2011年08月19日

コンクリート 1kgあたり 100ベクレル

コンクリート 1kgあたり 100ベクレルという基準が定められた。
今までは考えもしなかったものである。
牛肉の基準と同じなのだ。

コンクリート工事の標準仕様書の項目に、放射線に関する項目を追加しなければならない。
他の材料に関しても同様である。

木造住宅の基礎でも、15m3 程度のコンクリートを使うので、
コンクリートの重量は、2300x15=34500kg になり 3450000ベクレルになる。
半減期が29年以上の物質なので、建物の存続期間中は、放射線量は、ほとんど減らないと考えたほうが良い。

鉄筋コンクリートの建物では、床面積 1平方メートルあたり 12kN 程度の躯体重量になる。
四方をコンクリートの壁に囲まれ、放射線の影響を受けることになる。

水も食物も、空気も汚染されている。
posted by TASS設計室 at 08:26| 原発関連