40年前の建物の耐震診断を行ったが、普通の建物なら僅かな補強で済んだ建物もあった。
低層の建物なら、第一次診断でも安全性が確認できたものもあった。
第一次診断では判断できないこともあったが、第二次診断を行い、補強が不要であることを示すことができた。
あと10年か20年間は使うことになるのだろう。
ところが、原発の場合は、どうだろう。
過酷な条件で使われている建物なので、本当に大丈夫なのだろうか。
自分には縁のない世界であるが、何を、どのように検証して、安全性を確認しているのか知りたいものである。
化学薬品を使う工場の鉄骨の劣化を見たことがあるが、非常に脆い状態であった。
今日聞いたことであるが、スーパー銭湯の天井が落ちたそうである。
浴槽の湯は塩素で殺菌するので、天井のつりボルトが錆びたことが原因かもしれない。
2012年06月07日
原発は50年使えるのか
posted by TASS設計室 at 00:00| 原発関連