現場監督が持つべき資格として建築施工管理技士という資格がある。ところが、特に鉄筋工事の管理ができる現場監督は少なく、配筋を見ても分からない人が多数いる。建築施工管理技士に構造管理の資格を上乗せする必要がある。現場の鉄筋工の職長が持つ、鉄筋技能士の資格のほうが頼りになる。
鉄筋を理解するには、計算することは切っても切れない関係にある。何と言っても構造力学とRC規準でしょう。
施工管理で重要なところは、躯体工事、仮設工事、防水工事である。
僕が一級建築施工管理技士の試験を受けた時は、防水に関して記述する問題が出た。第1回目の試験で、新発売の資格が出来たから取りに行こう、というノリで現場の所長や副所長と一緒に受けに行った。