耐震診断を行っていると、SRC造に当たる確率が高い。フルウェブもあればラチスもある。
申し訳程度の鉄骨を入れた建物もあれば、しっかりとフルウェブの柱の建物もある。1971年以前の建物でも、SRCはAi分布が採用されていないという欠点を補うに足る強度を有するものもある。公団住宅は野暮ったいが、構造はしっかりしていることを何度か見ている。
小規模鉄骨造は日の字柱もある。小スパンでH形鋼の弱軸で成り立つものもあった。
日の字柱はF値を1.0として判定するので辛いところもあるが、弱軸で成り立つ場合はF値は2.0としても差し支えないと判断している。Ds=0.5と同じだから。仕口部分が中途半端で気持ちが悪い。しかし、しっかり溶接すれば、日の字柱でも強度は出る。僕は日の字柱の設計の経験はないが、1970年代、学生時代に読んだ建築技術や建築知識には日の字柱の設計方法が載っていた。新耐震の直前、実務についてからは、角形鋼管はUコラムが全盛の時代だった。柱脚にスタッドジベルを付けたり、鉄筋を溶接して埋め込み柱脚にしたり、根巻き柱脚にしていた。
2026年02月04日
耐震診断とSRC造、日の字柱
posted by TASS設計室 at 17:22| 日記