2023年03月19日

木造の構造計算プログラムの比較

4階建ての計算ができる構造計算プログラム
【軸組工法】
@kizukuri(塔屋を4階として計算、手計算で補足)
A木三郎4(ルート3可能)
BASCAL
CEXCELで手計算(規模の制限なし)
DFAP-3とMED-3(規模の制限なし)
【2x4工法】
@kizukuri-2x4(塔屋を4階として計算、保有水平耐力計算は手計算)
A2x4壁式3(ルート3、混構造可能)
BEXCELで手計算(規模の制限なし)

木造4階建てに軸組工法が多いのは、ルート2の審査ができる審査機関に提出すれば適判の必要がないからである。壁倍率7倍を上限としてkizukuriで計算している人が多いらしい。
2x4工法になると保有水平耐力計算が必要になり、適判にまわるので、ハードルが高いようだ。
木造の構造計算プログラムの内容では、東京デンコーが他社を大きくリードしているが、多くのユーザーはkizukuriのレベルで止まっている。ユーザーは、このレベルを超えたくないのかな。

posted by TASS設計室 at 17:04| 構造計算プログラム