2023年03月14日

旧耐震の鉄骨造

旧耐震の鉄骨造は溶接に不安がある。完全溶け込み溶接が不完全で、隅肉溶接ののど厚が不足しているものが見られる。梁の接合部も、保有耐力接合になっていないものもある。結局、接合部の調査がポイントになる。
超音波探傷試験を行ったら、ほとんど全滅の建物があった。
接合部がしっかりしていれば、耐震性はそこそこある。
posted by TASS設計室 at 23:19| 耐震診断