高さ3.5mの崖下敷地に建てる木造2階建ての崖側の基礎の立ち上げについて論じている。
安息角30度の範囲内にRC壁を設ければ済むものだが、次第にエスカレートしてきた。
急傾斜崩壊危険区域でも、土砂災害警戒区域でもないのに、急傾斜崩壊危険区域の基準を持ち出す審査機関がある。千葉県に本社のある審査機関は、あらん限りの知識で指摘事項をまとめてきたのだろう。
意匠設計者が行ってきた、行政との事前協議の記録を見て判断する。
フリューリッヒの式を用い、土が崩れた際の土圧を考慮して計算したり、待受け擁壁の計算要領で計算したが、高さが3.5mであるため、土質試験は行わず、ローム層のCとΦを用いて計算した。
高さ5mを超えないので、この程度の設計でよいと判断している。