2014年05月20日

聞くのではなく、観察する

 打合せの時は、聞くのではなく、観察することを心掛ける。
この人は何を心配しているのか、あの人は何が分からないのか、ということを観察する。
人は押し付けられた判断には抵抗する習性があるから、時間をかけて結論に誘導する。

 どんな人にもプライドはあるから、自分が決めたと思わせることも必要である。
何となく皆で決めたことにするという方法もある。

 今回は決まりそうもないと思ったら、無理に決めさせず、先延ばしにする。
その際には、各人の分担を明らかにし、持ち帰って調べてもらうが、次回の打合せの時に結果を持ってくることは期待しない。
次回に仕切ってしまえば良いからである。

posted by TASS設計室 at 16:10| 閑話休題