2024年06月01日

平均地盤の設定

建物の高さの基準は建物と地盤が接する高さなので、その高さを調整することで半地下で車庫の付いた建物の高さ関係を都合よく決めることができる。道路斜線や北側斜線との兼ね合いだが、このような方法で、強引に地下にすることもできる。切土や盛土は、宅地造成に抵触しない程度にする。高さ2m以下の擁壁は、工作物申請も必要ない。斜面地や段差のある敷地の建物は、最初に高さ関係を見通してから計画する。


posted by TASS設計室 at 12:54| 閑話休題

プロジェクトリーダー

設計組織にはプロジェクトリーダーという万能な人が必要である。全てを掌握し、調整する立場である。
言うなれば仕切り役である。各担当が集まっただけでは、あれが分からない、これができないと言い出し、決まらないことだらけになる。それで皆は仕事をした気分に浸っている。
特に大組織で設計を経験した人は、そのような傾向にある。能力が低いという訳ではなく、決められないだけである。決めると、誰が責任を取るのかと言う人がいる。
posted by TASS設計室 at 12:15| 閑話休題

2024年05月29日

俯瞰する人、のめり込む人

設計者には「俯瞰する人」と「のめり込む人」がいる。
距離をおいて観れば分かることでも、のめり込むと見えなくなる。権威に弱く、企業の大小は能力の大小と思っている節がある。大企業の集まりで、何が決まらないか、決められないか知らないが、出てくるまで待つことにする。
posted by TASS設計室 at 22:36| 閑話休題

2024年05月27日

ランチタイムのメニュー

レストランにはランチタイムのメニューがある。
仕事も同様に突発的な小さな仕事が出てくることがある。多くは木造専業の人たちからの依頼で、特殊な基礎で計算ができないとか、木造のリフォームの相談、構造計画に関する相談などである。食い逃げされることも多々ある。
このようなつき合いの中から、まとまった業務が出てくることがある。レストランの下見をする際、ランチタイムに行ってチェックするようなものである。
posted by TASS設計室 at 07:52| 閑話休題

2024年05月19日

基本計画

基本計画を行う際は要望事項を整理し、使い勝手を想定する。
自分がその建物を訪れたり、裏方として働くとか、使う立場になり、何が必要か考える。図面に気づいたことを書き加え、関係者の意見を聞く際に利用する。

posted by TASS設計室 at 19:45| 閑話休題

2024年05月18日

料理は肉・魚・野菜、建築は鉄・木・コンクリート

料理は肉・魚・野菜、建築は鉄・木・コンクリートで成り立っている。
ファミレスはプレファブ建築に相当する。だからファミレスの厨房で10年働いても、一流のシェフになれない。

posted by TASS設計室 at 02:50| 閑話休題

2024年05月16日

概算見積りのノウハウ

建設会社には概算見積りのノウハウがある。詳細設計まで行わないと見積りが出せない会社もあれば、ブレの少ない概算が出てくる会社もある。多くの施工実績があれば、統計的に概算は出せるものだが、見積り担当の技量に左右される。
posted by TASS設計室 at 21:37| 閑話休題

2024年05月14日

成り行きで進める仕事

予定が決まらないので、成り行きで進めることにした仕事がある。指示系統が何重にもなり、決められない人が集まっているからだろう。
決められないのは、議論に突っ込みが足りないからである。差し障りのないことを話しているから決まらない。
なぜ差し障りのない話ししかできないかというと、分業化しているので、各個人の守備範囲が狭く、全容を理解している人が少ないからだろう。あるいは考えてはいるが言葉にできないという、よく見かけるつまらない人の集まりだろう。僕は、このような人と飲みに行くことはない。


posted by TASS設計室 at 14:47| 閑話休題

2024年05月10日

構造設計の得意分野

構造設計者には得意分野がある。
S造は設計するがRC造は設計しないという構造設計一級建築士がいる。RCは難しいので避ける構造設計者がいる。SRCは新築で経験する機会が少なくなったが、小規模な建物の地下階をSRCで設計したことがある。上部構造がS造のため、ベースパックを省くことでスッキリ納めた。同じ理由で基礎梁をSRCとすることもある。
SRCは耐震診断では時々お目にかかる。上部をS造とした下層階をSRCで設計することは定番の設計法である。スパンが大きいとSRC柱で梁Sにしたくなるが、大スパンのRC梁はアンボンドPC工法でたわみを抑制することがある。
軽量鉄骨造は工業化住宅が多いので、個別に設計することは少ない。どうしても軽量鉄骨造にしたい場合は、柱通しで設計可能な3階建てまでとし、なるべくルート1で納めるほうが経済的である。
木造は軸組工法と2x4工法を設計するが、4層までが妥当である。1階をRCラーメン、2〜5階・塔屋を2x4工法で設計したが、それが限界で、ある程度の規模が必要である。1〜2階をRCとし、その上に4層の木造を載せるくらいなら、全てをRC造かS造にするほうがよい。シミュレーションを行い、工事費を比較したことがある。
WRCは5階建てまでルート1で設計可能なので、木造やS造より適用範囲が広いが塔状比4が限界である。無理したくない。それ以上の塔状比になったらS造でしょう。

僕が市場で注目している構造は【混構造】である。木造の設計者はRCやSが苦手で、普通の構造設計者は木造は設計しないからである。隙間の構造である。







posted by TASS設計室 at 04:30| 閑話休題

2024年05月07日

対事業主、対仲介者

営業には当然のことだが相手がある。相手が事業主の場合もあれば、仲介者である場合もある。
営業マンはどちらを相手にするほうが話しやすいかは、前者の場合もあれば、後者の場合もある。雑談の内容も違ってくるので、話しの引き出しが異なる。
技術営業は、技術的な説明を行い、技術に関する話題が主体となる。建築の営業は、技術営業でなくても、技術的な説明や概要を説明することは出来なくてはならない。そうでないと、単なる御用聞きと思われてしまう。


posted by TASS設計室 at 20:24| 閑話休題

抽象化と具体化

思考は次の2つで成り立っている。
・抽象化と具体化を行き来する
・直観力と論理的思考力を行き来する
応力図と現場を照合することも、抽象化と具体化を行ったり来たりするようなものである。

posted by TASS設計室 at 08:41| 閑話休題

2024年05月06日

確認申請不要という裏付け

改修工事の計画では、確認申請不要という裏付けを行う。
耐震診断や耐震補強を行う場合にも同様である。既存遡及を避けることが目的である。確認申請が必要な場合は、既存不適格調書を作成し、該当する項目の対応策を考える。これがけっこう大変である。設計が大変なのではなく、工事が大変なことになる場合がある。

posted by TASS設計室 at 23:30| 閑話休題

2024年05月04日

設計と同時に概算見積り

設計と同時に概算見積りを出さないと、仕事が先に進まない。
概算見積りを出すことができず、下請けと打合せを重ねるのでは、遅いし下請けに余計な経費を強いることになる。何のための物価版で、何のための経験か。暫定的に使用する材料を決め、作業をシミュレーションすることで大雑把な費用を出すことができる。
この程度のことができて建設会社ではないだろうか。


posted by TASS設計室 at 14:11| 閑話休題

2024年05月02日

審査機関の構造審査係りが不足

4号建築の廃止に伴い、審査機関の構造審査係りが不足する。審査機関は準備を始めているか分からないが、既に募集を始めているところもあるだろう。
本来は簡易な構造検討は、意匠設計者自ら行い、伏図を作成したものである。それが業界の都合で4号特例を設けた結果、新耐震とは言えども怪しいものとなった。木造2階建ては木造専業の構造設計者が検討を行い、構造設計者の名前を図面や書類に記載することになるだろう。
確認申請時は仕様表で済ませたとしても、検査時に準備する図面や検討書は誰が作成するか興味がある。プレカット業者が建築士事務所の登録を行い、構造設計者として対応することになると想像している。

現在の4号建築を見ていると、基礎の設計が満足に行われていないものがある。ベタ基礎は経験的に基礎スラブの配筋を決めている施工者がいる。地反力に対する応力が認識されていない。スラブと梁の計算は基本中の基本だから、お馴染みのサブプログラムあるいはエクセルで計算してみるとよい。
posted by TASS設計室 at 13:35| 閑話休題

2024年04月29日

思い出させてから話す

互いに共通の案件について話す場合でも、従前の話しを忘れていると思われる人に対しては、思い出させてから話す。そうしないと話しがつながらない。
メールを書かない人が相手の場合は、一方通行でもよいので、こちらから内容確認のメールを送る。

posted by TASS設計室 at 19:57| 閑話休題

2024年04月27日

古典力学と生類憐みの令

『自然哲学の数学的諸原理』は、アイザック・ニュートンの著書で、ニュートン力学体系の解説書である。1687年7月5日に出版された。
その年、日本では、貞享4年(1687年)10月10日の町触で、綱吉が「生類憐れみの令」を出した。
posted by TASS設計室 at 20:38| 閑話休題

設計は思考訓練

設計は思考訓練である。何が何でも答えを出さなくてはならないものではなく、優先順位をつけて捨てるものもあり、思い切りの良さも必要である。考え過ぎで堂々巡りしている人を見かける。
意匠は数値解析とは異なり感覚的なところもあるが、実施設計の段階になると工事費が心配になる。予算が次から次と出てくる芸術家の大先生ならそれでもよい。とにかく実現することに注力する。

posted by TASS設計室 at 19:42| 閑話休題

狙いを定める

建築計画は狙いを定める際に相手の価値観と予算を見極める。多くは見たことがあるものに落ちつくものである。
木造住宅の設計の場合、原則は4号建築で成り立つ計画とし、当方は関与しない。混構造は難しいので勧めない。地下車庫をつくる場合は、別棟の地下車庫とすると、宅地造成の設計者が市販の構造計算プログラムで計算することができる。



posted by TASS設計室 at 12:51| 閑話休題

2024年04月26日

RC造とS造の区別がつかない人

RC造とS造の区別がつかない人がいる。珍しいわけではなく、時々見かける。
RC造と聞いたが、送られてきた図面を見たらS造だったことや、その逆もある。結局いい加減なことを言っているにすぎない。
図面を見て、建築概要を文字で示すトレーニングを行うことが必要だ。

posted by TASS設計室 at 10:05| 閑話休題

2024年04月25日

設計者の仕事

建築工事中にテナントが決まり、2階の床に開口を設け、階段を付けたいという。
現在工事中の建物の設計者がいるのだから、その人に頼めばよい。全体の架構には影響はないと思うが、計画変更にするか、軽微変更にするかというと、計画変更になるだろう。当然、適判の申請も必要になる。
この程度のことは、設計者が分かっていると思うが、なぜ出来ないのだろう。何とか軽微変更に持ち込むことを考えたらどうだろう。消防同意の内容が変わるから、難しいかな。
検査済証を取ってから改造することも可能だが、排煙のチェック、法規上のチェックも必要になる。防炎垂壁は必要ないだろうか。
内装屋が集まって茶飲み話もないだろう。意匠設計者がしっかりしていないと、無駄な時間を使うことになる。


posted by TASS設計室 at 17:31| 閑話休題