2025年11月04日

土砂災害防止の擁壁は衝撃荷重を考慮する

隣地の高さが +3.5mでも土砂災害防止の擁壁は衝撃荷重を考慮するようだが、宅地造成の擁壁と比べ、大きな荷重になる。高さの差を地表面載荷に置き換えたフリューリッヒの式で土圧を計算した場合よりも大きな土圧になった。土砂崩れの衝撃荷重が考慮されるからだろう。小難しい式で、根拠が良く分からない。重力加速度が考慮されていることから、衝撃荷重であることは想像できる。
高さ5mを超える擁壁は地震時の検討を行うが、高さ3.5mの場合は宅地造成に倣い、常時荷重のみの検討を行うことが一般的である。熱海の土砂災害が起きてから基準が厳しくなり、現実離れしたものになってきた。普通に擁壁を設計する場合より大きな水平力になる。
建物を高基礎にして影響のないものにすると、検討が不要になるということには腑に落ちないところがある。

posted by TASS設計室 at 07:41| 構造設計