簡易診断と言っても、一次診断ではなく二次診断を行うことで、こちらが安心する。
バックデータがあると、考察を書く際の助けになる。一次診断でIs≦0.8でも、二次診断を行うとIs≒0.6も夢ではない。0.58ならダメかと言えば、崩壊形を示し、いきなりぺしゃんこにならないだろう、と結論付ける。
極脆性柱があれば、スリットを設けることで、F値が上がり有利になることがある。
コア抜き調査は行わず、設計基準強度で診断する。評定を取ることが決まれば、その時点で各階3本のコア抜きを行う。建物の着工時期が分かれば、夏にコンクリートを打設した階に狙いを定めてシュミットハンマーで強度を測定する。強度が低ければ、コア抜きの調査を行うことを勧める。夏にコンクリートを打設した階は、低強度コンクリートになる寸前の強度しか出なかったことを経験した。打設後の天候と養生の問題である。霧雨は大歓迎である。
2026年07月23日
簡易診断という依頼方法は賢い
posted by TASS設計室 at 15:46| 耐震診断