高耐力耐力壁活用マニュアルの試設計で紹介されている5階建ての計算では、上部3層と下部2層に分離して計算している。重要度を考えると、下部の計算が肝になる。
細かいことを言うようだが、上下に分けるなら上部2層と下部3層に分けるほうがよいのではないかと考える。
あるいは中間階をダブらせ、上から3層と下から3層の計算を行うのである。
木三郎4を使うなら、上部1層と下部4層に分ける。あるいは、中間層をダブらせ、上から4層と下から4層を計算するという方法もある。接続部分の検証がやりやすい。
木造ではないが、平面的に長い建物の計算でゾーンに分けて計算する際、ダブらせて計算した経験がある。
もう1つ、気になることを付け加える。基礎梁ヒンジについて明言することが必要である。壁の脚部の終局耐力を担保するため、基礎梁にヒンジができないことを確認すると言えば、ひと言で済むのではないか。
基礎梁がショボすぎると保有水平耐力が出ないので、ルート2の計算でも同等の検討を加える。
上下階で柱断面が異なる場合の面合わせは、どうしましょう。同じ断面にすると不経済になる。
2025年08月16日
木造5階建ての上下分離モデル
posted by TASS設計室 at 12:01| 木造の構造計算