消防との事前協議の記録を作成している。
書いていると、設備設計の方針が決まる。
予防事務審査基準に目を通す。
https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/kk/yobo/yobo_inspection.html
避難器具に関しては、東京都建築安全条例が最も厳しいので、それに従う。
行政に対しては、念のため窓口で1つ1つ確認する。
道路は調べて測量図を取ってきたが、下水は次回とする。雨水排水を浸透式にする件などは、景観や緑化などの届け出を行った後の待機日数15日の間に片づける。
構造設計は終わっている。後は図面の体裁を整えるだけである。意匠設計との調整がないので、構造設計は直ぐに終わる。
意匠図をまとめたら、設備設計を依頼する。
鉄骨造は、ほとんどが構造図のようなものなので、意匠設計も構造設計者が行うほうが短時間で設計がまとまる。意匠設計者が構造を理解するよりも、構造設計者が法規的なまとめと設備設計との調整を行うほうが効率的である。
僕は意匠のこまかなことに興味がなく、施主対応が好きではないので、意匠設計も引き受ける場合は、建設会社の下請けとして実務のみを引き受ける方針である。キッチンの型番をどうするかとか、収納や物干しをどうするか、ということは好きにしてもらえばよい。マンションを設計した時は、インテリアコーディネーターに任せていた。