相手が理解してはじめて用を為すのだから、そのことを良く理解して話すことである。

先日のディナーパーティーでは、隣り合う人と何を話すかを想定して席順を決めた。隣り合う人が席をチェンジすると、さらに隣りの人と話すこともできる。
初対面の人とは話すが、2〜3度会うと飽きられてしまう人がいたので、その人の両側には初対面の人を配置した。なぜ飽きられてしまうかというと、恰好をつける人で、物事を正直に話さない人だからである。

人物を見極める能力に長けた人と話しをさせ、その後に様子を聞くと、私の判断が間違っていないことが分かる。先日も、そんなチェックを行ってみた。
そのようなチェックは、利害関係のない女性にお願いすると正確に判断できる。
だた話しを聞くだけの人も居り、意見を持たない人とは話す気が薄れるものであり、そのような人には声をかけなかった。

話しを聞く場合は、途中で仕切り直しすると、内容が明確になる。ある程度話しを聞いてから、その内容を要約して念を押す作業を加えると良いだろう。
posted by TASS設計室 at 03:32| 閑話休題

2015年09月30日

再び日本列島改造論

再び日本列島改造論に注目している。
http://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%88%97%E5%B3%B6%E6%94%B9%E9%80%A0%E8%AB%96-1972%E5%B9%B4-%E7%94%B0%E4%B8%AD-%E8%A7%92%E6%A0%84/dp/B000J9V9F2/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1443576698&sr=8-1&keywords=%E5%88%97%E5%B3%B6%E6%94%B9%E9%80%A0%E8%AB%96
古本をアマゾンに注文した。

今は、藤井聡に注目している。
https://www.youtube.com/watch?v=iCL_QfqAcFg
https://www.youtube.com/watch?v=KJ2KNjSZAJE
関西ではテレビに出演しているそうだが、東京では見ることができない。YouTubeで見ることができるだろう。月曜日の晩は、目黒雅叙園でディナーパーティーがあり、菅官房長官の挨拶の後、藤井聡教授の講演があった。その前に、菅官房長官と初対面の人たちは名刺交換やツーショットの写真撮影を行っていた。

毎回、二次会は銀座のクラブで行っているが、出席者がタクシーの中から知り合いに電話したところ、銀座で食事していたとのことで、7丁目のルイヴィトンの前まで迎えに行き、某衆議院議員や秘書、県会議員をクラブに連れて来てしまった。今回の二次会の客は総勢11人になった。会費は 10,000. 安いでしょ。
チップとタクシー代は別枠であることは常識人なら分かるだろう。
麻生太郎副総理が行く店は、数寄屋通りの6丁目にあるが、こちらは並木通りの6丁目である。
前者は超高級店で、後者は普通の店である。しかし、一見さんは断られる店である。

なぜ私が、そのような店に行くことになったか。店の許可申請を行った行政書士に紹介されたことが始まりである。
同じビルのエレベータで、某ゼネコンの部長に会ってしまったことがある。彼は3階、私は8階に行くところであった。
http://e-kyoka.blogdehp.ne.jp/
http://e-kyoka.blogdehp.ne.jp/category/1207569.html

次回は11月30日に目黒雅叙園で忘年会がある。会費 17,000.
招待や紹介のみとなるので、連絡をお待ち願いたい。
主催者や店は、かなり気を使って招待客を選ぶ。私も、声をかける人を選んでいる。
来そうもない人にメールを送ってみると、やはり来ないか返事が無い。
設計という仕事には、コミュニケーション能力は欠かせない。
posted by TASS設計室 at 11:06| 閑話休題

2015年08月23日

巧遅は拙速に如かず

巧遅は拙速に如かず『孫子』

こうちはせっそくにしかず
巧遅は拙速に如かずとは、上手だが遅いよりも、下手でも速いほうがよいということ。

「巧遅」とは、出来はよいが仕上がりまでが遅いという意味。
「拙速」とは、出来はよくないが仕事が早いという意味。
場合によっては、ぐずぐずしているより、上手でなくとも、迅速に物事を進めるべきだということ。
『孫子・作戦』に「兵は拙速を聞くも、未だ巧の久しきを賭ざるなり(部隊を動かすのは、戦術がよくなくても迅速であるほうがよい。巧妙な戦術で長い間戦い続けているのを見たことがない)」とあるのに基づく。
兵法家の孫子が、戦争は戦術がよくないものであったとしても、迅速に行動し早く終結させるのがよいと説いたことばから。
posted by TASS設計室 at 01:25| 閑話休題