2026年07月31日

改修工事の設計

改修工事の設計で、構造図と施工図はできたが、途中段階でもよいので、意匠設計図が出てこないことには、何を考えているか分からない。このような場合、いきなり施工会社が作成する施工図で工事を進めることも少なくない。意匠図は見積りの数量拾いには使えるが、工事には使えない。
納まりの優先順位を決めないと、隙間が空きすぎたり、チリや面落ちが逆転して見苦しい仕上になる。その点、2x4工法はケーシングと称する部材を被せるので、誤魔化しが効く。どこかに「逃げ」をとることを事前に考えておく。
意匠図のJWWのデータを受け取り、加筆することを考える。平面詳細図に断面詳細や部分詳細を加えると分かりやすい図面になる。作図していると、次第に不明確なところが浮き彫りになる。
こんな時は、CAD上で大きな紙面に図面を配置する。串刺しにすると、全体が目に入らないので、串刺しの図面も良し悪しである。
現場対応を逃げ回っている意匠設計者がいる。試しにフリーハンドでスケッチを描かせたことがあるが、描けなかった。壁紙を決める段階になったら出て来い、と僕は言った。

posted by TASS設計室 at 07:25| 設計