2024年02月12日

現場の人手不足を考慮した設計

現場の人手不足を考慮した設計を行うことは昔から変わらない。
どのような人が作業するか見抜いて設計する。施工管理が特に難しいのは鉄筋工事である。
ゼネコンが施工する規模の建物は問題ないが、小規模なRC造を施工する会社が弱点である。
コンクリート施工図や鉄筋の加工図を作成する習慣のない会社が躯体工事を行っていることがある。鉄筋が入っていることは分かるが、定着や継手の意識がない。作業員の中に1人でも鉄筋のことが分かる人がいればよいくらいである。住宅産業が施工する混構造に最も差が出る。無理せず、躯体を丸投げにすることを勧める。
これからの構造設計は、コンクリート施工図と鉄筋の加工図まで作成するようになる。現場監督や施工図担当の中に、構造設計が分かる人がいれば申し分ない。駆け出しの頃は現場を経験し、その後設計に戻るほうがよい。最初の2年で十分である。そのまま現場に居座ってしまう構造設計者もいる。
鉄骨は構造設計とファブの設計、設備のサブコンとの間で調整し、現場は建て方の計画と製品検査の段階から出てくることも少なくない。
posted by TASS設計室 at 11:02| 施工