火災実験の見学の案内が届いた。
木造3階建て(1時間準耐火構造)
建築面積 830u程度
延床面積 2,260u程度
の建物である。
木造3階建学校等について、基準を見直すらしい。
学校等の「等」に注目する。
学校の他に、どのような用途の建物が緩和の対象になるのだろう。
便乗して緩和される建物は、共同住宅だろうか。
http://www.nilim.go.jp/lab/bbg/kasai/h23/top.htm
火事を見たい人はつくばに行こう。
火災実験は夏に行うほうが良い。
料理にしても、冷凍した材料と常温の材料とでは、加熱時間が異なることは当然である。
都市部の学校は、火災を起こすこと自体がご法度である。
防災拠点でもあり、避難場所でもある。
地方の学校でも、台風の時などの避難場所になることもある。
個人的には大規模木造には反対である。
良質な木材が国内にあるのだろうか。
特に国産の木材を用いた大規模木造は、補助金のかたまりになりそうだ。
木材を切り出すために林道を整備することも国産木材利用の目的になっている。
ルート2で計算しても適合性判定にまわらず、構造設計一級建築士の資格も必要としないことを木造の業界は望んでいるように思える。
木造のルート1は面積の上限がないが、鉄骨造のように面積の規定を盛り込むことが必要ではないだろうか。