2012年08月04日

数学と力学によって考察された<形>の提言【再】

事業主の会社に所属する意匠設計者からの要請で一緒に仕事をさせていただいている構造設計者はO.R.S.出身であった。
1つのプロジェクトを通して、勉強させていただく。

そこで、思い出した松井先生の言葉がある。

・・・・・この程度のことが、構造計画といわれているが、学であるためには、数学と力学(どちらも学がついている)によって考察された<形>の提言でなければならない。

松井源吾『SD』1978年6月号、「構造と形」より

構造設計で大切なことは、数学と物理である。
物理とは、物(もの)の理(ことわり)である。
地震にしろ、振動にしろ、自然現象に逆らわずに設計することを目標にしたいと考えている。

2009-11-14 10:14 を再度載せた。

posted by TASS設計室 at 07:39| 構造設計