2017年09月29日

簡易宿所

昔、那須高原と山中湖のペンションを設計した。ペンションは簡易宿所というカテゴリーになる。
大阪のあいりん地区(西成区)や横浜の寿町(中区)にはドヤ街があるが、そんなものは「宿(ヤド)」ではなくて「ドヤ」だ、ということでドヤ街と言われるようになったそうだ。
posted by TASS設計室 at 14:54| 閑話休題

2017年04月25日

ハイブリッド構造

建築構造の基本は鉄筋コンクリート造であり、鉄筋とコンクリートのハイブリッド構造だ。
両者は強度も違えば、ヤング係数も異なる。
鉄骨鉄筋コンクリート造も鉄骨・鉄筋・コンクリートを組合せ、断面性能や強度、ヤング係数などの物性が異なるものを組合わせている。
鉄骨のボックス型断面の中にコンクリートを詰め込んだCFT構造もあり、10階建ての建物の1階で使用したことがある。軸力が必要だったので、CFTを採用した。
耐震補強でも、鉄骨の軸方向の変形を抑制することが目的で、10階建てマンションにCFTを採用した。
建物の中心にRC造のコアを設け、周囲を鉄骨にするものや、SRC柱にS梁という構成もある。
軸力が大きく、梁のスパンが大きい場合は、柱をRC造、梁をS造にする場合もあり、建築学会から参考書が出ている。

ここからが本論、大規模木造には鉄骨造を併用することが理にかなっている。木造、あるいは木造に類する建物には、次の構造形式がある。
・木造軸組工法
・枠組壁工法(2x4工法)
・スチールハウス(旧KC型など)
・木造ラーメン(金物工法)
木造建築も大規模化し、スパンが大きくなってきている。
そんな時、無理せず鉄骨を併用することを考えても良いのではないだろうか。
木造軸組工法、枠組壁工法、スチールハウスの耐力壁は、どれも合板が使われている。
鉄骨造に構造用合板の耐力壁を設けても良いだろう。CLTやミッドプライウォールを耐震壁として使うことも考えられる。平面的に異種構造を組合わせることもある。強度と変形を考慮して設計すれば、無理なことではない。
2x4工法では、強度の高い引抜金物を使ったり、軸力を負担するために多くのスタッドを並べることがあるが、鉄骨を組合せることで、解決するのではないだろうか。
構造部材には、鉛直荷重を負担する部分と、水平力を負担する部分があり、それらを接合することで、合理的な設計ができるに違いない。
posted by TASS設計室 at 00:11| 閑話休題

2017年02月03日

CLTが注目されている

CLTが注目されている。しかし、CLTは、それほど普及しないと思う。
CLTをRC造の耐震補強に使ったら面白そうだ。
一方では「鉄」が注目されている。
現場の作業状況を観察していると、更なるプレファブ化が必要なことが分かる。
結局、トータルの建設コストが低く、作業効率の良い工法が採用される。

posted by TASS設計室 at 08:59| 閑話休題

2016年12月26日

構造標準図について

構造標準図はまさに標準図であり、準的な納まりを記載している標準図であり、建築士事務所協会や住木センターなどで販売されている。
鉄骨造の場合、H形鋼の柱の場合、ボックスコラムの場合について記載されている。該当する部分に溶接記号を書き加えて利用する。RC標準図は、まさに標準図であり、加筆せずに利用する人が多い。構造図を見れば分かると思うが、何ら手を加えることなく利用されている。
2x4工法の標準図にも様々な記述があるが、設計図書と照らし、該当する部分を見れば良いのであり、該当しない部分を削除あるいは斜線で消す必要はない。そのために構造図があり、代表的な構造詳細図を作成しているのである。
ところが、それらの標準図で、必要のない部分を削除するよう、適合性判定機関からの指摘があり、当方としては対応しかねると回答した。
形式主義を重視する人がいるもので、役所に近い存在となっている。
また、X方向・Y方向各1つの代表的な軸組詳細図を作成しているが、全ての通りで、同様の図面を作成することを指摘事項に書いてきている。良く恥ずかしくもなく、こんな指摘事項を書くものだと感心する。

一方、500uを下回る 2x4工法2階建ての4号建築のだが、特例から外れるので、壁量計算に加え、許容応力度計算まで行い、構造図を作成した。申請上は壁量計算のみ提出した。
この建物は、最上階の屋根が連続せず、2階だけが左右の2つのブロックに分かれており、1階+2階左、1階+2階右という組み合わせで計算した。左右の高さは等しく耐力壁の配置も対称形で、一次固有周期が等しいので、2階の左右のブロックが単独で成り立てば良いと判断した。
許容応力度計算を行うと、2階を左右が分離されているので、2階の各ブロックの重量比が小さくなり、Ai が若干大きくなる。
そこで、審査の指摘が上がってきた。左右が逆位相のなったときの、2階の床の水平力の検討を行えと言うのである。逆位相ではないが、普通に水平構面の検討を行い、床面の剪断耐力に余裕のあることは確認している。
ところが、上記の床面剪断には触れず、左のブロックが左に、右のブロックが右に振れた時の、2階の床面に作用する引き離される力に対する引き寄せ金物を設けるよう指摘が来た。
この人の頭は、2階が左右に分離されているので、完全に2棟として計算し、エキスパンションを設けることを考えていたのだろう。当方が指摘を蹴って、そのまま審査は完了した。

ちょうど、7階建てのマンションの耐震診断に着手したが、その建物は店舗・オフィスが2階、その上に大小2つのブロックに分かれて住居棟が存在する。このくらいになれば、左右を分離したことによる影響が出始めるかもしれないが、それは、上部構造が単独に、一次モードで振動するとみなせばよいと判断している。この建物も、一次固有周期は左右同じだ。事情があって、コンクリートのコア抜き調査ができないので、各階9か所、シュミットハンマーでコンクリート強度を測定することにした。

posted by TASS設計室 at 00:38| 閑話休題

2016年11月28日

建築の基本は構造力学

どのような構造の建物を設計するにしても、基本は構造力学だろう。
力学が体感できなければ、設計できないに違いない。
木造2階建ての設計でも、そこから始まる。
基礎の設計の需要があり、壁量計算に続いて、自分で計算する人が増えているようだ。
そのためのツールも、シェアウェアやフリーソフトとして出回っているので、それらの様子を見ている。
posted by TASS設計室 at 11:04| 閑話休題

2016年08月27日

改修工事の設計

改修工事の設計を行う際は、既存建物の構造を理解してから行う。
防火や避難に関する法規上の判断も必要であり、構造設計と設備設計が早期の段階から関与する。施工に関しても、建物を使いながら改造するので、仮設計画も重要となる。
2つのビルの改修工事の基本計画が終わり、うち1つは現場を見て最終決定を行う。予算の上限が決められているが、手の届く範囲である。意匠設計者には申し訳ないが、こんな仕事は構造設計者にお任せいただきたい。最後のデザイン的な色付けは、意匠設計者の仕事である。設計監理に関しても、躯体に関することは構造設計者が関与すべきである。
posted by TASS設計室 at 22:18| 閑話休題

2016年07月29日

2016年05月17日

1人で考えさせない

打合せの時、相手に1人で考えさせないほうが良い場合がある。
決断力に乏しく、判断することに慣れていない人に対しては効果的である。だから、会議が多いのだ。
建築の設計や施工というものは広範囲な情報が飛び交うので、それなりに知識がないと言葉が理解できない。中途半端な理解で仕事をしている人も少なくない。
自分は構造が専門ではない、と言いながらも、構造計算を行ったり、施主に対して構造に関する説明を行い、検査にも立ち会っている。それって、構造に関する業務ではないのかな!?
専門ではないと言って逃げずに、構造設計者になってもらいたい。
posted by TASS設計室 at 11:14| 閑話休題

2016年04月05日

広告塔の高さを4mとし、工作物申請を省く

広告塔などの高さを4mとし、工作物申請を省くことにした。
工作物申請を省くと、構造設計を行わなくても良いわけではないが、構造設計者が関与せず、構造の審査も省かれる。とても構造設計の基準や規準に適合する設計ではないので、高さを30cmほど低くしてもらい、工作物申請を省いた次第である。
木造の4号建築も同様であり、好きなように設計してもらうしかない。
4号建築の特例の廃止は、永遠に実現しないだろう。
私の持論だが、小規模な建物は、意匠と構造の両方を設計できるようにすることが必要である。設備に関しては、配管ルートや分電盤等の計画ができれば良いと考えている。
posted by TASS設計室 at 23:59| 閑話休題

間違いだらけの構造計算ソフト選び

間違いだらけの車選び、という本があるが、間違いだらけの構造計算ソフト選び、というものがあっても良い。当然、独断と偏見で意見を言うのだが、寄ってたかって、使いにくい構造計算ソフトウェアーや機能不足な構造計算プログラムを血祭りにあげる。
ドラえもん的な発想で、こんなことができたらいいな、という前向きな意見を言わせていただくことにする。
今まで、相当な金額をソフトウェアーにつぎ込んできたのだから、そのくらい言わせてもらっても良いだろう。
何人かの開発者と話しをすると、プログラムの機能を決める際、あえて盛り込まない計算方法や機能があることが理解できる。計算してみて、違和感があることがあり、あえて開発年代の古い構造計算プログラムで計算したこともある。古いとはいっても、最新のバージョンで計算した。
周りには開発途上の構造計算プログラムもあるが、後発の開発元は、今までにリリースされた製品を参考にすることができるので有利だ。自分でも構造計算プログラムを作ったが、純粋な計算部分だけであり、形状認識や自動で荷重を拾い出す機能は、参考書で見た程度である。
手計算で構造計算を行う際、最も手間のかかる作業が荷重拾いであることは、経験者なら理解できるだろう。
posted by TASS設計室 at 03:05| 閑話休題

2016年03月28日

予算が合わない建築計画

施主がデザイナーに依頼して、基本設計は既に出来上がっている。
それを施工会社が引き継ぐことになり、私と30年来の付き合いのある意匠設計事務所に実施設計が依頼され、私が構造設計を行うことになった。
しかし、設計契約を行う寸前に、施工会社が概算工事費を出したところ、施主の希望予算6,000万を大きく上回る8,000万という金額になった。施主は基本設計が気に入っており、何とか実現したいとのことだが、こちらとしては無理に合わせようとせず、静観することにした。
基本設計に踏み込んで見直し、大きく変更することが許されれば、調整は不可能ではない。建物の形は似て非なるものということはない。
そもそも、基本設計を行った設計事務所が実施設計を行わなかった理由は何だろう。相当高額な設計料を提示したため、施主が縁を切ったのかもしれない。
過去の事例だが、携帯電話ショップを、鉄骨造から2x4工法に変更したり、鉄骨造の倉庫をスチールハウスに変更してコストダウンを行った事例はある。
posted by TASS設計室 at 17:22| 閑話休題

2016年03月21日

世の中に存在する30の面白い法則/定理

世の中に存在する30の面白い法則/定理
http://magiciandaisuke.com/?p=5162
1 パレートの法則(80対20の法則)
2 10000時間の法則
3 限界効用逓減(ていげん)の法則
4 “2・6・2の法則”
5 メラビアンの法則
6 パーキーソンの法則
7 エメットの法則
8 スタージジョンの法則
9 ディヘイの法則(公理)
10 ポッターの法則
11 “78対22の法則”
12 ハインリッヒの法則
13 ピーターの法則
14 ブルックスの法則
15 メイヤーの法則
16 RICEの法則
17 ポッサードの法則
18 ピーク・エンドの法則
19 AIDAの法則
20 誕生日のパラドックス(の法則)
21 パンスペルミア仮説
22 決定回避の法則
23 現状維持の法則
24 ランチェスターの法則
25 マーチンゲール法則
26 ジャネーの法則
27 ガウぜの法則
28 クラークの三法則
29 チズホルムの第一法則(発展型)
30 マルセル・プルースト(名言)
posted by TASS設計室 at 19:12| 閑話休題

2016年03月17日

荷重や外力、変形をイメージする

建物を計画する場合は、荷重や外力、変形をイメージする。
荷重というと、固定荷重のほかには積載荷重と積雪荷重であり、外力は風圧と地震力である。
先ず、それらを押さえておく。
図面を見たら、そこに表現されているものが、重さとして見えてくるに違いない。
地震は慣性力であり、質量のある所に作用するので、平面図を見て、重心位置に見当をつけ、それを受ける柱や耐震壁は剛性をもつものなので、剛性をイメージする。すると、地震時の挙動が頭に描けると思う。
風は壁面に作用するので、立面図を見ながら判断する。
面白いことに、地震や風はX方向とY方向からしか作用せず、X方向とY方向同時に来ることはなく、地震と風は同時に作用しない。
構造設計って、単純でしょ。
posted by TASS設計室 at 01:43| 閑話休題

2016年03月08日

本棚の整理

本棚を整理しなければならない。最初は整理していたが、次第にバラバラになってきた。
鉄骨関係の本の隣りに地盤に関する書籍があったり、耐震診断の参考書が挟まっている。
設計規準に関する本以外の参考書も並んでいる。
鉄骨関係というと、アルミニウム合金造は鉄骨造に近いが、スチールハウスは枠組壁工法そのものと言っても良い。
構造計算プログラムのマニュアルもきれいに並んでいない。
posted by TASS設計室 at 01:37| 閑話休題

2016年03月03日

フェイスブックの 坂の上零 さんが書かれた記事を引用させていただく。
《 坂の上零の、「アリの集団自殺」の怪奇行動は、そのまま今の日本人全体の行動とそっくりだ! 》
★軍隊アリの集団自殺が、今の日本人の行動に瓜二つだと、私には見える!
この画像を見てほしい。
アリたちは通常とても知性がある。
アリの脳は小さく、一匹ずつの知性は低いが、アリの凄さは、集団化したときに、誰に命令されるでなく、組織だって、秩序ある行動をとることができる点にある。
集団知能とも言える習性がありにはある。
1匹の能力は大したことがないが、集団で巨大な脳となり、みんなで協力し合って、共存するのである。
しかも、アリたちはフェロモンを出すことで、エサを見つけ、その場所を他のアリにも教える。そして、フェロモンを残すことで、必ず巣に帰ってくる道を、集団で教え合い、結果的に、自分たちの生活を高度に維持できているのだ。

しかしである。
このアリの習性が、一旦間違った方向に向かうと、とんでもないことが起こる。
アリは一匹一匹では行動できない。そこまでの知能がない。
集団で一つの力、知能を形成するため、隣のアリたち、周囲のアリたち、集団の行動に従うという習性がある。
どれだけ、間違っていても、死に至る危険であっても、一度その修正に基づいて、いつもの行動パターンと思考パターンを取ってしまえば、それは自らを破滅させるまで止まらないのだ。

この動画にあるアリたちは、巣に帰ろうとしている。
しかし、同じ方向にグルグル回っているだけで、一向に前に進まない。
これでは歩けど歩けど巣に到達はしない。
なぜ、アリたちは、巣に帰りたいと思っていながら、同じ場所をグルグル回り続けているのだろう?
そして、これはおかしいぞ!と思っていたとしても、体が死ぬほど消耗し、倒れる寸前であっても、生きたいという意に反して、自分の習性による「集団自殺」のような異常行動を自らやめられないのだろうか?

それが、次のような理由である。
軍隊アリの出すフェロモン、即ち、指示が間違っているからである。
しかし、一般の働きアリは、たとえ間違っていても、ひたすらリーダーの軍隊アリについていくだけなのだ。
これは、今の日本人の集団行動パターンに酷似していると、私は思う。

日本人も、一人一人は知性があり、考えている人がいても、(知性が低く、深く思考できない、骨のない人も多くなってしまったが)、上からの命令系統からの指示には従う。
TPPや戦略特区、マイナンバー、アベノミクス第三の矢の新自由主義のグローバル経済政策、移民政策、年金原資の株式投資などにみるように、
絶対にしてはならないことをバンバン閣議決定し、やりまくる狂った政権が上にあれば、
それがどれだけ間違っていても、
それがどれだけ国家を破滅させることでも、
日本にとって百害あって一利なし、
日本への攻撃、国家反逆罪のようなテロ行為であっても、
文句も言わず、疑問も持たず、(疑問を持ったとしても)戦おうともせず、
ただ黙って、我が身の保身と、自分の職や立場を守るためには、
正気の沙汰ではない、異常な命令に従順に追従していくだけの愚かな群と化すのである。
現在の日本社会を観察してみよう。
あなたのあまりにもいるはずだ。
善良なのだが、思考しない人か、思考したふりはするが、実は、一定以上から思考が深まらず、実際には、思考できていない人が。
あるいは、たとえ思考しても、本質をついた思考はせず、核心をついた議論を避けて、
源流では戦う勇気と器がないから、
浅瀬で足をパシャパシャしているがごとく、何にか有意義なことをしたふりだけはするが、
それは本質を欠いている以上、それは、実は、パフォーマンスの範疇であって、
実態は、たんにうわべを飾るだけの言葉で遊んでいるだけの、結果を導けない人。

上からの命令や仕事内容が本来あるべきではなく、
自らを自殺に追い込むと分かっていながらも、
我が身かわいさで、黙々と自らを破滅に導くらしい狂った仕事をしていくだけの人たちを。
命令だからと、この集団自殺を推進する、愚かしい怪奇現象は、特に、永田町、霞が関、兜町に多く見られる現在である。

間違った政策や命令を黙々とこなす「アリの様な空っぽの脳」の従順な、家畜根性の強い人間が多くなったように思う。
あなたもそんなアリのようではないのか?
あなたのまわりも、そんなアリのような生き方や仕事のしかたをしている人が多くいないか?
必ずいるはずだ。
そうではない人を見つけることは難しいほどだ。
特に、政治関係、お役所、学校、警察、裁判所はそうなりがちである。
アリの中でも特に攻撃性の強い軍隊アリは、高い社会性を持つがゆえに集団のリーダーにどこまでもついて行く習性がある。
この習性が原因で、集団自殺が引き起こされることが明らかになっている。
まるで、国際金融の資本家の言いなりになったアメリカの尻をなめ続ける、アメリカの奴隷さながらの安倍政権の「売国政策」の数々を、
「やれ! 命令だ!」と指示されれば、粛々と進めてゆき、日本という国家を破滅させてゆく、現状推進されている愚かしい行為ににている。
人間はアリよりはましは存在で、アリよりは知性が高いと信じてきた。
しかし、今の日本人の大多数の行動パターンを見ていると、政治家、役人を含めて、
このような「集団自殺」をするアリさながらの行動パターンとなっていることが解る。
つまり、アリと、今の大多数の日本人は、さほど変わらないほど劣化し、愚かになり、小さく、落ちぶれたのだ。
この動画をよく見てほしい。
この動画は、アリが円を作り、延々と回り続けているだけのように見える。
しかし、アリは体力を消耗して死ぬまでこの動作を止めることはない。
この軍隊アリの奇妙な行動は「死の渦巻き」と名付けられている。
この様子だけを見れば、アリは頭が狂ってしまったのではないかと思うだろう。
しかし、これは長い年月をかけて軍隊アリがユニークな進化を遂げ、多くの長所を得た代償として、致命的な短所も手に入れてしまったと言えるものである。
軍隊アリは他のアリとは違って、目が見えない。
彼らは、一生同じ場所で巣を作り、住み続けることは無い。
その代わりに、軍隊アリはエサを求めて集団で行進し、常に休むこと無く歩き続ける。
行進する際、最初の列のアリが、フェロモンを分泌することで、足あとを残し、他のアリ達はこれを嗅ぎ、他のアリが付けたフェロモンを嗅いで道をたどることで、集団が秩序をもって行動することが可能になっている。
このシステムが上手く行けば、離れた場所でエサを見つけたとしても、フェロモンをたどって元の集団に戻ることができる。
しかしうまくこのフェロモンが付けられなければ、アリは行ったり来たりし始め、しまいにはドームのようなエンドレスのループを形成してしまうことになる。
この発見は1000年前以上から確認されていたらしいが、科学的に研究され始めたのは1936年のことであった。
生物学者のT.C.Schneirlaは一日中、何百ものアリが円陣を作って、行進しているのを確認した。
たとえ強い雨の日であっても、アリはそれをやめることはなかった。
その次の日、ほとんどのアリは死に、いくつかは生き残って非常に弱々しかったが、それでも回り続けるのをやめなかったという。
より巨大な集団自殺のループは下のの動画よりみることができる↓。
どうだろうか?

日本国を担う政治家や官僚も、警察も、教師も、このようなアリの愚かしい「集団自殺」をしてはいないだろうか?
私には、今の日本国家の中枢も、そして、彼らに統治され、管理されている一般の国民も、企業群も、このアリの「愚かな集団自殺」のような行動パターンをしているようにしか見えないのだが・・・
「早く気づけ! 滅びの道に行くな!」
私は数段高いところから、グルグルと同じ場所を回り続けるだけの仲間のアリたちに、「滅びの道」から救いたい一心で、そう叫び続けてきた。
かれこれもう24年にもなる。
「隣の人、集団が同じ行動をとるからって、それが正しいわけじゃない! 自分の脳で少しは考えなさい!」
「今のあなたの行動は、本当に今、取るべき行動なのか? 考えなさい!」
「時代の流れてゆく先、今起こっている物事の本質や、自分や集団が置かれた現状が見えているのか? 高いところからものを観よ」
「このままずっとこの集団に従って、間違ったリーダーの後をついていったら、消耗しきって、死と滅びが待っているだけだよ!」
「勇気を出して、今いる群衆の中から一歩出て、狂った組織の命令や、間違ったリーダーに追従するのをやめて、自分を救う行動をとりなさい!」
これらを、私は、数段高いところにずいぶん前に行き、そこから、アリたちが「集団自殺」に向かって黙々と間違ったリーダーの後を追って、黙々と歩き続ける異様なさまを上から観ていて、
彼らのいく先には、「破滅」「滅亡」「大量死」があることが解っているため、
それを早くから警鐘を鳴らして、注意を呼び掛けてきている。
分けもわからず、間違ったリーダーに追従してゆくのは止めよ!
盲目的に、ただ隣の人や集団がしているからと、同じ行動をとるのもやめよ!
人間ならば、アリではないんだから、自分の脳で考えなさい!
そして、正しいことをする勇気と決断力、気骨、胆力を持ちなさい!
政府と国家が違う。
政府の言うことは、間違っていることが多い。
アメリカに追従する日本政府をもう信用するのをやめよ!
どうせろくな政策はしない。日本に害のある事しかしない。
真っ当な職務の遂行を、日本政府は放棄して、日本を売りとばしたのだ。
政治に期待するのもやめよ。政治、政治家、官僚では、日本を救えない。
いい加減に、これぐらいのことぐらい理解しないさ! 脳があるんでしょ?
仲間のアリたちに「滅びの道に行くな! 気づいてくれ」と数段高いところから、全体を見渡し、未来を見据えながら、訴え続けてきた。
しかし、奇人変人扱いしか受けなかった。
でも、私の言ったことはその通りになった。ほぼすべてにおいて、予言通りだ。
そして、これから起こることもわかっている。
だから、もはや希望がないという事実も述べている。
この自分を破滅に向かわせているだけの集団から出て、目覚めた一匹のアリにならない限り、
あなたも、あなたの周りの友人や大事な人も、同僚も、希望を語り合い、未来をたたえ合い、ともに励まし合い、多くの美談とノウハウを語り合いながらも、
結局、この同じ場所を死ぬまでグルグル回り続けるアリたちのうちの一匹にすぎないのである。
それを、そろそろ各自が自覚してほしい。

★時代があなたに今、問うこと。君、アリよりましな存在であれ!
あなたにはすばらしい脳がある。
それなのに、なぜ、脳を使わないで、アリと同じ行動をしているのですか?
その方が楽だから? そうしないと職を失うから?
あなたは脳がありながら、なんのためにアリのように生きているのですか?
アリのように生きることで、あなたは何を得て、何を損しているんですか?
あなたは、アリよりははるかに高度で、知性的な存在ですね。
どれだけあなたがかっこいいことを語っても、希望やプラス思考、輝かしい未来を語っても、
あなたは、「集団自殺」しようとするアリの集団の中の愚かな一匹にすぎないのです。
間違ったリーダーに従いつづけ、間違った政策をやり続け、
間違った軍隊有の命令に従う、愚かなアリたちの行動のように、
「死の渦巻き」から、あなたは自ら出るのですか? 出る勇気はありますか?
それとも、自己保身からそこに居続け、全員で一緒に破滅してゆくんですか?
覚醒して、この集団から数段は上に行って、間違ったリーダーに盲目的に従うことを止めな限り、
あなたや私に本当の意味での希望なんかない。
日本にも、勝たれるような未来にも実際にはないのです。
うわべのプラス思考やきれいごとで、差し迫った現実をありのままに見ないで、ごまかすのは止めるべきです。
現実を正しく把握ことこそ重要です。
自分がいまどこにいるのか、どういう状況か、どうして、そうなのか。
しっかり見ることです。
それも、自分の目線からしか見れないのではなく、
高いところから、全体像を見渡して、この時代の本質と、それが流れてゆく先をちゃんと見据えることです。
それから、全体像を未来を見据えて、今の自分のいる場所、立場、立ち位置、自分の状況と、国家や世界が置かれた状況を、
客観的に、第三者の目で観察してみましょう。
その現状認識と分析から逃げていて、一体、どんな政策を立案できるんですか?
そんな状態で、一体、何を語れると言うのか?
どうせ、そんなもの大した話ではないでしょう。
最後に、時代が、あなたに、二者択一を迫っています。
あなたは、集団自殺するアリのようでいいのですか?
それとも、もっと上から全体を見渡して、思考し、覚醒するアリになりますか?
選ぶのは、あなたです。
posted by TASS設計室 at 23:14| 閑話休題

2016年03月02日

建築設計者は、力(ちから)が見えることが必須条件

建築設計者は、力(ちから)が見えることが必須条件である。
どのような力が作用しているかを理解すると、建物を設計することができる。
意匠設計者は、間取りを決めて、見積書を取ることに、エネルギーを使い果たしているように見える。
posted by TASS設計室 at 19:49| 閑話休題

2016年02月25日

エキスパンションを設けるだけが能じゃない

構造耐力を上げるためには、エキスパンションを無くすことも考える。
日本建築学会から『ペンシルビルの連結』という本が出ている。
構造形式によらず、この考え方は適用でき、増築する場合や新築の場合、安易にエキスパンションを設けるだけが能じゃないことを理解してほしい。
平面的に複雑な形状の建物の場合、地震力を45°方向から作用させて検証することもある。形状によっては、30°や60°ということもあり得る。
そこが、それなりの構造計算プログラムを使って構造計算を行うメリットである。
posted by TASS設計室 at 18:00| 閑話休題

2016年02月22日

設計は荷重を考え、接合部を設計する

設計は荷重を考え、接合部を設計する。
構造を決め、肉付けすると、矩計図が出来上がる。
階段を設計する時は、踊り場や折り返しのところに注意する。
木造住宅を設計している人は、梁が出ることがないので、RC造やS造を設計する時は、梁の存在を忘れないでほしい。
posted by TASS設計室 at 20:05| 閑話休題

2016年02月17日

低迷する日本の大企業が抱える構造的問題

低迷する日本の大企業が抱える構造的問題 に関する論文がある。
http://seminar.econ.keio.ac.jp/ikeosemi/mita/2012/company-strategy.pdf

結論を見て、がっかりした。
『絶え間なく変化していく現実に社会的なシステムを逐次適合させていくことが苦手な日本の文化』であるとか、『責任の所在を有耶無耶にすることや、責任を取らない為に前例を踏襲すること、既得権益を保護することなどは、どのような組織であれ、多数の人間が関われば必ず起こる』と書かれている。
『改革には抵抗がつきものであるので、それらに負けないだけの人物が現れることに期待するのみである』という始末である。
構造的問題を指摘しただけなのだから、そんなものだろう。
posted by TASS設計室 at 01:33| 閑話休題

2016年01月31日

マニュアル化の弊害

マニュアル化するから、応用力が育たないのである。
応用ということは、決断することでもある。
年齢層によらず、聞く、話すという基本的なことにも問題がある。
なぜ聞かないの、なぜ話さないの、と言いたくなる。

何事も、その場その場の創意と工夫が基本である。
基本問題だけでは、何もできないのではありませんか。
基本ばっかり勉強しても無意味であり、少しは考える訓練を行おう。

決断力が身につかない人の育て方について、コンサルタント会社に勤めていた人と話したことが有る。
決めたことについて『良し』と言ってあげて、自信をつけさせたら良いということになった。
そうやって自信をつけさせることも必要だろう。
しかし、大の大人が、そんなことをして育ててもらうなんてナンセンス、自分でやれと言いたい。

posted by TASS設計室 at 11:48| 閑話休題