2023年03月29日

決められない人は成り行きで仕事をする

決められない人は成り行きで仕事をする。
それを計画段階に引き戻し、狙いを定めさせた上で次のステップに進むように誘導する。
そのような人は、会社では上司から言われたことに忠実で、上司の思いつきに過剰反応する。それは自分の考えをもたないからである。
どうあるべきかを論ずることのできない人である。
posted by TASS設計室 at 09:37| 日記

2023年03月27日

階段の図面を見たことがない

ある会社からまわってくる図面は、階段が付くことは分かるが、断面図を見たことがない。
断面図を描いてみると、頭が当たりそうな階段もある。階段の天井の高さは、段鼻から(高さ)1.35mの点を中心として半径0.75mの円を描き、上部の梁や階段の裏に当たらないような高さとする。それをどこまで下げなければならないか、断面図に示して説明する。
階段、特に鉄骨階段は構造設計者が設計するものと思っているらしい。構造図の断面図に階段の全体を示し、構造図として階段詳細図を作成している。
階段の段や踊場にモルタルを施工してシートを貼るか、4.5mmプレートに直にシートを貼るか、歩いて音が気にならないだろうか。構造計算の段階では、そのあたりの情報がないので、モルタルを考慮して荷重を求めている。納まりがよくない場合は、後で軽微変更で手直しが出来るようにしている。
見ていられないので、鉄骨造の建物は自分で意匠図を作成している。仕上げ材に関する情報を問い合わせても反応がないものもあり、十分な余裕をみて荷重を想定した。

意匠設計の中途採用の試験で、詳細図を描かせる試験を行う会社がある。構造計算プログラムの開発会社では、構造力学の試験を行い、全員落とした年があったと聞いた。
posted by TASS設計室 at 22:26| 日記

2023年03月25日

構造設計を先行する

意匠の企画設計がほぼできたところで、構造設計を先行してまとめにかかる。
基本構想をまとめる設計者の狙いがよければ、その後は実施設計あるのみである。仕上げは、その段階で決めると言っても、標準的なもので無難にまとめる。
RC造、S造、混構造を含む木造、全て同じ要領である。
意匠設計者は詳細設計とディテールに強くなり、現場をリードできるようになろう。
意匠をシャープにまとめるには、ディテールを吟味することである。構造設計者として却下したくなる基本計画もある。やれば出来るが、そんなことは意味があるか疑問である。最後は予算が合わなくて、当たり前な計画に落ち着くものである。
posted by TASS設計室 at 18:18| 日記

2023年03月24日

設計者は現場に行こう

見ても分からないなんて言わないで、意匠設計者は現場に行こう。
特に躯体工事の段階に、構造図と施工図を持って現場に行くことである。


posted by TASS設計室 at 14:54| 日記

2023年03月23日

一太郎・花子・壁麻呂・木三郎・勘定奉行

コンピュータソフトで和風の名前のものがある。
壁式鉄筋コンクリート造の計算プログラムの元祖、東京デンコーの『壁麻呂』、木造軸組工法の構造計算プログラムは『木三郎』という和風の名前のソフトウェアーである。
一度聞いたら忘れない名前である。次はどんな和風の名前を付けるだろう。
そう言えば、選挙の開票で使う『武蔵』というシステムがある。何でも自民党に有利にする開票システムという噂もある。何でもOKにする構造計算プログラムは『姉歯』という名前にするとよい。



posted by TASS設計室 at 22:39| 日記

kizukuriが世に出て30年

kizukuriが世に出て30年が経過した。
僕は1994年か1995年にkizukuriとkizukuri-2x4を購入した。
意匠設計者から2x4工法の3階建ての構造設計を頼まれ、壁式鉄筋コンクリート造と同じようなものだろうと思って引き受け、電卓で計算した。続けて同じ意匠設計者から、軸組工法の3階建ての計算を依頼された。軽量鉄骨のブレース構造の要領で計算した。
木造はたまにしか計算しないので、そんな方法で計算していたが、役所の審査係りから木造の構造計算プログラムがあることを聞き、さっそく2本のプログラムを購入した。
その後、新規に購入した木造のプログラムは、構造システムの HOUSE-ST1、東京デンコーの 2x4壁式 である。β版の時に安く購入した。
昨年、東京デンコーの 木三郎 を追加し、木造は東京デンコーのプログラムが主力である。壁倍率で計算することはない。2x4工法は保有水平耐力計算を必要とするものばかりである。

posted by TASS設計室 at 09:11| 日記

2023年03月22日

法規から建物を見る

意匠設計事務所からまわってくる設計図書を見ているだけでも勉強になる。よいデザインは一瞥して分かる。この計画はダメだろうな、と思うと没になっている。
陣取り合戦的建売住宅とは違う。しかし、チマチマと設計する建売住宅は、感心するほどよくまとまっているものがある。
意匠設計事務所とつきあっていると、デザインのセンスだけではなく、法規上の知識も得られる。1年に1〜2つは意匠と構造の両方を設計する。東京の設備設計事務所と2人で設計できる。
東京都の窓先空地については、都内の建物に慣れている設計者に教えてもらうことがある。彼は狭小地のアパートの設計に慣れている。天空率の検討が必要な時も、慣れている人に依頼したことがある。
posted by TASS設計室 at 16:20| 日記

皆さんのコロナは終わりましたか

新型コロナは単なる風邪で、大騒ぎするほどのことではなかった。
僕は最初からマスクせず、ワクチン打たず、普通に過ごしていた。スペイン風邪について調べ、そのように判断した。
僕でも得られる情報で判断したのだが、会社は村社会だから、皆さん横並びでワクチンを打っているようだ。
ワクチンによる被害者が少ないから、多くの人は危険性を感じなかった。超過死亡が2万人や3万人では実感できないのだろう。
変化というものは、最初の微小変化で気づくか、大きく変化してから気づくか、人それぞれである。



posted by TASS設計室 at 08:25| 日記

2023年03月19日

今日は、これから意匠設計

構造計画を行いながら意匠設計を行う。
計算しながら意匠図を作成するので、意匠設計が終わる前に構造設計の基本的なところは終っている。
RC造である。鉄骨造は意匠図を作成しながら構造計算を行っている。
鉄骨造の意匠設計が苦手な意匠設計者が多いので、意匠と構造をまとめて設計する。地盤に関しても落としどころを見越し、杭基礎を断念させるために杭の設計を行い、見積書を取り寄せた。ゼロベースで考えることが苦手な人に対しては、選択問題にして回答する。
こんな時、構造システムのBUS基礎が役に立つ。

posted by TASS設計室 at 16:38| 日記

2023年03月05日

コオロギとゴキブリは近縁

こんなものを食用にするなんて、バカじゃないの。
エビの風味らしいが、コオロギには100℃でも死なないボツリヌス菌や寄生虫の卵が含まれている。
コオロギとゴキブリは近縁.pdf
posted by TASS設計室 at 16:46| 日記

2023年03月03日

落とし前

落とし前をつけてもらいましょう。
https://www.facebook.com/teraoyukinobu/videos/760565939010827/
posted by TASS設計室 at 03:06| 日記

2023年03月02日

仮想仕事法

仮想仕事法、火葬仕事法、仮装仕事法
いろいろあるけど、電算出力の数字を追いかけていたら、保有水平耐力が安全側に出るプログラムがあることに気づいた。そのうち修正プログラムが送られてくるので再計算する。
たまには電卓で数字を追いかけることも必要だ。何より勉強になる。
この程度で納まると思っていたら、微妙なところでNGになるので、原因を探していた。
こういうことをやり始めると、なかなか終わらない。
posted by TASS設計室 at 14:56| 日記

2023年02月27日

『スシ食いねぇ』改め『ムシ食いねぇ』

『スシ食いねぇ』改め『ムシ食いねぇ』
おかしな世の中になったものだ。
1960年代なら、国会議事堂の周辺は火炎瓶が飛んでいる。

posted by TASS設計室 at 16:26| 日記

誤った科学的認識

誤った科学的認識の最たるものは、石油を化石燃料ということと、腸造血を認めず、誤った癌の治療を行っていることである。千島森下理論が正しいと確信している。
これらのことについて、ロシア発の情報が少ないのは、ロシアでは石油無機成因説が浸透し、癌についても理解が進んでいるからである。さすがメンデレーエフの国だ。
posted by TASS設計室 at 07:46| 日記

健康法

僕の健康法は風呂と睡眠
減塩 → しない
血圧180 → 問題ない
健康診断 → しない
がん検診 → しない
薬 → 飲まない
ワクチン → 打たない
マスク → しない
運動 → しない
歩数 → 気にしない
コレステロール → 気にしない
posted by TASS設計室 at 07:43| 日記

2023年02月26日

構造関係の単行本

このところ書店で建築関係の本を見ていない。どのような本が並んでいるか分からない。
インターネットで検索すると間に合ってしまうので、構造関係の単行本が売れていないと思う。構造計算規準と技術基準解説書は持っているだろう。東京都のオレンジ本も使いやすい。
しかし、ハンドブック的に手元に置き、構造計算規準を補うものとして利用するにはよいことだと思う。このような書籍の中で、木造の保有水平耐力計算に関するものが不足している。
軸組工法・2x4工法共通で、混構造を含むものが望まれる。木造の設計者は軸組工法と2x4工法を別物のように考えている人がいる。
住木センターの『木質系混構造建築物の構造設計の手引き(2019年版)はあるが、もっと突っ込んだ記述や現実的な具体例が必要ではないか。木造の設計者になじみのない杭基礎、杭頭モーメントの処理方法などの説明を加える必要がある。
建築学会の『鉄筋コンクリート柱・鉄骨梁混合構造の設計と施工』が興味深い。木造建築は、鉄骨とのバイブリッド構造に中高層木造建築の活路があるのではないだろうか。
posted by TASS設計室 at 19:32| 日記

3月10日(金)会費制で交流会

設計者と建設会社の情報交換で、顧問先にも声をかけ会費制の飲み会を行う。
同じ建築分野でも、総合建設業の他にサブコン、専門分野をもつ会社の代表、研究開発的な仕事を行っている人たちである。マンション管理士にも声をかける。
今後は改修工事の比率が高まるので、企画段階から設計・施工まで対応できる人に重点的に声をかけることにした。
posted by TASS設計室 at 12:52| 日記

2023年02月24日

意匠設計者は法規に強くなろう

審査機関の担当者の技量を超えるくらいになるよう、意匠設計者は法規に強くなろう。
いちいち聞きに行っているようでは情けない。そんなもの、設計してから確認すれば1回で済む。
役所では偉そうに『建築指導課』という看板を掲げているところがあるが、看板通り『指導』できるのかい。
posted by TASS設計室 at 11:16| 日記

2023年02月22日

だまされる人

だまされる人は、着眼点が違うと思う。見るべきものを見ず、どうでも良いことに意識が向く。
新型コロナ騒動は、人をうまくコントロールした。特に事なかれ主義で横並びを好む日本では効果的だ。
3月13日から『マスクは個人の判断で』というが、現在は個人の判断ではないのですか。
posted by TASS設計室 at 07:15| 日記

建設会社の設計

建設会社の設計者は会社の中心的存在であり、基本設計をまとめる立場にある。そこで基本方針が決定され、受注が決まる。下請の意匠設計事務所を見ていると、普通に設計できる人と、いわゆる代願事務所の2つに分かれる。言われたことをやっているだけの代願事務所は反応が鈍く、設計者としての手腕を感じない。元請けの設計者からの指示を待つのではなく、基本設計を補佐することが出来たらよい。独自の受注ができないから、その立場に甘んじているのだが、詳細設計が苦手では実施設計は難しい。

メルギブソン主演で、ベトナム戦争を題材にした映画がある。そこで彼は「兵卒は上官の動きを学べ」と言っている。会社でも同様のことを言っていた現場の所長のことを思い出した。


posted by TASS設計室 at 00:54| 日記