建築設計の仕事を細かく分類すると
@企画設計、営業設計、プレゼンテーション、概算見積り(基本構想)
A基本設計、積算(設計)
B確認申請(代願)
C詳細設計(詳細図作成)
D構造設計
E構造図(プレカット図)
F杭、地盤改良の設計(サブコンの設計)
G設備設計
H施工図(コンクリート施工図)
I製作図(鉄骨、カーテンウォール、ALCなど、サブコンの設計)
@からCが意匠設計、DからGは構造設計と設備設計、Hは施工図専門の設計、Iはメーカーの設計である。
意匠設計者は営業段階でエネルギーを使い切ってしまっているようだ。
建築士の資格が必要とされるのは、AとBとDとGである。Fは内容を確認し、構造設計者が記名している。
Gは5,000uを超えると設備設計一級建築士の資格が必要になる。Dは構造計算ルートがルート1なら構造設計一級建築士は必要ない。
木造専業の設計者は、詳細設計を行わず、@からB迄で、EとFは業者任せである。HやIは見ている人は少ないだろう。
技量が高まらないわけである。@からIまで、ひと通り目を通そう。そのうち理解できるようになる。
2023年02月28日
設計の仕事を細かく分類すると
posted by TASS設計室 at 14:59| 建築士