2023年03月21日

杭と上部構造の分離モデル

杭と上部構造を分離モデルとするか、一貫計算で通して行うか、再計算して微調整する手間を考えれば後者が適している。分離する場合は、柱の軸力と基礎に作用する水平力を杭のメーカーに送り、杭の計算を行ってもらい、杭頭モーメントを節点モーメントとして入力する。この計算は出来るようにしておくほうがよい。
構造計算プログラムにデータベースが入っていれば、杭の設計も含み、一貫計算が行える。だからデータベースに入っているメーカーの杭は使いやすい。
支持力と引抜力に関しては、メーカーの計算結果を用いる。

posted by TASS設計室 at 01:05| 構造設計