帰村か移住か・・・・移住に決まっている。
飯館村では意見が分かれているらしい。
これは1つの例であるが、何かを決める場合、誤った方向に向かう判断を行う人がいる。
『如理作為』すなわち、『理の如く思考する』ということであり、『善い思念』を意味する。
パーリ語では、ヨニソマナシカーラと言う。
マナシとは『心』、カーラとは『行為』であり、マナシカーラは『作為』と訳されてるが、『思念すること』を意味する。
思念するにしても、良い思念と悪い思念がある。悪い思念を『邪見』と言う。
パーリ語の文法では、頭に『ア』を付けると反対の意味になる。
上記のヨニソマナシカーラに対して、ア ヨニソマナシカーラ『善くない思念』という概念がある。
判断する時、どちらに倒れるかは、心次第である。
2者択一で、誤った判断をする場合は、心が作用している。
邪見が含まれると、適切な判断ができなくなる。
判断するための知識が不足していることは無知と言い、無知も戒められなければならない。
建築を計画する場合でも、供給者の都合を前面に出すと嫌われる。
それを詐欺とは言わないが、詐欺の被害にあう人は、少なからず欲のある人であり、良くない提案に乗ってしまうのである。
先日病院に見舞いに行った叔父がなくなり、従兄弟から連絡があったので、ニュースを仏教的に考えてみた。
2012年02月26日
帰村か移住か・・・・移住に決まっている
posted by TASS設計室 at 16:22| 原発関連