基礎梁成を低くすることだけを考えると、かえって無駄な設計になる。現場から山留について意見が出ると、一生懸命に山留を浅くしようとする。塔状比が4を超え、高さ30mを超えるRC造で、梁成を2.5mや2.7mにしたいという。ダメな計算を行い、比較して見せ、現場と話しをさせる。
高さ15m程度の建物でも、建物の高さの5%程度の梁成は必要である。
基礎梁にヒンジができると、保有水平耐力が上がらないことを理解してもらう必要がある。
2023年03月16日
基礎梁ヒンジを理解する
posted by TASS設計室 at 14:37| 構造設計