普通ではないが、良くまとまった計画がある。
変形した建物ではあるが、通り芯が整理された計画は、意匠設計者の技量の高さが分かる。
複数の矩形を方向を変えて組合わせた建物は、よい刺激になった。
主要な節点を一致させることがポイントである。
構造計算例として宣伝に使わせていただきたい建物である。
三角形に近い台形や、塔状や部分塔状もある。
最後の手段は鉄骨造で、e-Pileのように引抜抵抗力のある支持杭を採用する。これが最も安心できる。
浮き上ったら直接基礎は無理である。
転倒時の接地圧は、e/ℓが 1/6< e/ℓ <1/3 の範囲では、最大で長期接地圧の4倍になる。
短期でも e/ℓ は、1/6程度に留めたいところである。