べた基礎は、図心と重心のズレを考慮して接地圧を求め、転倒時の接地圧も計算する。
一貫計算では出来ないので、エクセルで計算することになるが、そのシートは使いまわしができる、
基礎の接地面積は外〜外の面積にする。二方向の偏心を考慮すると、接地圧がけっこう大きくなることがある。
一貫計算では外周部の梁の外面までを考慮することができるものもあるが、木造の構造計算プログラムでは通り芯で囲まれる面積にしているものが多い。
地盤改良を行う場合、業者は平均接地圧で検討してくるが、それでは不足することがある。改良体の間隔を調整し、改良後の地耐力を必要地耐力に合わせることもできる。数字の遊びになってしまうが、計算上は、こんなこともできる。