東京と大阪で、ビルの改修工事の設計の需要が高まっている。
耐震診断と補強設計が絡むので、構造設計者主体の設計になる。それらの建設会社は一級建築士事務所を登録している会社や、登録していた会社があるが、構造設計者がいないため、受注業務とのミスマッチが生じていた。はっきり言って無理だった。
定年後の現場の所長を管理建築士にしている会社もあるが、飾りものになっている。構造設計者は、新築は設計できるが、改修工事になると手が出ない人も少なくない。営業段階の企画立案を行い、概算工事費を出すことができないと先に進まない。
見栄えの良いプレゼンテーションを行うより、的確な提案を行うことである。
2023年03月18日
ビルの改修工事の設計
posted by TASS設計室 at 21:03| 構造設計