木造の耐震が注目されているが、その理由は二通りある。
中古住宅の販売業者が、耐震性を満たす証明を付けることを目的としていることが1つ。
もう1つの理由は、購入者が耐震等級3に相当する耐震性を望むということである。
両者には地震力に対する耐力に1.5倍以上の開きがある。前者は簡易診断で行われることもあり、更に詳細に検討することが望まれる。簡易診断だけではなく、精密診断に許容応力度計算を加えると安心感が増す。
料理と同様に、ひと手間かけると美味しくなる。
RC/SRC/Sの場合、耐震診断のデータで許容応力度計算と保有水平耐力計算を行うことができるので、計算してみると微妙な違いが分かる。検定比を満足するかどうかに一喜一憂するのではなく、どこに弱点があるか分かる。
2025年05月09日
木造の耐震が注目されている
posted by TASS設計室 at 20:08| 日記