2026年07月25日

地域係数0.8あるいは0.9の地域の耐震診断

地域係数Z=0.8あるいはZ=0.9の地域の耐震診断で、Zを考慮せずIs≧0.6を基準に判断している計算書を見かける。
元の設計でZが考慮されているので、標準せん断力係数に0.8あるいは0.9を乗じて計算されている。この状態で適法であるにもかかわらず、耐震診断ではZ=1.0としている。
耐震診断でも地域係数を考慮することができるので、安全側ではあるが新築時の計算と連続性が保たれていない。はっきり言うと「もったいない」計算である。CTU・SDにも地域係数を考慮する。
静岡県は地域係数Z=1.2が条例で決められているが、条例で決められる以前の建物はZ=1.0である。耐震診断はZ=1.2としてIs値とCTU・SDを決めることになり、Ai分布と合わせると、なかり水平力が大きくなる。箱根はZ=1.0で函南はZ=1.2である。

posted by TASS設計室 at 21:11| 耐震診断