設計者は図面以外の情報があり、総合的に判断するが、現場は図面だけが頼りである。
だから図面を隅から隅までよく見ているが、全体を俯瞰しているかといえば、そうでもないことがある。
平面図と断面図は一緒に見て役に立つものであり、図面を職人に渡す際も、そのことを意識させる。
途中まで完成しないと全容が理解できない人もいるので、順を追って作業させる。
1枚の図面に平面と断面を描くことがよいが、A3サイズの図面では小さすぎる。だから現場ではA1の図面が多用される。A1で縮尺1/50、部分的に 1/20あるいは 1/10とすると見やすい図面になる。
2023年03月15日
現場が最もよく図面を見る
posted by TASS設計室 at 08:51| 閑話休題