WEB講習を聴いていて、木造軸組工法の計算はルート3を避けていることが分かる。
高強度の面材耐力壁を用いると、μがいくつになるか知らないが、構造特性係数(Ds)が大きくなり、保有水平耐力計算を行うメリットが薄れることが理由と思われる。
でも、できるようにしておいたほうが、設計の選択肢が増えてよいのではないか。いつまでも倍率計算を行っているのではなく、耐力壁の剛性に基づく計算を行うほうが変形に関しても、より詳細に検討ができる。
混構造で下層をRCラーメンにすると、否応なしにルート3になる。耐震壁付きラーメンという、制限のある設計を行わなくて済む。鉄骨造でスパン6mということもあるまい。
比較する5階建ての構造は『鉄骨造』である。角形鋼管の柱サイズは250角から300角、スパンを飛ばすなら350角だろう。木造の柱が 210x210 で、多くの耐力壁を入れるなら、鉄骨造のラーメンを僕は第一に考える。
木造の設計の様子が分かったWEB講習であった。
2025年08月16日
木造軸組工法の計算はルート3を避けている
posted by TASS設計室 at 22:23| 木造の構造計算