壁倍率によらない計算を行うことができますか?
それができないと、木造4階は満足な設計ができないと思うが、相変わらずkizukuriのレベルで止まっている人が多い。
kizukuriおよびkizukuri-2x4はユーザーのレベルに合わせてプログラムの仕様を決めているので、平面的な斜め軸や壁剛性に基づく計算、保有水平耐力計算は追加しないだろう。
不思議なのは、kizukuriとkizukuri-2x4の両方を使う人が少ないことである。軸組工法と2x4工法を別物のように考えている。どちらも木造ではないか。
平面的な斜め軸の計算ができると、変形した敷地の建物に対応でき、設計の範囲が広がると思う。台形の敷地にも対応できますよ。
木造以外では当たり前のようにできることでも、木造はやらないのは何故だろう。
東京デンコーの木造の構造計算プログラムは、普通の構造設計者を対象にして作られているので、木造専業の構造設計者には手に負えない。手に負えるようにするには、AIが必要か。
そのうち構造設計はAIで行えるようになる。こんなことは、ずいぶん昔から言われている。
たまたま見つけた記事です。
https://namazudiary.kozotrain.net/2021/03/%E6%9C%A8%E9%80%A0%E6%A7%8B%E9%80%A0%E8%A8%88%E7%AE%97%E3%81%AE%EF%BD%81%EF%BD%89%E5%8C%96%E3%81%AE%E6%B3%A2/
2023年03月23日
壁倍率によらない計算
posted by TASS設計室 at 10:04| 木造の構造計算