擁壁に作用する土圧の計算だが、がけが崩れた時の土圧の計算方法は、普段計算している擁壁の土圧とは異なる計算方法が行われる。
何の理論か知らないが、複雑な計算式である。エクセルのシートを作っておけば、条件が変化しても修正は楽にできる。そういえば、港湾基準の波力の計算も経験した。計算するものは何でも持ち込まれる。
コンクリートの版を載せるだけだが、橋も設計した。
計算結果が自分の感覚で行った略算と異なり、どうもしっくりこない。
僕の苦手なところは、土に関することである。土木の設計者で、小規模な構造物を設計する人は見当たらない。
ある顧客に対して、擁壁や地下車庫の設計ばかり行っていたことがあり、僕を土木の設計者と思っている人がいた。建築も設計するのですか、と言われた。そういえば、最初はゼネコンの土木部の作業所長に紹介された客だった。話しはそれるが、高さ45mのゴルフ練習場の鉄塔も設計した。風圧に対するネットの計算は手計算で行った。風速15m/sでネットを下ろすことが分かった。