2023年05月22日

データを開発元と共有する

多くの斜め軸を含む複雑な建物の計算を行ったので、計算事例として参考になればと思い開発元にデータを送った。ユーザーは、こんな計算を行っているということを知ってもらうためである。
平面的な斜め軸のある建物は、グリッドの設定が難しい。斜め軸の節点の座標を決めるための通り芯図を作成する。最初に座標の移動を行わない通り芯を決め、そこから節点を移動して斜め軸を直線化する。
その際、軸を追い越してしまうことがあるので、追い越された節点は適当に追い越されないよう移動し、後で数値を調整する。
その際、軸は直線になっていなくても、最後に斜め軸を直線化すれば済むので、X座標あるいはY座標にのみ着目して節点を移動してもよい。
節点を追い越されてしまうと、床や梁のデータが適切に読めないので、床が配置できない。
欲を言えば、任意の斜め軸が設定できたら有難い。XY軸の他に、AとかBと命名した斜め軸を設定するのである。2x4壁式は床の強制配置ができるようだが、任意形状の床配置もあったらよい。
2x4工法の構造計算プログラムで、こんな計算ができるのは、東京デンコーのプログラムくらいである。
@平面異形
A壁倍率によらない計算
B保有水平耐力計算
の計算に慣れると、2x4工法の適用範囲が広がる。
作業環境としては、左のPCで通り芯を決めるためのCADデータを開き、右のPCで2x4壁式3と構造図のデータを開く。データリンクケーブルを使い、2台のPCを1組のマウスとキーボードで操作する。
計算結果はA4の横書きなので、モニター上で見やすい。縦書きの計算書が多いので、デュアルモニターとして片方を縦にすることができるようにしている。
posted by TASS設計室 at 07:40| はじめての2x4壁式