木造の商業ビルで、1〜2階がRC、3〜5階(共同住宅)が2x4工法という計画がある。
1階をRC、2〜5階を2x4工法で設計したことがあるが、前者のほうが2x4工法の設計に無理がなく、通常の耐火構造3階建ての要領で設計できる。全層をRC造にするよりも、コスト的にメリットがある。2x4工法の共同住宅は難しくない。あるいは全層をS造にするという手もあるが、2x4工法のほうが階高を低くしても有効天井高さがとれる。
地震時の水平力はAi分布によるので、地べたに建つ3階建てより大きくなる。
山菱工業のLD-190Yの使用条件に合わせて、引抜金物を選定すると、タイロッドを使わなくて済む。コア部分の耐力壁の耐力を上げることがコツである。ビルのコア部分の耐震壁と同様である。
LD-190Yの終局耐力は289.1kNである。(たて枠 … SPF集成材 E120-F375)
https://www.yamabishikogyo.co.jp/product/detail/1325/
下層をWRC造、上層を2x4工法にすると、2x4壁式3を使って一発で計算できるが、杭基礎を採用する場合はRCラーメンのほうが設計しやすい。
RCの配筋とホールダウン金物のアンカーボルトの位置関係を示すため、最初に配筋図(現寸図)を作成する。RC造の梁の外端の定着に定着板を使うと納まりがよい。特に出隅が重要になる。