構造計算を行うとき、何から手をつけるだろう。
@荷重拾い
A二次部材の計算
B一貫計算
エスキースの段階で計算するので、僕は荷重拾いや二次部材は大雑把に想定し、いきなりBでアタリをつける。
意匠図が出来上がってきてから@とAをまとめ、Bに戻る。
自分で意匠設計も行う場合は、@はメモ程度にして、AとBは平行作業にする。意匠図が出来たら、構造設計は終わったようなものである。
構造図を自動作図する場合は、計算結果が直ぐに構造図になるので、計算→構造図→意匠図の順である。
計算作業はBUS-6とKT-SUBを立ち上げておき、行ったり来たりする。
複雑な形状の場合は、小梁の計算も一貫計算に入れてしまうことがある。両端をピン接合にして任意の軸に配置する。このようにすると、荷重拾いの煩わしさがない。
小梁に対する積載荷重は大梁とスラブの平均にすることもある。
2023年02月11日
構造計算は何から手をつけるか
posted by TASS設計室 at 09:52| 構造設計