2025年07月30日

構造設計をやって良かったこと

構造設計をやって良かったことは、意匠設計もできることである。
大現場の躯体工事では、施工図の作成に関して、構造設計と設備設計・設備のサブコンとの間で調整作業を行うことが多く、意匠・構造・設備を見渡すことができた。
確認申請を提出している際、役所の(意匠の)審査係から電話が入ったことがある。「意匠設計に関する指摘事項だが、意匠設計者は理解されていなかったようなので、聞いてもらいたい」とのことだった。法規に疎い意匠設計者は少なくない。だから確認申請に代願事務所を使う。
意匠設計(デザイナー)が基本設計を行い、構造設計と確認申請を頼まれたこともある。矩計図も意匠設計から頼まれることがある。
プレゼンテーションまでは熱心で、基本設計が決まると実施設計(下請)に引き渡すという大手企業的設計の意匠設計者もいる。そのやり方で長年仕事を続けてきたのだろう。小さな建物でもビッグプロジェクト並みに人を集めるので設計料が高くなる。客が満足するならそれもよい。

posted by TASS設計室 at 23:23| 建築士