2010年12月07日

木造の次は鉄骨造

木造から構造設計を始めた人は、次の段階として鉄骨造をを手掛けると良い。
都市部では狭小地の建築の需要があり、ラーメンフレームを併用して計画することも可能ではあるが、
鉄骨造を選択したほうが適切な場合もある。

鉄骨造のラーメン構造の設計は、設計例を見れば、それほど難しいものではないということが分かるはずである。
当然、基礎はRC造で、杭基礎を用いることが多くなる。

多くは杭と鉄骨工事は専門の会社に依頼するので、基礎の躯体工事の管理ができれば、
木造専門の会社が手を広げるには、ちょうど良い規模の工事である。
いわゆる街の工務店は、木造と小規模な鉄骨造を施工している。
ハウスメーカーに押され、このような工務店が減少していることは残念なことである。
posted by TASS設計室 at 13:20| 構造設計