2010年07月26日

35年ぶりに改定

建築学会の鋼構造塑性設計指針が新しくなった。
第1版が1975年で、今回の改定の第2版が2010年である。
第1版が出た頃、私は大学生であり、塑性指針は手にしていない。
保有水平耐力の計算には、卒業してから接した。
当時は、かなり規模の大きな建物でも、今で言うルート2で設計していた。
新耐震の基準に移り変わる前から、新耐震の内容を取り入れていたと思う。

学生時代の鉄骨造のテキストは『鉄骨の構造設計』(藤本盛久編著)であり、今でも近くに置いてある。
審査機関に行ったら、同じ本を引っ張り出してきた審査担当者がいた。
posted by TASS設計室 at 16:24| 構造設計